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「うちは大丈夫なのか」 200件の出荷契約 用水路・通学路も 放射性物質に汚染砕石
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120117/trd12011700580001-n1.htm
2012.1.17 00:54 産経新聞
放射性物質に汚染された砕石を出荷した「双葉砕石工業」は16日、問題の石が計19社に出荷されたと明らかにした。経済産業省によると、これらの会社は関連業者と計約200件の契約をしており、実際に建築物などに使用されたか、確認を急いでいる。
双葉砕石工業によると、供給先は道路工事などを請け負う工務店17社と生コンクリート業者2社の県内の計19社。生コンクリート業者によると、戸建ての一般住宅でも使用しているほか、二本松市立旭小学校付近の道路など3カ所でこの石が使われたことを確認した。道路は測定の結果、放射線量は低かったという。
生コンクリは1時間半で固まり始めるため、汚染コンクリは主に二本松市と本宮市の周辺50キロ圏内に出荷されたとみられる。
「うちは大丈夫なのか」。県内の住宅メーカーには問い合わせが殺到している。大東建託福島支店の担当者は「4月分の住宅で使用したかはまだ確認中」と対応に追われている。
福島県企業立地課などによると、計画的避難区域内で原発事故以降に稼働していたのは浪江町の採石場だけといい、県は土管などのコンクリート製品に加工され、遠方に出荷された可能性は低いとみている。
◇
■大谷浩樹・首都大学東京准教授(放射線計測・防護学)の話「コンクリート内に練り込まれた放射性物質を除染することは不可能に近く、建物を取り壊すことが一番確実。土台を撤去する際には、周囲に汚染されたほこりが飛散しないように注意しなければならない。ただ、取り壊しが難しいのであれば、1階の部屋を常時空室にして床に鉄板を敷き詰めれば、2、3階は問題なく住むこともできる。1階室内の毎時1マイクロシーベルト前後の放射線量は、住民に放射線による健康被害がただちに出ることはないレベル。しかし、将来的な発がんの可能性などを考えると年単位での長期間の被曝(ひばく)は避けた方がよい」
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