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警戒区域の野生化牛 筋肉被ばく、血液の20〜30倍 (河北新報) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/244.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 1 月 15 日 16:47:34: igsppGRN/E9PQ
 

警戒区域の野生化牛 筋肉被ばく、血液の20〜30倍
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120115t15004.htm
2012年01月15日 河北新報


 東京電力福島第1原発から半径20キロの警戒区域内で野生化した牛の筋肉に蓄積された放射性セシウムの濃度は、血液中の20〜30倍に上ることが、東北大加齢医学研究所の福本学教授(病理学)らのグループの調査で分かった。大学は2012年度、調査牛の臓器や血液などを冷凍保存した「組織バンク」を整備。グループは今後、どの臓器に放射性物質がどれだけ蓄積するのか詳しく解析し、人体の内部被ばくの研究に応用していく。
 調査は昨年8月下旬に着手。これまでに殺処分された88頭の牛を所有者の同意を得て解剖し、内臓や筋肉、血液に含まれる放射性物質を調べた。
 その結果、血液から1キロ当たり60ベクレルが検出された牛のモモから1800ベクレルが測定されるなど、骨格筋に20〜30倍の濃度で放射性セシウムが蓄積していることが確認された。舌や肝臓などの臓器は血液濃度の約10倍だった。蓄積が心配されていた甲状腺ではほとんど測定されなかった。
 また、ガンマ線を放出する「放射性銀」は肝臓に、化学毒性が強い「放射性テルル」は腎臓に、それぞれたまっていた。牛の胎児の各臓器に蓄積した放射性セシウムの濃度が、親牛より1.3倍ほど高いことも分かった。
 こうした臓器などを多くの研究者に活用してもらおうと、加齢医学研究所内に組織バンクが新設される。12の臓器などを冷凍保管する。精子と卵子も凍結保存し、人工授精して生まれた子牛の遺伝子に影響があるかどうかも検証することにしている。
 研究グループは昨年6月発足。現在は東北大のほか、山形大、新潟大、宮城大、日本遺伝子研究所などで構成する。
 研究成果は、同じように筋肉や臓器を持つ人体の内部被ばくを考える上で役立つという。福本教授は「内部被ばくの多角的な評価はこれまでなく、事故から学ぶことが大切。3月までに300頭を目標に調査を続け、12年度以降に多くの研究者に材料を活用してもらえるよう体制を整えたい」と話している。


牛体内の放射性物質の蓄積状況
http://www.kahoku.co.jp/img/news/201201/p011503x0a300003_01yaseiusi.jpg

 

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コメント
 
01. 2012年1月15日 17:35:44 : wf1anYf2L6
だから何なんだろ?
500円貰ってるの?

02. 2012年1月15日 20:06:25 : UEwGm8NDdc
01

キミは500円貰って書いてるの?


03. 2012年1月15日 20:54:26 : QWRUd5cPfI
パンダジェフスキー博士がラットを使って行った動物実験では、放射性セシウム137は、心臓(2500Bq/kg)、次に肝臓、脾臓、の順で集積し、それに比べると肝臓400Bq/kg、体組織300Bq/kgにすぎない。
野生牛の研究から心臓を除外したのは、何故か。そこに何らかの作為があるとしたら
大変遺憾なことだ。日本には科学者の名に値する研究者はいないのか?

また、同じパンダジェフスキー博士の研究から、特に子どもにおいて甲状腺に1200Bq/kgの、他の臓器、骨格筋とは桁違いの放射性セシウム137の蓄積が認められている。子どもの場合、骨格筋は700Bq/kg(これでも成人の400Bq/kgと比べると非常に高い値となっている。)であるから、その1.7倍になっている。類推によって、安易に野生牛の結果を人間に適用することは厳に慎むべきだろう。


04. 2012年1月15日 21:49:34 : QWRUd5cPfI
>>03誤り訂正
X次に肝臓、脾臓
○次に腎臓、脾臓

05. 2012年1月15日 23:13:45 : FEC1zKK4NY
このような重要な調査・研究は、真摯で真面目な研究者だけをメンバーに
取り組んでほしい。1人でも御用学者を入れてはいけない。

内部被曝の実態はあまりに調べられていない、放射性物質ごとの体への
蓄積状況とその影響はまともな国民は皆知りたがっている。健闘を祈る。


06. 2012年1月18日 02:32:35 : RL04qlwhH2
研究自体は、虚偽の内容でなければ利用対象として蓄積になる。
内部被曝計測は非常に困難なので(α線、β線に至ってはほぼ不可能)、血液と内臓の濃度の関係についてのデータが増えることは悪いことではない。
ただ、上のコメントにあるように、なぜ心臓がないのか。
それと「蓄積が心配されていた甲状腺ではほとんど測定されなかった」とあるが、これは、報道側が心配したというだけのことなのか。甲状腺に濃縮されるヨウ素131は半減期8日で、「蓄積」が測定できるはずがない(しかしDNA損傷などは残る)。研究者がこんな「心配」をしているとしたらわけがわからない。

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