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2012年 1月 14日 11:21
小倉文三
あと5基になったが、停電しない(原発)
四国の「原子力の灯」は消えた
昨夜11時50分、伊方原発2号機が定期検査のために停止した。これにより、四国の「原子力の灯」は完全に消えたことになる。また、国内の商業用原子炉54基の内49基が停止し、北海道、関西、中国、東京電力の5基しか稼働していないことになる。このままの流れで行くと、4月末には日本の原発は54基すべてが停止することになる。
原発は、「四国の電気の4割を占める」と言われてきたが、伊方原発が3基とも停止したのに、なぜか、四国に電力不足は起こっていない。そもそも電力は余っていたのではないのか。電力会社の発電能力はベールに包まれているとは言うが、どうなっているのか。
四国の発電設備量で見ると、857.9万kWの内、火力―57.8%、原子力―23.6%、水力―17.1%、自然エネルギー―1.5%である。原子力は、23.6%を占めているが、必ずしも必要なかったということではないか。電気事業法の「総括原価方式」では、資産に一定の報酬率(四国は3%)をかけた金額を電気料金に転嫁できるので、発電所を造って資産を増やすほど、電力会社は儲かる仕掛けである。電力会社の儲けのために、日本に原発が54基もできてしまったのではないか。そのため、日本国民は、世界一高い電気料金を払わせられ続けてきたのではないか。
野鳥はどこに行った?
毎年この季節、私が畑に出ると、必ずと言っていいほど、山からジョウビタキが出てきて、私の畑仕事を見守ってくれている。しかし、今年は、彼(ジョウビタキは雌雄で色が異なる)は出てこない。家の庭にも、この季節には、メジロ、ヤマガラ、ツグミなどの野鳥が来ているはずなのだが、今年は、なぜか、見かけない。野鳥に詳しい友人に問い合わせると、今年はどこもかしこも野鳥がいないのだという。大型の鳥はいるのである。小さな鳥がいなくなっているのである。それで、今年が例年と違う理由を考えたら、昨年3月11日の福島原発事故に行きついた。渡り鳥ばかりでなく、留鳥もいない。
小倉文三記者のプロフィール
2007年5月からJanJanフィールドに参入しています。2011年12月末までに、「ニホンオオカミ『もどり狼』問題の真相」(上)(中)(下)、「南京事件フォト紀行」(1)−(9)、その他合計すると280本の記事を書きました。「自然生態系の保全」にこだわりがありますが、記事のテーマは森羅万象、多岐にわたっています。「徒然なるままに・・・そこはかとなく」南国土佐より情報発信しています。
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HP: http://www.kcb-net.ne.jp/narijun
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