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場所探し、暗礁に 千葉県のセシウム含む焼却灰保管
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012011390103909.html
2012年1月13日 10時39分 東京新聞
放射性セシウムを含むごみの焼却灰問題を受け、千葉県が乗り出した一時保管場所探しが、暗礁に乗り上げている。県は我孫子、印西両市にまたがる手賀沼終末処理場を関係自治体に打診したが、両市が反発。他の関係自治体も両市の立場を気遣い、県の提案を強力に後押しするわけにもいかないでいる。代替案もなく「この案で調整を続けていくしかない」(県担当課)というが、打開のめどは立たない。 (横山大輔)
県と両市のほか、柏、松戸、流山の関係五市は、昨年十二月二十二日と一月五日に、副市長クラスが集まり協議を実施。だが、我孫子、印西両市は提案を受け入れられないとの姿勢を鮮明にした。両市以外の三市は「早く決めたいが、我孫子と印西の立場を考えると発言しにくい」と頭を抱えている。
「総論賛成、各論反対になってしまっている」。ある関係者は両市の反発に戸惑いも見せる。そもそも県の提案は、東葛地域で通常の埋め立て基準(一キログラム当たり八〇〇〇ベクレル)を超えるごみ焼却灰が発生したことを受け、五市などが八月末に「市の手に負えない」と県に解決策を要望したことに始まった。
県が同処理場を選んだのは、放射性物質を含む汚泥がここでも発生しており、この保管を含めても敷地内に余裕があるからだった。
だが、提案が表面化した十二月、我孫子市議会は「すべての焼却灰の保管場所とすることは断固、拒否する」と全会一致で決議した。同市の焼却灰のセシウム値は現在、基準を下回っており、通常の埋め立てもできている。にもかかわらず、他の自治体からの灰を全部受け入れるのは納得がいかないというわけだ。
問題が長期化しそうなことを受け、柏市は再度、市内に保管場所の候補地がないか検討を始めた。五日には南部クリーンセンターが灰の保管場所がなくなったことから稼働を停止している。
市担当者は「前にも候補地は検討したが見つからなかった。とはいえ、できる努力はしたい」と焦りを隠さない。
五日の協議では、再度、協議の場をつくることでは一致した。ただ、次回会合の日程は決められなかった。
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