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特集ワイド:被爆医師は今も闘う 死ぬほどだるいと訴える全身衰弱「ぶらぶら病」、福島で出ても不思議はない (毎日新聞) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/196.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 1 月 13 日 13:03:01: igsppGRN/E9PQ
 

特集ワイド:被爆医師は今も闘う 死ぬほどだるいと訴える全身衰弱「ぶらぶら病」、福島で出ても不思議はない
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120112dde012040014000c.html
毎日新聞 2012年1月12日 東京夕刊


 ◇私のどこが悪いんだ、開き直りがずっと根底にあるんですよ

 放射性物質が広範囲にまき散らされた東京電力福島第1原発事故。内部被ばくの健康影響が懸念されるなか、広島・長崎の原爆ではどうだったのかにも関心が高まっている。広島で被爆した医師で、「原爆ぶらぶら病」の患者ら6000人以上の被爆者を診察してきた肥田舜太郎さん(95)を訪ねた。【宍戸護】

 「内部被ばくは広島・長崎の時からあったのです」。昨年12月、横浜市港北区のホール。「福島第1原発事故と内部被曝(ひばく)について」と題した講演会で、肥田さんはよく通る声でこう話した。「原爆(ピカドン)が落ちた日には広島・長崎におらず、数日後に家族を捜しに入った人たちが、理解できない形で死んでいった」。普段つえをついて歩く肥田さん。約2時間も机の前に立ち続け、熱弁を振るった。

 肥田さんは1944年に広島陸軍病院に赴任した。陸軍軍医中尉だった45年8月6日、爆心地から約6キロの広島市東区(旧戸坂村)で被爆。その日のうちに爆心地近くまで往復し、その後、周辺で負傷者の救援治療にあたった。やけどを負った人の数があまりに多く注目されなかったが、原爆投下後に市内に入った人たちが奇妙な死に方をするケースも相次いだという。

 ある女性は、夫を捜しに、原爆投下1週間後に広島入りし、焼け野原を1週間捜して夫と再会した。しかし重症者の介護を手伝っているうちに、熱が出て紫斑が体に現れ、髪が抜け落ち、吐血して亡くなった。

 肥田さんたちはその経験を通し、「入市被爆」という考え方にたどりついた。「内部被ばくなんて言葉はまだありません。市に入って被爆したので入市被爆と呼びました。どういう理屈で亡くなるのか、全然分かりませんでした」

 入市被爆者には間もなく亡くなった人もいれば、体調不良を抱えながら生き続けた人もいるという。

   ■

 肥田さんはその後、組合活動を始め、1950年に東京都杉並区で開院。のちに埼玉県に拠点を移し内科医を務めながら、被爆者らで作る日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の原爆被爆者中央相談所理事長も79〜09年まで務めた。

 その間「被爆医師」のうわさを聞きつけた被爆者が肥田さんに相談に来た。患者が訪れるのは決まって夜の閉院前。受付では「被爆者」と名乗らず、診察室で患者の雰囲気を察した肥田さんが人払いをするのが常だった。肥田さんの共著「内部被曝の脅威」(ちくま新書、05年出版)でこう書いている。

 <被ばく者は一時、生命保険への加入を拒否された時期があり、結婚、就学、就職などの人生の節目に不当な差別を受けたものは数知れない。これは二世、三世の時代まで引き継がれ……>

 社会の底辺で不本意な人生を歩まざるを得ない被爆者を多く見てきた肥田さんは「入市被爆」の医学的なメカニズムをずっと探し求めた。原爆投下から約30年後、米国人研究者による内部被ばくの論文に偶然出合った。米国の核実験で入市被爆者と同じ症状を示す人々が多数存在することを示す内容に、「目からうろこ」が落ちる思いがしたという。それらの論文を翻訳し、国内外で内部被ばくの危険を訴え続けてきた。

   ■

 肥田さんは横浜の講演会で、原爆の直接被爆を免れた人が数年後、座っていられないほどのだるさを訴える「原爆ぶらぶら病」について語り始めた。

 「血も出ていない、頭の毛が抜けるでもない、目に見える被害は何もないのに、死ぬほどだるいと訴える人がたくさん出てきた。診察してもどこも悪くない。サボっているように見られて、患者の家族が『ぶらぶら病』と名付けたのです」

 ぶらぶら病は、被爆前に健康だった人が病気がちになり、体がだるくて根気が続かずに仕事を休みがちになる。医師が検査しても、異常がないと診断され、仲間や家族からは怠け者のレッテルを貼られた人も少なくないという。

 講演会後、肥田さんはこう補足説明してくれた。

 「簡単に言えば全身衰弱状態。本人の訴えしかなくて、今の医学の範疇(はんちゅう)には入ってこないから、医師から見れば、病気じゃなくノイローゼ扱いになってしまう。最近、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)の研究者に聞いたら、『放射線疲れ』という言葉があるというのです。原発事故で放射線にあたった人が、くたびれてかったるいということから、その名がついたそうです。私から言わせれば、福島でこれらと同じ症状が出ても何ら不思議ではない」

   ■

 原爆の放射線が人体に及ぼす長期的な調査は1947年にトルーマン米大統領の指示で設置された米国の原爆傷害調査委員会(ABCC)が始め、75年には日米両政府で管理運営する放射線影響研究所(放影研=広島市、長崎市)に移管された。その研究結果は国際放射線防護委員会(ICRP)の放射線影響評価にも反映されている。放影研は現在、福島の住民の健康調査に関わっている。

 主に外部被ばくについて研究しているこの調査は、一部研究者や被爆者団体から「被ばくの影響を低く見積もっている」とも指摘されている。肥田さんは広島・長崎の原爆被爆者の内部被ばくが本格研究されなかった背景についてこう考えている。「戦争中は人を殺しても罪にはならないが、戦争後も原爆の影響で、人がずっと死に続けることを認めれば、非人道的兵器として原爆の存在そのものが危うくなる。各国が内部被ばくを認めたがらない根本はそこにあると思うのです」。「原爆ぶらぶら病」も放射線との因果関係は認められていない。

 原爆症認定集団訴訟の証人として内部被ばくについて述べた肥田さんは、生涯被ばく100ミリシーベルト未満ならば健康影響は不明という研究結果にも疑問を持つ。自分が長年診てきた、生身の被爆者とあまりにもかけ離れているからだ。

 別れ際、肥田さんはポツリと言った。「私は戦争や原爆で偶然生き残った身に使命を感じ、たくさんの被爆者のために、他の人が黙って頭を下げてきた占領軍や日本政府とけんかしてきた。私のどこが悪いんだという開き直りが根底にずっとあるんだよ」

 右手でつえをつき歩き始めた後ろ姿を長らく見送った。


 

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コメント
 
01. 2012年1月13日 13:47:06 : gzMVniac0g
今の段階でぶらぶら病の兆候がフクシマで無いとうことは、この先も心配することはないということをこの医師の言葉から理解できる。

02. 2012年1月13日 14:02:26 : 4nlgJOi4zw
 01>>のコメントに対して。

 記事本文のどこの部分を読んで、01のようなコメントになるのでしょうか?ぶらぶら病の症状は、直接被爆を免れた人たちが数年後に症状を訴えていると書かれているではありませんか。福島では事故後まだ1年も経過していません。
 内容を読まずにコメントするのはやめてください。お願いします。


03. 2012年1月13日 14:59:03 : GfvvqFpzSg
◎2012.1.12(木)ニュース解説 眼 中間貯蔵施設はどこに

http://www.youtube.com/watch?v=Rl2szFF25dw


04. 2012年1月13日 16:23:56 : v4mSpBb7pg
放射線被曝障害というのは軍事医科学の分野でしかない。
当然、日本の医療機関はそれに対しての治療情報を共有してはいない。
そうした患者が出たとしても医療期間は、何の対応策もとれないに等しい。
長年の属領政策下では、医療体制として現状を掌握する状況にないわけだ。

肥田医師の見解は、いわゆる異端者のものとしてしか評価されないであろう。
まず御用学者は認めない。認めないから誤用学者でいられるわけだ。

患者が個別にあれこれ自分の症状を訴えたところで、現状では何の手立ても取れないのが現状であろう。
そこで情報のない医者にしつこく訴えていると、医師は返答に窮して腹立ち紛れに「まともな対応をしなかったり、ひどい言葉を投げつけられて」患者は戸惑うことになる。

御用学者の見解しか通用していないのが、現在の日本の医療だ。
このことを患者は考えておくべきだ。
治療を受けたにしても、適切な情報がなければ放射線被曝障害はなんら改善はしない。
症状が出たら二の後のいわずに、とにかく安全地帯へ逃げろということだ。
放射線被曝障害の出る環境に居続けていれば、絶対に回復は望めない。
今後「ぶらぶら病」が、未曾有の国民病にならないことを願うばかりだ。


05. 2012年1月13日 17:52:50 : E7ZPPZeQEy

ただちに影響はありません by 枝野


06. 2012年1月13日 20:01:47 : txKoq6KBVw
郡山のクリニック・・少量被曝は天使のほほえみ。今後、福島県ではがん患者が減少する。少・・・福島県は日本一の健康ランドとして人が集まってくる。

http://e.oisyasan.ne.jp/asahi-cl/topics/radi.html

無知なのか馬鹿なのか確信犯か


07. 恵也 2012年1月13日 20:07:47 : cdRlA.6W79UEw : ScSKLzg3sA
>>04 放射線被曝障害というのは軍事医科学の分野でしかない。

軍事にしたものだから、原爆の後5年間のまともな統計などが集めれなかったようだ。
被曝者のその間の症状や具体的な治療法もすべてアメリカに持って行かれてしまった。

その時のアメリカの召使になったのが放影研の連中だからね。
まともな調査をやっていれば原爆ぶらぶら病も詳細に判ったろうに・・・


08. 2012年1月13日 21:51:11 : GDnBhx5plE
俺も放射線被曝障害は怖いと思っている。特にガンや、白血病は恐ろしい病気だ。
しかし、原爆ぶらぶら病というのは、イマイチよく分からない。本当にそんな病気があるのだろうか?

放射能汚染にまつわる病気で、福島原発事故が起きる以前にも、そんな名前の病気は聞いたことがない。昔から、そんな病気があったのだろうか?
ガンや、白血病などとは違って症状も曖昧だし、あくまで心因性によるものではないのだろうか。勿論、将来的には、重篤な病に発展する可能性も否定できないが・・・

しかし、肥田舜太郎医師は、広島で被曝したにも関わらず、95歳という長寿で、今でも、バリバリ元気で活動しておられる様だが、やはり日頃の行いが良かったからだろうな。


09. 2012年1月14日 02:06:05 : i355Ixu24I
08へ
検索してみな。事故以前の記事がわんさかでてくるよ。
あんたが無知なだけ。何を自分の無知を自慢して、嫌らしく、この投稿を否定してんだ?最後の分が陰湿だな。

10. 2012年1月14日 05:09:33 : CAgLtiVGtM
>>06

無知で馬鹿で確信を持っているようです。
ついでに言うならフクシマの希望の星です。フクシマに留まっている県民のために末永くフクシマで医療活動を続けてほしい。儲かることでしょう。


11. 2012年1月14日 09:00:01 : FTSLAlD9uc
「シドニーおちんのこれが今の精一杯、そこらへんのちょっと変わった人達から聞 いた世界の話」
っていうブログに書いてあったこと
物理学者のじいさんが
「こんな放射能汚染で避難しない日本人にびっくりしまくり
 でもこの汚染が本当なら今頃は白血病だらけのはずなのに
 日本人にはすごい能力があるのか、とまたまたびっくりしまくり」
欧米の科学者の常識ではここの方々がおっしゃる通りに
避難しないと大変なことになっているはずのようです
でももうとっくになっているはずだそうです
病院が病人で溢れているはずだそうです
イスラエルとイランの話も面白かったのでぜひご一読を
ちなみに日本は戦火を免れるそうです
海外移住をお考えの方はあっちは止めた方がいいです。
 

12. 2012年1月14日 16:47:08 : ci376Hf9Aw
数年経っても白血病がでなければ、日本人の遺伝子凄しということになると思う(そうであって欲しい)。ぶらぶら病は別の話。

13. 2012年1月14日 18:54:34 : GDnBhx5plE
>09

無知?陰湿? 貴様にそんなこと言われたくねーよ。カスが!!

俺の疑問に納得できる回答してみろ。タコ!


14. 2012年1月15日 11:36:29 : ABXrZyIDDk
13へ

厚かましい奴だなー。なんで、カス呼ばわりされてお前の為に俺が時間を割かなければならんのだ?

お前は、俺に無知を指摘していただいてありがとうございますって、お礼をいうのが筋だろう?

ちなみに、読者の皆さんはブラブラ病で検索してみてください。たったそれだけで、この無知で陰湿で厚かましくて礼儀知らずが、いかに適当に肥田舜太郎医師を貶めているか良くわかります。


15. 2012年1月15日 20:35:27 : lYYABM4Zi2
13へ
厚かましい奴だなー。なんで俺がカス呼ばわりする失礼な奴の為に時間を割かなければならないんだ?

お前が、無知で、陰湿で、厚かましく、礼儀知らずな奴でなければ、俺に無知を教えてくれてありがとうと礼を言ったら教えてやらんでもないがな。

読者の皆さんは、ぶらぶら病で検索してください。いかに適当に嘘をならべて08が肥田舜太郎医師を貶めてるかよくわかります。


16. 2012年1月15日 20:40:48 : GDnBhx5plE
>14

おい、鼻糞!

ブラブラ病の何たるかも説明できんくせして、俺に偉そうに説教なんかするなや!

ボケが!!てめえのチンカスほどの大きさの脳みそでは度台無理な話だろうけどな!

寝言は布団の中だけにしとけや!カスが!!


17. 2012年1月15日 20:43:27 : GDnBhx5plE
>15だったよ!!↑

18. 2012年1月16日 17:22:59 : 4nlgJOi4zw
>>16 ブラブラ病に関して
 
 放射線被爆による ブラブラ病は、かなり昔から言われています。また、その症状についても詳しく記述されています。16さんがご存じないだけではないでしょうか。あまり品のない言葉で誹謗されることは、あなたの主張している内容の信憑性を疑わしめて貶めるだけでしょう。少し冷静にコメントしてください。14さんの主張に賛同します。

19. 2012年1月17日 00:20:07 : GDnBhx5plE
>18

あんたのコメントは、カスの09・14・15に比べたらまあ、許せる範囲内だな

別に俺のコメント内容の信憑性なんて、どうでもいいんだよ。

あくまで、疑問形で出してたわけだからな。それを09のカスが、ヤヤ入れるから
悪いんだよ。

>14・15

おい、鼻糞!俺がいつ嘘を並べて、肥田舜太郎医師を貶めたんだよ!

「肥田舜太郎医師は広島で被爆したにも関わらず、95歳という長寿で、今でも、バリバリ元気で活動しておられるようだが、やはり日頃の行いが良かったからだろうな」

この文のどこが陰湿で、肥田先生を貶めていることになるってんだよ!!

被爆者の為に、生涯を賭けて尽力している= 日頃の行いが良い

全然、間違ってねーじゃねーか!!お前、日本語読めるのかよ?

お前が勝手に、ひねくれた解釈して陰湿だと騒いでいるだけじゃねーか!

そういうのを、”ゲスの勘ぐり”って言うんだよ。

日本語もろくに読めねえ、お前はやはり脳が足りねえんだよ!!


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