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町田の懇談会で深刻な健康相談が相次ぐ報告。医療機関のひどい対応。悩みぬく母親達。
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2012-01-11 12:16:24 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」
健康被害を懸念する町田市のおかあさんたちのグループが、十二月におこなった健康被害の相談会のまとめです(一部略)。まとめたお母さんが、たまたまいらした和歌山の講演会場でも大要を報告されましたが、この内容がメールで届いたので、伝えておきます。健康被害の報告を全国のいろんな場所で聞いている僕にとって、これを隠蔽する人々との闘いは続きます。というか、こうしたことを、認めないということが如何に理不尽なことで、政府も自治体も、医師も専門家も、本当に人間の良心のかけらもお前達には存在するのか?と疑問に思います。ありえません。
一番、きつくなっているのは、お子さんの症状がひどくなっていても、医師がまともな対応をしなかったり、ひどい言葉を投げつけて、彼女達が相談先がなくなっている現実です。ひどい状況を抱え続けて、それをまわりに投げかけられない、公にできない状態に置かれている人が首都圏でも多くなり始めている現実があると言われます。ぼくもこのような状況は、感覚的に理解できます。こうしたことを放置せずに声を上げる状態を作るべきと僕は思います。
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「子どもと未来をつなぐ会」健康調査報告(12月末の報告)
「福島第一原発爆発後から下痢、血便が止まらない。全身検査、異常なし、原因不明。あとは心療内科へ」と言われ「死ぬんじゃないか」と塞ぎ込む思春期のこども。
「福島第一原発爆発後から幼児から血便が止まらなく、埼玉県から沖縄県に移住し、6ヶ月後やっと血便が治まったので、埼玉県の自宅に戻ったら、3日後再び血便。医師にも相談したが解決法なし。」と幼児のお母さん。
「福島第一原発爆発後から下痢、嘔吐、爪はがれ、咳、口内炎、おでき、起き上がれない程の倦怠感、全身検査異常なし。周囲には理解されず、自分自身の体の中で何が起こっているのかも分からず、孤立と不安」と30歳代女性。日々深刻な訴えが絶えない。
健康調査を始め2ヶ月間で、123名の事例が届き、症状だけでも106例ある。
皮膚の異常38名、 咳痰が続く35名、 鼻の出血34名、 目の異常25名、 消化器系の異常17名、 口内炎16名、 喉の異常16名、 感染症が続く16名、 倦怠感15名、 頭痛10名、 心臓の異常7名、 血便血尿7名、 おもらし膀胱の異常7名、 爪の異常6名、 死産流産6名、 紫斑あざ5名、 甲状腺の異常3名、 生理不順3名、 発育不順3名など、ひとりひとりの具体的な症状と悩みに背筋が凍る毎日。
それぞれが医療機関で診察を受け「ストレス」「気にしすぎ」「首都圏で放射能の影響なんてありえない」との医師の言葉にみな愕然。
「全日本民医連の医師団と市民による健康懇談会」を昨年12月4日町田市真光寺市営住宅集会所にて開催。医療関係者23名、おとな98名、子ども40名が関東各地から参加し、話し合った。
市民側は、症状を書きとめ、訴え続けること。
医師団側は、全国各地の民医連の病院にて健康調査、疫学調査の実施を約束。
コーディネーターを努めた小森陽一東京大学大学院教授はこの懇談会の意味を
「 1、東日本全体に広げてゆく良い出発点になった。
2、話し合うことで解放され、国、自治体を変えることにつながる。
3、これまでの被曝者たちが生命を犠牲にして残してくれたものが、今つながっている。それを子どもたちに伝えていく必要がある。」とまとめた。
「子どもと未来をつなぐ会」http://ameblo.jp/kodomotomirai/entry-11069157525.html
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