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今は放射線健康被害が表面化する時期では!?
2011年3月11日の東日本太平洋沖地震からやがて10か月が経過しようとしています。当初、5年から10年後に各種の癌として表面化すると思われていた健康被害ですが、癌以外にも様々な健康被害として影響が現れることがチェルノブイリ事故の検証から分かりつつあります。比較的早い時期に出てくる症状としては下痢や鼻血などがあるようです。今後危惧されるのは脳血管障害や免疫異常などです。
厄介なのはこれらの症状がいろいろな原因によって発現することです。そのため、放射能の影響だと証明できないまま、伏せられてしまうことが多いようです。実際、日本での広島・長崎原爆とかチェルノブイリ原発事故の影響についてはかなりの程度、因果関係が証明できないために取り上げられていない様子です。
しかし、日本だけでなく世界的に地震の活動期に入ったことが確実な地球に原発は危険極まりない代物です。統計的に優位な増加がみれれば、因果関係は証明されたことになるので、日本においてこそ、低線量被曝の影響をきちんと把握して、その影響を明らかにするべきでしょう。今後10年も20年も待っていたらほぼ間違いなく次の原発震災が日本で起こってしまいます。
体調異常を感じたら黙ってしまわずにそれを訴えるべきです。行政はそういった訴えを集約する機関をきちんと整備する必要があります。現状では保健所でしょうが、医療機関との連携を公的に宣言して取り組むべき時期ではないでしょうか。各個人は自分の行動記録を震災当時からなるべく詳しくつけ、歯とか頭髪を保存するべきです。特に子供は大人の歯に生え変わるときに子供の時の歯を保存しておきましょう。
昆虫や植物、動物については奇形の報告がインターネット上である程度見つかります。以下、その幾つかの紹介です。
1.http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/47029118.html
千葉県木更津で観察された奇形花など。
2.http://www.chernobyl-chubu-jp.org/_userdata/kawata70.pdf
写真はありませんが、スイスの科学イラストレーターによるイラストがあります。世界の原発などの周辺で場所によっては30%ものカメムシに奇形が観察されたとのこと。
3.http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11002457455.html
愛知県在住の方のブログ。南相馬市でメダカの奇形とか、犬、セミなどの奇形写真が載っています。犬、セミについての地域は不明。
4.http://blog.goo.ne.jp/kazudeko/e/5ebf18064457ce3b314a2b5763aec4e9
千葉県柏市在住の方のブログ。植物の異常についてのビデオが載っています。
注目はバラの花の中に別のつぼみがつき、それがまた咲いている部分です。その後にきれいに咲いているバラの花の映像がでてきますが、それは花の異常ではなく分枝の異常のようです。ただし、必ずしも放射能の影響ではない部分もある様子です。
5.http://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/14/1411.htm
植物の世界「奇形花の器官学」というかなり学術的な話。この中に、4.で出てくるバラの花の中からもう一回花が咲く現象について述べられていて、「貫生花」と呼ぶそうです。ただし、その原因については述べられていません。なお貫生花については[次へ進んで下さい]をクリックして表示されるページに出てきます。なお、実を言うと、自分自身もこの貫生花については見たことが結構あります。オブコニカです。もちろん原発事故前で、10年ほど前です。ただ、このことが1から4までで紹介されている奇形が放射能の影響ではないと言うことではありません。更に付け加えると、自分の家では3で紹介されているセミと同様の奇形を持ったゴキブリをかなりの頻度見かけています。こちらは多分結構意味深長な現象です。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<645>>145136
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