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大阪府“経口被ばく”計画書。まけじ、横浜市“放射能埋め立て津波漏出“計画。作為でヒトの口に放射能を押し込むのは、役人か「学者」かそれとも誰か？
ここでは、①大阪府の場合と、②横浜市の場合と。見て、ビックリです。自治体に対して環境省が各地で奨励してるのは、「災害廃棄物安全評価検討会」の「御墨付き」と“入れ知恵“によるもののようですが。
① 大阪府の計画中の、被ばく「シナリオ」が、出されている。
「資料 ６-２」
大阪府の実態に合わせた焼却処理シナリオにおける被ばく線量の試算
http://www.pref.osaka.jp/attach/14724/00087900/dai3kai_siryo6-2.pdf
大阪の労働者・住民に、被ばくさせる計画をしてる。公務員が計画してる。作業労働者には、口や鼻から吸収被曝を賃金で無理強いさせる計画です。外部被ばくだけでなく、「作業者吸入被ばく」、「直接経口摂取」などというものを、やってのけようとしているようです。
「26 焼却灰積み下ろし作業者外部」
「27 焼却灰積み下ろし作業者吸入」
「28 焼却灰積み下ろし作業者直接経口摂取」
見てください
文書の各ペーシ筆頭には、カスれた妖しい計算式がカカゲて！ウヤウヤしくかかげてふりふり、かざしてる！
http://www.pref.osaka.jp/attach/14724/00087900/dai3kai_siryo6-2.pdf
（安心だから被ばくしろヤーとでも言いたいのん。割れ鏡をふりかざして霊振り（タマフリ）を執り行った妖術使い卑弥呼をイメージしてしまったが、卑弥呼がきっと怒るでしょう。）
大阪府の役人は税金おさめてる府民にこれから被ばくさせようとしてる時に、どう説明したんでしょうか？ちゃんと自分の口で？
λｉ=ｌｎ2/Ｔ（1/2）
やら、
Ddirect(i)＝
=Cw(i)・fc,ing・q・ｔ0・ＤFinh(i)・{１－exp(－λi・ti)}/λi・ti
やら！！！
なんのこっちゃ！です。
フ役人は、これ、根拠が説明できるのんか。責任とれるのんか。
ただでさえ放射能が関西へまで運ばれて来てるのに、税金払ってまで被ばくさせられにゃいけない理由がこの妖しいい式で説明つくのでしょうか。
「134Csと137Csの濃度比 134Cs/137Cs＝0.806」などと書いてますがホントでしょうか？どうしてそんなことが言えるんでしょう。適当に見繕ってきた、かってな数字である疑惑をどう否定するのでしょうか。
高崎ＣＴＢＴＯの公開資料では、大阪府の言う数と違います。
「3 月 15 日 ： (Cs134) 6,921,136 (Cs137) 5,644,666 」マイクロ・ベクレル毎立米
だと言っている。
http://www.cpdnp.jp/pdf/111221Takasaki_report_Dec17.pdf
134Cs/137Csの比率は
6,921,136÷5,644,666≒1.226
となる。1.226とは！大阪府の言う数0.806とまったく違います。
大阪府に入れ痔絵した御用は 「0.806 」が御好きの御様子。（ナンデ？）
高崎で観測しても最大の汚染となったこの噴出が関東・東北各地へも放射能汚染を拡散したのでした。【セシウム134Cs】のほうが、多かったらしいのです。莫大量です。どこへ行ったのでしょうか？
半減期の短いほうが短期間にバンバン放射線を出すから危険やデえとエア御用も言うてハったのは、もうカンケーネーのでしょうか。
ついでに福島の原発自体の御膝元の汚染水を見てみましたら、
３月２７日には ２号機から（単位：放射能濃度(Bq/立方cm)）
セシウムCs134 3100000
セシウムCs137 300000
http://atmc.jp/water_plant/
でてました。134Cs/137Csの比率は、31 ÷3≒10.33333・・・
この率10.333は２号機です。
１号機は0.923（3/27）、３号機は(3/26) 0.982でした。
２号機は「特別」のようです。いくらセシウム134Csの半減期が２年余だからもうかなり減衰してるだろうとはいえ、説得力ありません。
とにかくヒトの命と健康に関わることなのに、こんな事実とは別のもったいつけた算式や、事実と違う数字でやるのが、大阪府の役人なのでしょうか。こんなんを信じるフ役人もフ役人だが、・・・あっ、ホンマは自分じゃ信じとらんやも知れんが・・・。
自分らだけはウマイコト逃げおおせる思うとんは確かやな。
②横浜市「環境創造局・資源循環局」 「放射性物質を含む汚泥焼却灰等の処分に関する安全評価検討書」
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/gesui/housyaseibussitsu/kentousyo.pdf
この評価書を適正だと評価したエライ御方々とは、
❶田中知 原子力学会学会長・
原子力安全委員会廃棄物廃止措置専門部会部会長・
東大大学院工学系教授
❷大迫政浩 国立環境研究所廃棄物研センター長・
環境省「災害廃棄物安全評価検討会」委員
❸木村英雄 日本原子力開発機構安全研究センター廃棄物安全研究 グループ研究主幹
文科省「放射線安全規制検討会」委員
国交省「下水道における放射性物質対策に関する検討会」委員
このエライお方々が、こうオッシャイました：
「すべてのシナリオで「めやす」を下回ることを確認した。」
「安全が確保できていることについての「科学的根拠がある」と判断する」１６ページ
原発は絶対安全だとノタマッてた方が、今また、こう言ってるのです。
人類史上最大の産業事故、最大の放射能漏出事故のあとに、今度は放射能汚染された廃棄物も安全だと、委員報酬があるであろう委員会をアチコチで組織なされてる御様子、サゾカシ説得力があることでしょう。
で、どんな計画を立てていたかというと、「被ばく経路」と「シナリオ」なんだそうだ。いわく：
作業による作業員の被ばく
ダストの放射性濃度
吸入摂取と濃縮係数
公衆被ばく（成人、子ども）
事故被ばく
津波などによりすべて海に流出した場合の線量評価
埋め立て地から津波による海への放出
地下水、海水への漏洩
排水処理施設からの余水による被ばく
海産物摂取による経口被ばく
漁網取扱者の被ばく
漁網への放射性核種の移行比
魚介類への濃縮ベクレル
汚染魚介類の年間摂取量
海水面作業者の年間活動時間
海水遊泳者の被ばく線量係数
海岸砂からの被ばく係数
放射能汚染地下水の流速
汚染地下水の土壌分散係数
埋め立て跡地公園の被ばく線量・・・
キリがない。
唯一つ。
作業労働者や周辺公衆や公園の子どもや、漁師や、泳ぐ人、
周辺魚介類を食べるひとや・・・が被ばくしても仕方ないと考えて“いろいろ係数”とやらを編み出してきてるが、
書いてないのは、
考えてもいないのは、畏れ多くも、横浜市の役人サマや御用学者サマがどれほど被ばくするのかのシナリオである。彼らの被ばくシナリオはない。 現場の他人を被ばくさせる“シナリオ“ばかりではないか？
“津波で全部が海にブチまけちゃっても「事故時のめやす」を下回るからオッケーじゃん”、ということらしい。（１４ページ）
津波の高さ予測は
モチロンしてない。
もし汚染埋め立て地に襲来したら、太平洋側の海岸は放射能汚染の泥水まみれに沈むことだろう。
これらの評価のもとは、史上最大の放射能事故（今のところ）してしまったもとの原子力安全委員会などの数字と考え方によるものだ。
「めやす」自体が、彼等のツムギだしたものだ。原発絶対安全、津波は来ないし低い、地震も平気、事故はありえぬ等々と言って来たのと同じ幻の糸をツムイデいるのだろう。
頭の中も数字も、いや、官僚も「学者」も、従来のママなのではないか。
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