http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/803.html
Tweet |
自民は大連立派と主戦論派の二つに割れている。
主戦論派は大連立派の増税後不信任という戦略が破綻している事を知っている。
国民にばれた謀略は謀略ではないからだ。
逆に野田ブーの自公を利用して可能な限り延命するという戦略も破綻している。
その状態を正常化というか整理させるのが不信任案提出であり採決である。
提出が決まった事でまず自公が悩む事になる。
賛成も反対もできるが反対は主戦論派の離党を招き自民を捨てて維新やみんなに合流するかもしれない。
まず無理だが解散に追い込むという大義名分が大連立派を抑えて谷垣が馬鹿でなければ賛成に回るだろう。
戦う姿勢を見せないと引き摺り降ろされるか分裂してしまうからだ。
次に民主だが自民以上に深刻で理屈上は否決の票読みはできなくもないが採決されれば必ず離党者が出る。
野田を信任する事は野田で選挙をする事であり自身の落選を意味する事だからだ。
それでなくても規制委人事や公債法や消費増税法案採決で離党する者が予想される中で野田を信任しても
衆院過半数割れが起こり政権が空中分解するのが目に見えているからだ。
そうなると国民の感情は脇に置き彼らにとっての都合のよいのは最優先議決事項である不信任案を採決しない
事となりその方法は採決前に野田を総辞職させる事だと思い至る。
議員にとっては当落は死活問題でありその前には財務省の飴と鞭も偽日本人執行部の哀願も無力であり野田
降ろしの勢いは誰にも止められないだろう。
かくして不信任案の採決は行われず野田の首を取った論功で鳩山が代表に選出され第二次鳩山内閣が小沢新党
や公明と連立して任期満了選挙となるのではないか。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。