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いみじくもロスチャイルド配下の英外相が、
「日本の体制が変化するとき、それは日本国内の問題であり、
日本人の手になるものであると思わせることが肝要だ」
と述べているが如く、
「明治維新」は日本人による日本の国内の体制の変化だと思わせておけ。
「大阪維新」も日本人による日本の国内の体制の刷新だと思わせておけ。
というわけで、
橋下徹の過剰な愛国心の発露はためにする偽装である。
折しもウオールストリート・ジャーナルが、
橋下徹を『王になるべき男』として激賞している。
ウオールストリートが橋下徹をそのように持ち上げるということは、
彼がヒトラーの再来であると太鼓判を押したようなものだ。
ウオ―ルストリートこそはヒトラーを『王になるべき男』と定め、
ナチス政権誕生のために対独投資だけを50%も増資して、
自国が対独戦を開始してからもずっと支援を続け、
国家犯罪として弾劾されるまでやめなかった国賊集団である。
ウオ―ルストリートの顧問弁護士たちは一寸さらってみても、
「世界一危険な男」と呼ばれたジョン・フォスター・ダレスと、
異母弟アレン・ウエルシュ・ダレスのダレス兄弟。
彼らはサリバン&クロムウエル法律事務所を表看板に、
ナチスドイツ政権下のドイツ企業とカルテルを取り持ち、
アイゼンワハー政権下では兄が国務長官、弟がCIA長官になり、
破壊工作と要人暗殺をくり返している。
アレン・ダレスの使い走り小僧リチャード・ニクソンも弁護士出身。
FDRが「私の秘密の足」と呼んだウイリアム・ドノヴァン(ハリマンの血族)、
破壊工作のスペシャリスト、フランク・ウイズナーも弁護士出身。
クリントンもヒラリーも、
どうして弁護士の資格が取れたのか謎であるジョージ・ブッシュも、
アメリカ政財界に石を投げれば弁護士に当たる。
弁護士がいなくなれば世界が良くなるというジョークがあるくらい、
みんな弁護士。
そしてついに日本にも弁護士出身の橋下徹が登場した。
名門出身のジョン・フォスター・ダレスの経歴は長く、
1919年パリ平和会議(という名の戦争準備会議)に登場している。
1950年朝鮮戦争の前夜に大統領特使として来日し、
マッカーサーの頭上越しに昭和天皇と密謀して沖縄の軍事基地化に成功。
朝鮮戦争が1943年のカイロ宣言から伏線が引かれていたように、
まだアメリカがボロ負けしていた1942年初頭に、
すでに敗戦後の日本を見越して処遇が検討されている。
天皇制保持と9条の条項は既定のシナリオだといえる。
1943年から検討されていた朝鮮戦争の遂行のためには、
米軍の最前線基地の確保が不可欠だからである。
こういう視点から9条を捉え直したとき、
橋下徹が9条を改憲しようとする意味は自ずと明らかになる。
今度は日本が代理戦争の当事者になる番なのだ。
日本を最前線基地として遂行した朝鮮戦争は、
超国家集団の金儲けのための代理戦争である。
1943年のカイロ宣言と翌年のモスクワ宣言を下地に、
信託統治区域にした朝鮮半島を南北に分け、
北には独裁政権を作らせ、国連に非難声明を出させて悪のイメージにして、
南には草の根運動のリーダーを排除し、後釜に反共の傀儡政権を据え、
両者を代理戦争の駒として使った。
ハリマンとスターリンが作戦情報を共有し、
北朝鮮に反撃を禁じて米軍を上陸させ、
マッカーサーが橋を爆破するのを禁じて、
中共軍を半島に引き入れた。
戦火は拡大し、戦争は長期化し、
何百万もの人々が犠牲になった。
ハリマンはウオールストリートの巨人である。
いまウオールストリートが橋下徹を『王になるべき男』と呼ぶのは、
橋下徹が戦争の犬として使えるからだ。
橋下徹の記憶は短く舌は長い。
日本テレビ番組『行列のできる法律相談所』に出演していた当時から、
「整合性なんか薬にしたくもない」というキャラで売っていた。
「明治維新以来の体制が元凶である。既存の権力が諸悪の根源である」
と言いながら『船中八策』を掲げいるのはなぜだ?
竜馬はグラバーに使嗾された狂言回しである。
9条を改憲して天皇を国家元首にするというが、
国家主権などこの国にあるのか。
大室寅之祐がガーター勲章を無理強いさせられたのは何故か。
もし本当に中田君の言うように、
すべての元凶が官僚の弊害だったらどんなに良いだろう。
既存の権力下における官僚の弊害で済んでいればどんなに。
人々は橋下徹の長い舌に幻惑されている。
彼はエビで鯛を釣る。
鼻の先にニンジンをぶらさげて魅了する。
9条を改憲し戦争するためである。
橋下徹の動画のBGMは何と『ヒーロー』である。
(爆笑しているのは少数だろう)
彼が首相に就任すれば自衛隊の最高司令官になる。
田母神敏男が彼我の戦力を天秤にかけて、
精密な日中戦争のシュミレーションをしているが、
そんなものは吹っ飛ぶ。
世界でもトップクラスの戦闘能力を持つ自衛隊は、
全軍事情報が筒抜けとなり悲惨な犠牲を強いられ、
こんなはずじゃなかったと思うのは日本人だけである。
こういうはずだったと喜ぶ連中によって戦争は仕組まれている。
彼のキャッチコピー『日本をぶっ潰す』は、
言葉のままの意味だと思う。
橋下徹の首相就任は国内の体制問題ではない。
超国家集団による日本人大量殺戮の策動だからである。
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