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なわふみひとカルト思考の弊害
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投稿者 ♪ペリマリ♪ 日時 2012 年 4 月 10 日 12:26:27: 8qHXTBsVRznh2
 

  

なわふみひと氏の著書『2012の黙示録』たま出版を読みました。2012年12月22日に現代文明は終わりを迎え、地球と人類は次元上昇する、しかしそこに行きつくまでには日本沈没のような天変地異が起こり、人口が3分の1になるような大動乱が引き起こされる。人類には、神のシナリオと悪魔のシナリオが用意されている。前者を選ぶためにはどうしたらいいのか。そういったことを諄々と諭しています。


なわふみひと氏は、聖書や出口王仁三郎の予言、岡本天明の自動書記による日月神事を盲信する立場にあります。私見では聖書や福音書は架空の創作物語であり、出口王仁三郎はカルト詐欺犯、岡本天明の自動書記はヤラセであると認識しています。

なわひみひと氏前掲書より以下抜粋。
『黙示録の時代がやってきた 


新約聖書の最期に登場する「ヨハネの黙示録」のことを一般的に「黙示録」と呼んでいます。もともと聖書全体が預言の書であるという見方もあります。それもこの世の終わりを告げる終末の予言書といわれているのです。しかしながら、黙示録ほどリアルに終末の模様を伝えている預言は他にありません。さて、ここで言いたいのは、その黙示録の預言の内容と現代社会の様相が大変似通っているということです。つまり、私たちはいよいよ黙示録に書かれている「終末の時代」を迎えているのではないかということです。

聖書にはじまり、ホピの予言、さらには日月神事、大本神諭などの国産予言に至るまで、フツーの人の頭で審神した結果わかった終末現象の驚くべき真実‐。これから終末現象として起こるのは、なんと人類の集団岩戸開き現象だったのです。出口王仁三郎の予言のなかには、未来の姿を見ていたとしか思えないものが数多くあり、私は世界の数ある予言のなかでも、日月神事と並んで最も信頼がおけると見ています。

新しい時代は隠し事のできない時代になるようです。波動が精妙になるので、心の動きがすぐに伝わってしまうということなのでしょう。ですから、新しい時代に向けて次元アップできるのは、自分の心の状態が周りの人に筒抜けになる状態のなかでも無理なく生きられる人、そういう状態こそすばらしいと思える人ということになります。』


♪このくだりを読んで背筋が寒くなりました。これはマイクチップが埋め込まれる世界そのものです。心が周りに筒抜けになる状態のなかでも無理なく生きられる人、そういう状態こそすばらしいと思える人になろうと推奨しています。

『教主に天啓があったといわれるある宗教団体が、信者に対して「家や屋敷を手放しなさい」という教えを説いた時期がありましたが、これなどは新しい時代の生き方を先取りした教えといえそうです。ところが、まだ我が国の高度経済成長が始まる前の時代でしたので、その教えは誤解され、「あの宗教を信じると家屋敷をとられる」という噂が立って信者が離れることにつながったようですが・・・。』

♪世界政府のアジェンダの前触れのような文章です。庶民に家屋敷を手放すよう教えることを、『天啓』と形容しています。人間が自分の住み処を持つのは自然な行為です。動物たちもねぐらやテリトリーを持って生きています。問題は庶民のつつましい私有財産ではなく、世界支配層による富の独占です。連中は自ら法を定め、合法的に庶民から搾取する権力を持っています。

『日本の予言には「神一厘」という表現があります。最後の最期に神の力がサタンを破り、次元アップが行われるということです。しかし、多くの日本人はそれまでに大変な苦難を味わうことになるようです。神の力が発動されるのは九分九厘まで日本が破壊された後、ということになっているからです。あなたはそのような苦難に耐える自信がありますか?』

♪神の力が発動されるまでに、日本が九分九厘破壊されていることが大前提となっています。なわふみひと氏は言外にそのような苦難に耐える自信があると言いたいのでしょう。私はそのような苦難が起きないよう、アジェンダ遂行を阻止することが肝要だと思います。


『それでは、つぎに我が国最高の予言書である「日月神事(ひふみ神事)」に目を通してみましょう。日月神事は、黒住卿、天理教、大本教と続く神道系の宗教団体の教祖に、リレーするかのように降ろされた神示のアンカーだといわれています。その出現が当時の大本教教祖の出口王仁三郎によって予言され、やはり大本教にかかわっていた岡本天明という人物を通じて自動書記の形で表されたものです。』

前述しましたが出口王仁三郎の予言はカルト詐欺、岡本天明の自動書記(突然神懸かり状態になって手が勝手に動いて書いてしまう)もヤラセであると認識しています。出口王仁三郎はやりたいことを反対されると、「これは神がやれといっている」と強引に押し切っています。岡本天明はその出口王仁三郎の寵児です。彼は霊媒体質と文才を買われて、出口王仁三郎の代わりに神示を書いています。「神」というのは、何と便利に使われるジョーカ−なのでしょう。

『何もかも三分の一じゃ。大掃除して残った三分の一で、新しき御代の礎と致す仕組みじゃ。三分難しいことになっているのを、天の神にお願い申して、一人でも助けたさの日夜の苦労であるぞ。


エドはどうしても火の海ぞ。それより外やり方ないと神々申して居られるぞ。日本ばかりでないぞ、世界中はおろか三千世界の大洗濯と申してあろうがな。世界中一度に唸る時が近づいて来たぞよ。


四つん這いになりて這い回らなならんことになるのざぞ。のたうち回らなならんのざぞ。土にもぐらなならんのざぞ。水くるらなならんのざぞ。人間可哀想なれど、こうすねば鍛えられんのざぞ。この世始まってから二度とない苦労ざが、我慢してやり通してくれよ。


月は赤くなるぞ、日は黒くなるぞ、空は血の海となるぞ、流れも血ぢゃ。人民四つん這いやら、逆立ちやら、ノタウチに、一時はなるのであるぞ。大地震、火の雨降らしての大洗濯であるから、一人逃れようとて、神でも逃れることは出来んぞ。天地まぜまぜとなるのぞ、ひっくり返るのぞ。』


「暗黒の三日間」の様相が詳しく述べられています。人類もハッキリ二種類に分けられるようです。終末には人類も二極分化をしていくことになりますが、その人類を待ちかまえるシナリオも「神のシナリオ」と「サタンのシナリオ」の二つが準備されています。さて、私たちはそのどちらを経験することになるのでしょうか。』


♪日月神示は、最後の審判を真似ていると思います。


『聖書のなかには、「終末には人の子(救世主)が雲に乗ってやってきて、選ばれた人たちを救済する」というニュアンスのことが書かれています。この「救済」のことを英語ではRaputureと書き、「空中携挙」と訳されます。ヨハネの黙示録では、救世主が雲の上から「ここに上がってきなさい」と言っていますので、「空に引き上げてくれる」というふうに解釈されたのだと思います。しかしながら、これは霊能者であるヨハネが霊視した例会次元での話であって、この物質世界で雲の上に引き上げることを意味しているのではないと思います。』

♪ラプチャーはアメリカ国民の半数以上がこれを信じていると聞きました。たとえば子供が学校から帰って来て母親の姿が見当たらないと、(あ、ママはラプチャーされちゃったんだ)と思うのはとりたてて奇異な反応ではない、それくらい洗脳が進んでいるそうです。そういえば数年前、図書館の新刊コーナーで『アメリカは成功した上九一色村である』という本の副題を見かけたことがあります。


『私はラプチャーに関しては全く独自に別の見解を持っています。日月神事には「一時は天に引き上げる」という表現があります。しかし「天」というのは「空の上」ということではなく、「霊界(神界)」のことを言うのです。つまり、これは神次元からの表現であって、人間側には「引き上げる手」は見えないのです。私はこれは俗にいう「神隠し」現象だと考えています。つまり、波動を高めた人に神が懸って、肉体のまま天すなわち神次元の世界へ連れていかれるということです。

終末には神の特別措置によって、普通の人でも神の手助けを受けて神霊界に引き上げてもらえるということです。もちろん、その時点で神が懸れるほどに、一定のレベルまで波動を高めておくことが条件になります。つまり、「光の子」になっておくことが必要なのです。イエスが「眼をさましていなさい」というのはそのことを言っています。警告とでもいうべきこの言葉は、聖書のなかにたびたび出てきます。波動を高めておくことが、それだけ重要なことなのです。

いずれにしても、聖書と日月神事に全く同じ内容が述べられていることに注目しておきたいと思います。地球が「暗黒の三日間」を迎える前に、波動を高めた人はすでに別次元に移されていますので、カタストロフィーを経験することはないということでしょう。日月神事の神様が「身魂を磨け」としつこく言われるのは、そのためなのです。』

聖書と日月神事に全く同じ内容が述べられていることは、確かに注目すべき事象です。私見では、日月神示は聖書の黙示録に似せて書くように依頼された請負仕事です。新約聖書は初期キリスト教徒を殲滅する目的のもとに創作されたもので、その過程で初期福音書が抹殺され、偽造された福音書が取って代わりました。つまり偽造されたヨハネの黙示録に似せて、日月神事が作成されたということです。その目的が奈辺にあるか想像がつくというものです。

『聖書や我が国の日月神事、大本神論などには、起こる内容と合せて「人類がどう対応すればよいのか」が事細かに述べられています。二〇一二年という年は間違いなくやってきます。これからさらに多発すると思われる終末現象も、人類にとっては決して心地よいものではないでしょう。そして、その仕上げは「暗黒の三日間」です。それは備えのない人には恐怖そのものと映るかもしれません。私たちは決して高(ママ)をくくることなく、今からしっかりと心の備えを始めていきたいと思います。』


♪完全なカルト思想だと思います。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、かつて私も同類の神示にかぶれていました。古代の碑文からキリストの行跡を解明した本に感銘を受け、キリスト教の欺瞞を証拠づける一資料としてLEGACY OF ASHES様に推薦しました。疑念が湧いた時点で、LEGACY様にはお詫びして白紙撤回を申し入れました。現在は日月神示とキリスト教は、同じ欺瞞に根ざしていると認識しています。重ねて認識不足をお詫びします。


日月神示は完全なヤラセだと思います。岡本天明が突如神懸かりの状態になって書かされた、ということになっていますが、岡本天明はその霊媒体質を見込まれて人為的に『神懸かり』状態になる訓練を受けています。彼はつとに画家として知られていますが、その実態は出口王仁三郎に寵愛されたゴーストライターです。

つまり人為的に神懸かり状態になる訓練を受け、かつ出口王仁三郎の神示の代筆をしていた岡本天明が、ある日神社で神懸かり状態になって書いたのが日月神示です。国常立尊(くにとこたちのみこと)が世界を作ったというのは創世記の、「暗黒の三日間」というのは最後の審判のパクリだと思います。このヤラセ神示が何を目的に書かれたかというと、世界の終末において日本とイスラエルが手を結ぶべきだと謂わんがためです。日本人とユダヤ民族が同族だというプロパガンダはここから出ていると思われます。私見では上田喜三郎こと出口王仁三郎なる人物は、天皇家及び諜報機関と直結していたと考えています。

完全ガイド版を謳っている中矢伸一『魂の叡智 日月神示 完全ガイド&ナビゲーション』徳間書店からダイジェストします。中矢伸一氏は日月神示を絶対視する立場にある方なので、私の疑義は♪の部分にさしはさませて頂きます。

明治政府は国民教化策の一環として、とくに十三派を選んで独立を認めます。黒住教、神道修正派、出雲大社教、扶桑教、実行教、神道大成教、神習教、御嶽教、神道本局、禊教、神理教、金光教、天理教の十三派です。大本教はその番外編として捉えることができます。


黒住教、金光教、天理教、大本教の開祖には、強烈な神秘体験が動機となって開教しているという共通項があります。

♪黒住、金光、天理の神秘体験はいずれも「太陽信仰」から採っているようです。

大本教の場合は、開祖出口なおが突然激しい神懸かり状態になり、「三千世界一度に咲く梅の花、艮(うしとら)の金神(こんじん)の世になりたるぞよ・・・」の言葉が発せられ、大本教が開教されます。そこに上田喜三郎(後の出口王仁三郎)が加わって、二人三脚で神示を取り次ぐようになります。そして上田喜三郎の審神(さにわ)により、出口なおに憑依した艮の金神は国常立尊(くにとこたちのみこと)であることが判明します。やがて出口なおのお筆先により、上田喜三郎は王仁三郎と名乗るようになります。

♪二人三脚で審神をするというのはまことに便利です。

さて「現界の出来事なぞは数百年数十年先の後まで知悉」することのできた王仁三郎は、世の建て替えがいつ来るかぐらいはっきり知悉しているはずなのに、予言は外れてばかりいます。彼は大正七年五月十日に「三千年の 世の建て替えも迫りけり 後の三年に心ゆるすな」と神歌を詠んでいますが、一向に世の建て替えは起こりません。

♪脅しの予言が外れてしまうのがカルト詐欺師の常です。

第一回目の大本教弾圧が起こります。恩赦で仮釈放された王仁三郎は、単身中国に渡ります。日本軍の特務機関の斡旋で、匪賊の張作霖の客分として滞在していた或る馬賊の頭目と親しく交わり、張作霖の承認を得て神軍を結成し蒙古平原に進軍します。蒙古では「大本ラマ教」を設立、雨を降らしたり病人を治したりする奇跡を演じて、自らダライ・ラマを名乗ります。


♪特務機関、張作霖、神軍結成、自称ダライ・ラマ・・・・・。

しかし張作霖が挙兵したと聞いただけで出口王仁三郎の神軍は
総崩れとなり、馬賊の頭目は銃殺刑に処され、出口王仁三郎もあわやというところでしたが、刑の執行直前に危ういところを助けら本国に強制送還されます。なんで助かったのかは原因不明ということです。


♪特務機関の諜報員だから。出口王仁三郎は諜報組織の一員だと思います。バーガミニは昭和天皇も諜報活動をしていると書いています。葉山御用邸は保養目的ではなく、諜報活動の隠れ蓑として用いていると。諜報組織はワンワールドで繋がっていて、世界統一政府のピラミッドの頂点にいる者の手足となって動かされているようです。

そして懲りるということを知らない出口王仁三郎は、やがて海外の宗教団体との交流を盛んに始めるようになります。イスラム教徒とも交流を深め、頭山満や内田良平の協力で大正十四年五月二十日北京で「世界宗教連合会」を正式に発足、総本部を北京に置き、東洋本部を大本教の本部亀岡の地に置くことを定めます。参加団体は、大本教や中国道院を初め、イスラム教、仏教、キリスト教などの一派、朝鮮の普天教、ドイツの白旗団など多彩なものです。


♪頭山満は、昭和天皇の庇護者であり賓客です。

出口王仁三郎はこの宗教団体で主導権を握るつもりでいましたが、あにはからんや集団指導体制になってしまいます。そこで一計を案じて「人類愛善会」なる会を設立し、別の運動を始めます。


♪やっていることはほとんどマルチ詐欺商法だと思います。しかし日月神示完全ガイドの著者は次のように絶賛しています。


『王仁三郎自ら命名した「人類愛善会」は、あらゆる宗教、人種、国家などの障壁を乗り越えて、大本を中心に、広く世界の人々を包含するという意味を持っていた。宗教団体間のみの提携を目的としていた「世界宗教連合会」と比べても、全人類の啓発を目的としたその主旨は、はるかにスケールの大きいものであった。昭和九年における人類愛善会支部の数は、国内九百六十二、海外二百八十五、計千二百四十七の多きに達していた。まさに、大本にとっての「黄金時代」の到来であった。』

♪世界統一宗教の雛形のようです。出口王仁三郎は天皇家や世界統一政府と繋がる諜報員だと思います。ちっとも予言が当たらない出口王仁三郎が、満州事変が起こる日にちだけピタリと当てているのは、そういう関係だからだと思います。松本重治が西安事件をスクープしたのと同じからくりです。


図に乗った出口王仁三郎は、昭和天皇の裕仁をもじって尋仁と名乗り、臆面もなく天皇さながらの行動をとりはじめます。出口王仁三郎は以前から、「人類愛善会」の新聞購読が百万部を超えたら神軍を率いて決起すると予告し、実際に百万部に到達すると、軍部、政界要人、皇族らと「大日本協同団」の結成を謀ります。しかし横槍が入って、結局は「昭和神聖会」という大本を母体とした団体を結成します。


♪ナチス発足を髣髴とする挙行式の模様を以下に抜粋します。


『昭和九年七月二十二日、昭和神聖会は、東京・九段の軍人会館で盛大な創立発表会を挙行した。発表会の当日には、三千人を超える人々が集まり、入り切れなかった人が会館の外にまで溢れる盛況ぶりであったという。檀上には、統管・出口王仁三郎、副統管・内田良平(黒竜会)、出口宇知麿らが並び、祝辞を述べた者の中には、内務大臣・後藤文雄、衆議院議長・秋田清、玄洋社・頭山満、政友会代議士・松岡洋右らの姿があった。祝電は、逓信大臣・床次竹次郎をはじめ、皇道会、明倫会、世界紅卍会など、千五百通にも及んだ。』

♪当の大本教の二代目教主・出口澄(すみ)は乗り気でなく、「神様がやれと言われるから、やるのである」と王仁三郎に説得されて反対意見を引っ込めます。三代目教主・出口直も神聖会の運動には終始反対でした。やがて大本教の弾圧が勃発します。私はヤラセだと思います。


『昭和十年十二月八日未明、千人余りの武装警察官隊が「皇道大本」を急襲した。日本の近代宗教史上最大・最悪と言われる「第二次大本事件」が、ついに起こったのである。岡田内閣の命を受けていた内務省警保局長・唐沢俊樹は、「今度こそは大本を地上から抹殺する方針である」との声明を発表している。その言葉通り、大本に浴びせられた暴力の嵐は、想像を絶する残虐非道なものとなった。周到な計画により万全の態勢を布いていた警察側の行動は迅速であった。


この日、王仁三郎は、亀岡にも綾部にもおらず、島根の大祭のため松江別院に滞在していた。王仁三郎は、むろん抵抗などはしなかった。王仁三郎は、もう六十の坂を越えていたため、尋問の矛先は、次期継承者と見られ、年齢もまだ三十歳と若かった出口日出麿に向けられた。

彼に対する拷問は、とりわけ酷かった。連日にわたり、竹刀でメッタ打ちにされ、軍靴で顔を踏みつけられ、銃の底で頭や顔面を何度も何度も殴られた。そのために、日出麿は歯のほとんどすべてが折れ、体中に無数の傷を負った。精神に異常をきたしたとも言われる。』

♪まさしく2・26を想起させます。この宗教史上最大・最悪と言われる弾圧を命じた岡田啓介首相こそは、昭和天皇の命を受けて2・26のヤラセに協力したインサイダーです。岡田首相は襲撃を予め知っていたので義弟を身代わりにし、自分は女中部屋の押し入れに潜んで難を逃れた卑劣漢です。彼はまたヨハンセングループの中核として、戦犯候補を密告する二つのルート、すなわち昭和天皇ルートと吉田茂ルートの両方のルートで、米内光政とともに暗躍しています。大本教弾圧は、国賊集団ヨハンセングループと出口王仁三郎が共謀して演じたヤラセだと思います。もし出口なおがあの世から出口王仁三郎こと上田喜三郎がやっていることを見ていたら、血涙を流しているでしょう。


『それでは、いったい出口王仁三郎という男は、何者だったのだろうか。出口なおに起こった”神懸かり”とは、何だったのか。


神界・幽界・現界にわたる三千世界を根本から建て替え、立て直し、神のみ御意のままの世をつくるのが、神の経綸であるという。キリスト、釈迦、マホメットなどといった過去の聖賢たちが現れたのも、そうした神の経綸の一環であった。日本においては、江戸末期の頃より発生した黒住教、天理教、金光教といった神道系新宗教が主にそうであった。


しかし、各教祖たちから発せられた神の言葉を人民は聞き入れなかった。そこで神は、いわば強制的に世界の大改造を断行する方法をとる。それが、出口なおの肉体を機関として大本が地上に発生させられた原因であった。冒頭の初発の神勅の中に、「天理、金光、黒住、妙霊、先走り、とどめに艮の金神が現れて、世の立替を致すぞよ」とあるのは、その意味である。


大本は、世界の立替の「雛形」を行ったのである。王仁三郎は、大本の最高指導者として、世界大改造の雛形を演じたのであった。』

♪洗脳された人間の見本のような文章です。中矢伸一氏は病膏肓に入る段階にあるのかもしれません。げに恐ろしきはマインドコントロールです。世界統一政府を目論む連中は、伊藤博文ら長州のインテリジェンスにクーデターを起こさせて、軍事独裁傀儡政権を造らせただけでなく、世界統一宗教の雛形として黒住、天理、金光教といった太陽陽信仰のカルト神道を浸透させ、出口王仁三郎という大輪の仇花を大本教に咲かせ、ゴーストライター岡本天明によるヤラセ神示を結実させたのです。

『日月神示には、「日月大神、キリスト大神、釈迦大神、マホメット大神、黒住大神、天理大神、金光大神、大本大神、老子大神、孔子大神、すべて十柱の大神は、光の大神として斎(いつ)き祀り結構致しくれよ」と、神示自らが、釈迦・キリスト・孔子・マホメット・黒住・天理・金光・大本の次に来る、十番目のとどめの啓示であると宣言しているように、まさしくこの神示こそ人類に与えられた最後の天啓であることが、その内容を深く知れば知るほど明らかになってくるのである。』

♪その内容を知れば知るほど、とんでもないカルトであることが明らかになってきます。日月神示が世界統一政府のプロパガンダであることを示唆する箇所を抜粋します

『「アイカギ ㇾ○⦿ コノカギハ イシヤト シカ テニギルコトゾ」


イシヤの正体をあぶり出し、彼らを撲めつせんとするのではなく、彼らを正神の前に改心させ、しっかりと手を握る。それこそが、岩戸を開く「鍵」となるのだ‐。神示はこう告げている。別々に別れていた”善”(ㇾ)と”悪”(○)が、一つになることによって、いわゆる「ミロクの世」「地上天国」「至福千年王国」が顕現するのである。

スメラ神国(日本)とユッタ神国(ユダヤ)と一つになりなされて末代動かん光の世と、影ない光の世と致すのじゃ

悪い者殺してしもうて善い者ばかりにすれば、良き世が来るとでも思うておるのか

悪は改心早いぞ、悪神も助けなならんぞ』


♪善と悪、悪神と正神、スメラ神国とユッタ神国、悪い者と良い者、悪い世と良き世。典型的な二進法のカルト思考です。最近気がついたことですが、カルト思考を長年続けている人間は思考力が退化して、人格が幼稚になる傾向があるようです。世界統一政府を目論む連中が、本気でオリンポスの神々の末裔オリンピアンズを自称しているのを見てもそう思います。


さてなわふみひと氏に戻ります。


なわふみひと氏はこの日月神示尾を盲信する本を著す一方、ブログでは山本五十六プロパガンダを喧伝し、デーヴィッド・アイク批判を展開しています。今回はアイク批判を検証します。なわふみひと氏が執念深くアイクを批判する真の動機は、日月神示が聖賢の一人として挙げているキリストを、アイクが架空の人物だと指摘したことに対する憤怒から来ています。アイクは、聖書に登場するモーゼは、シュメールを征服したアッカド人のサルゴン王から造形されたキャラクターであると述べています。サルゴン王は熱心な太陽信崇拝者で、シュメール帝国の支配者は代々太陽の息子と称されているとのことです。アイクはまた、キリスト教はバビロニアの太陽信仰と女神崇拝が偽装したものだと述べています。キリスト教の三位一体は、古代シュメール帝国の太陽信仰の焼き直しで、父ニムロド・処女懐胎された息子タンムズ・聖霊セミーラミスの三位一体を換骨奪胎したものであると述べています。

私はなわふみひと氏のアイク批判を鵜呑みにして、ずっとアイクを敬遠していましたが、なわふみひと氏がアップしている五十六プロパガンダを見て氏の見識を疑うようになり、それを契機にアイクの『大いなる秘密』『恐怖の世界大陰謀』を読んでみました。そしてKanegon様が「アイクの情報は有用だ」と言っていた意味が良く分かりました。今回は自戒の意味を込めて、なわふみひと氏のアイク批判を検証します。


なわふみひと氏のブログよりアイク批判を抜粋します。


『私がよく使う言葉に「百の真理に毒ひとつ」という表現があります。誰もが否定しようもないような真理を99%述べておいて、その中にどうにかして信じさせたいウソを混入させておきますと、多くの読者はそのウソまでも真実だと受け止めてしまうのです。
 


おとり商法などでもそのテクニックが使われています。観客が常に「yes」という答えを出すような質問を繰り返しながら、いつの間にか高額の商品を買わせてしまうという方法です。書籍の場合は別にお金を払うわけではありませんから、うなずくような内容を並べておいて、ウソも一緒に信じてもらうことはそれほどむずかしいテクニックではないのです。
 


間違った知識や情報は、どんな書籍にも多少は含まれているとは思いますが、問題なのは意図的にウソを潜ませてある書物があるということです。それは著者が邪悪な意図を持って執筆したものもあれば、著者自身が他の悪質な情報提供者から誤った情報の提供を受けているために、結果としてウソを混入させているケースもあります。

  また、参考にした情報源が“文献”のような形のあるものではなく、単なる“ひらめき”だとか、“神様”や“宇宙人”を名のる存在からのメッセージである場合は、比較できる同種の情報がないため、正しいかどうかを判断することが難しくなります。


  ですから、その真贋を判断するためには、非常に幅広い知識に裏打ちされた洞察力が必要となるのです。まして、最初からウソによって読者をミスリードする目的で書かれた書籍の場合は、さらに手の込んだ虚飾が施されているため、普通の人ではとてもそのウソは見抜けません。』

♪ここまでは、実に正論だと思います。

『 さて、ここで申しあげたいのは、「デーヴィッド・アイクは大いに問題あり」ということです。というより、アイクは間違いなく「世界支配層」にスカウトされ、育てられて、巧妙なウソを世界中に信じ込ませるためにデビューさせられた人物だということです。そういう意味では、まさに「悪魔の手先」と言ってもよいかも知れません。


  アイクの各著書に描かれた「世界を動かしている支配層」に関する内容には、うなり声を上げたくなるほど感心したのは事実です。それなのに、どうしてもアイクの文章の波長に共鳴できないのです。要するに、全く波長が合わないので、それがなぜなのか疑問に思ってきました。


  今回、当サイトに『大いなる秘密(上・下)』の内容を丁寧に拾ってアップするにあたり、合わせて1000ページを超えるこの本を、もう一度じっくりと読み返してみました。確かに部分部分の内容には問題が感じられないどころか、たいへんな説得力があります。しかしながら、今回は随所にちりばめられたウソが明確に浮かび上がって見えてきました。そして、大筋としてはこの本の意図は「世界支配層」の姿を明らかにすることによって、むしろ多くの人たちに恐怖心を抱かせ、「自分以外に頼りにできるものはないんだ」と思い込ませる目的で書かれたものであるという結論に至ったのです。』


♪私はこの文章を読んで、なわのぶひと氏がアイクの本を熟読したというのは、ウソだと思いました(あるいは読解力を持ち合わせていないのかもしれません)。アイクはこれとまったく正反対のことをくり返し述べています。私から見れば恐怖を抱かせているのは、アジェンダのプロパガンダに絡め捕られ、黙示録的終末思想を煽っている、なわふみひと氏の方です。

アイクはなわふみひと氏が非難していることとは逆のことを言っています。世界支配層の実態は爬虫類脳(人間の大脳の中にあるRコンプレックス、古皮質の部分)思考しかできない幼稚で未熟な連中である、彼らは我々の恐怖心や無力感をツールに操作しようとしている、だから恐怖心の中に自分を閉じ込めるな、とくり返し説いています。


『卑近な譬えで申しあげましょう。たとえばある暴力団の幹部から情報提供をうけたライターが、暴力団組織の内部について非常に詳しい暴露本を書いたとします。一般の人にはまったく知られていない特殊な世界の内情が描かれていれば、多くの人は「すごい!」と驚嘆するはずです。「よくぞここまで調べられたものだ」と。


  しかしながら、その情報を提供したのは暴力団に身を置く人物です。その人物名を「プラザーフッド」としておきましょう。ブラザーフッドは、一般の人が暴力団の力の前にひれ伏すように、いかに暴力団が大きな力を持っているかを誇示しているのです。そして、「警察なんて何の力もないんだ。絶対守ってはくれないぜ」というメッセージも、あわせて発信します。暴力団が自らそういうことを自慢するわけにはいかず、また客観性もありませんので、一般人を装ったライターに代弁させるのです。』

♪アイクは警察と暴力団を、対抗勢力とは捉えていません。両者は同じ勢力の支配下にあって、掌で転がされていると説明しています。例えば麻薬密売組織と取締り組織は親爺ブッシュとCIAによって牛耳られている、というように、一見対抗するかのように見せているが、そうやって対抗勢力を演出して両方を支配するのが連中の常套手段である、とくり返し説明しています。


 
『デーヴィッド・アイクが否定する「警察の力」とは、ひとくちに言えば「神の力」ということです。そのために「神=宗教団体の持ち物」という決めつけをした上で、宗教団体がいかに堕落しているかを強調し、最後は「宗教は人間を洗脳するために悪魔がつくりあげた手口だ」と断定しています。そのことによって、「神なんて頼りにしてもだめだよ」と洗脳しているのです。「最後に頼れるのは自分だけなんだ。この現実を作り上げているのは自分なのだから、自分が考え方を変えれば世界はすぐに変わるのだ」。「私は幸せ、と思えば、すぐにハッピーになれるんだ」という論理です。ここでは「カルマの法則」が全く度外視されています。ここにアイクの説の虚妄性があるのです。』

♪私は『神=宗教団体の持ち物』に同意します。宗教によって『神』が捏造され、支配の道具にされてきたことは歴然とした事実です。宗教による支配から自分を解放して、自分の力で幸せになれるんだというメッセージを送ることの方が、黙示録や日月神事の終末思想を吹聴するカルト思想よりよほど健全だと思います。

アイクによると、世界の主だった宗教はすべて、シュメール帝国の地で生まれたものの焼き直しです。シュメールを征服したアッカド人の王サルゴンが、人知れず母親に産み落とされ、籠に入れられてユーフラテス川に流されたのを王家の者に発見され、育てられたとされている逸話が、後のモーセの物語の原型になっています。


旧約聖書はシュメール、バビロニア、エジプトの伝説を取り入れて創作された物語で、その本質は太陽信仰です。サルゴン王は熱心な太陽信仰者で、シュメール帝国の支配者は代々「太陽の息子」と称されていました。


新約聖書は、バビロニアの太陽信仰と女神崇拝が偽装したものです。バビロニア版三位一体が原型です。これがローマ帝国のコンスタンテイヌス帝によって、キリスト教版三位一体に偽装されました。バビロニアの三位一体は、父ニムロド=処女懐胎によって生まれた息子タンムズ=聖母セミーラミス。キリスト教の三位一体は、父=子=精霊。つまりタンムズがイエスに、セミーラミスが精霊に相当します。セミーラミスと精霊は、鳩によって象徴されます。


新約聖書に書かれている神話は、すべて数千年前のシュメール、バビロニアの伝承に依るものです。クリスマス、イースター、四旬節といった祝祭日、日曜日を礼拝日とする習慣も太陽神タンムズを信仰することに基づいています。


土曜日を安息日にしているユダヤ教も、形を変えたニムロド信仰です。ニムロドはサトウルヌスと呼ばれており、土曜日はサトウヌルスの日とされています。またローマは、一時、サトウヌルスの都市と呼ばれていたこともあります。


キリスト教やユダヤ教の上層部はこの事実を知っていますが、下級聖職者や多くの一般信者は作り話を信じ込まされています。ローマカトリック教会とはバビロニア宗教を隠すフロント組織なのであって、その裏には、世界支配のためのアジェンダが隠されています。なかでも重要な役割は大衆のマインドコントロールで、恐怖を利用した宗教的教化によって行われています。


以上、アイクの著書からのダイジェストです。

なわふみひと氏続き


『 現在の目的は、「デーヴィッド・アイクが百の真理とともに巧妙に混入させているウソを見つけ出し、当サイトで明らかにしていきたい」ということです。ぜひご注目ください。
  なお、次回は『大いなる秘密』の中に挿入されたアイクという人物の欺瞞性を明らかにしてみたいと思います。ご期待ください。』

♪なわふみひと氏に是非とも勧めたいのは、聖書の欺瞞性について再検証することです。これをやったら、あなたの主張しているカルトはすべて崩壊します。

なわふみひと氏続き
 『 今回は、デーヴィッド・アイクの『大いなる秘密(上)爬虫類人』の内容に基づいて、世界支配層の「大衆眩惑作戦」の担い手たちについての分析を行ないます。次のアイクの文章にお目通しください。

●陰謀(コンスピラシー)というものは、アジェンダ推進のための部分的な構成要素とでも言うべきものである。それには、大きく言って3つの形態がある。
  まず1つは、アジェンダ推進の邪魔になる人間や組織を除去するという方法(たとえばダイアナ妃暗殺事件)。
  2つめは、アジェンダを推進する人物を権力の座につけておくこと(ジョージ・ブッシュ、ヘンリー・キッシンジャー、トニー・ブレアなどがそうだ)。
  そして3つめは、戦争や煙弾テロや経済崩壊を引き起こすことによって、人々のほうからアジェンダに沿った要求をしてくれるように仕向けること、すなわち「問題―反応―解決」戦略だ。
            ―― 『大いなる秘密(上)爬虫類人』(デーヴィッド・アイク/三交社)

「@ 魔になる人間を除去する」、「A役に立つ人間を権力の座につけておく」、「B事件を起こして、人々の方から都合の良い要求が出されるようにする」――アイクは、この3点が世界支配層のアジェンダ推進のための構成要素だと述べています。』

♪なわふみひと氏がBとして揚げている内容は、『構成要素』を満たしていません。この書き方では単なる形態に過ぎません。特にBには重要な要素が入っているのですが、氏はそれについては言及していません。

『アイクは(たぶん意図的に)4つ目の構成要素を抜かしています。それは、「Cマスコミに影響力をもつ人物たちに、大衆を眩惑する情報を流させる」というものです。』

♪なわふみひと氏の認識不足だと思います。『マスコミに影響力をもつ人物たち』は、マスコミを所有している連中以外に存在しません。政府高官も学者も作家も使い捨て要員でしかありません。

『もし、アイクのように陰謀の内容を暴露する人間がいて、それが世界支配層にとって邪魔になるのであれば、いつでも「除去」されるということです。ということは、アイクが今日まで消されることなく、マスコミに登場して大口を叩いておられるということは、アイクの行動はアジェンダの推進の邪魔にはなっていないことを意味しています。』

♪これは排除される場合と排除されない場合があるようです。潮流が変わってきたことに関連しているのかもしれません。鬼塚英昭氏もかなり切り込んでいますが、排除されていません。


 
『 それどころか、私の分析では、アイクこそアジェンダ推進のために大いに利用されているのです。好意的に見ても「操り人形」というところですが、私はむしろ「回し者」であると考えています。つまり、ある時から世界支配層にスカウト(脅迫またはお金による誘惑)されたはずです。当時、イギリスにおける有名なテレビ・キャスターとしての彼の絶大な知名度と中立的イメージが、さまざまな眩惑情報の発信人として効果的と見られたのでしょう。』

♪私はアジェンダ推進に大いに利用されているのは、むしろなわふみひと氏のカルト信仰の方だと思います。氏が何回も読んだというアイクの著書の中には、アメリカ建国の欺瞞が詳述されています。にもかかわらず、副島隆彦の『20世紀は世界覇権がイギリスからアメリカに移った世紀で、ロックフェラーが世界皇帝である』というプロパガンダを推奨しています。RK先生もソエジと同様の主張をしています。「RIIAだのビルダバーグだの三百人委員だのそんなのどうでもいいの。CFRだけ考えりゃいいの。だって実際に存在しているのはCFRなんだから」。こちらは確信犯です。

『 アイクは90年代の初頭に、ベティー・シャインという女性霊媒師と出会ったことで「精神の覚醒」を体験し、その後、この世界が国際金融寡頭勢力によって操作・支配されている現実を知ったと述べています。それが事実であるならば、この時点で悪質な低級霊に憑依させられたものと思われます。ベティーという女性霊媒師が、その霊能力によってアイクにマインド・コントロールをかけたのでしょう。』

♪その言葉そっくりそのままお返ししましょう。いかがわしいのは出口王仁三郎や岡本天明の方です。私は沖縄のユタを自称するカルト詐欺常習犯を知っています。悪質な低級霊が憑依しているかどうかは分かりませんが、ある程度の超常現象を起こす力を持っています。そして人の最もつけ込みやすいポイントにカルト神道を吹き込み、盲信させてからカモります。


この世にちょっとした超能を持つ人間はごまんといます。子どもの中にもいます。ヒーラーやチャネラーと称する者たちの中には、そういう力を利用して客を取り込む人たちがいます。神を自称する霊が憑いているヒーラーの場合、その神は行方不明者の居所を的中させることもありますが、迷子になった猫の居場所が分からないこともあります。


その実態は霊媒師だと思われます。ヒーラーたちにとって、雨を降らしたり晴天にしたりする力を持っているのは常識だ、と豪語したヒーラーもいますが、しかし万全ではない、不完全な人間の、不安定な超上力を盲信するのは危険で有害です。

私はいわゆる絶対神というものも、個人に憑いた人格霊と大同小異の存在だと考えています。ヤハウエの狭量な言動を見るにつけそう思います。神を名のる者の声を聴くことは、そんなに大層な出来事ではありません。七歳までは神のうちといいますが、子どもにはそういう傾向があります。それは自然現象の一部のような力であって、そっとしておくべき領域だと思います。


こういった霊感を持たずに、口先三寸で霊感商法をしているカルト詐欺もあります。占い教室を開いて生徒を募集し、その中から悩み事を持ってそうなカモを見つけて、霊の障りがあると脅し、降霊や除霊を演じて相談料をふんだくります。霊感グッズも手広く販売し、本も出しネットでも宣伝し、商売繁盛しているカルト詐欺商法です。


カルト詐欺の被害は金品もさることながら、最も甚大なものは精神的・社会的信用に与えるダメージです。カルト詐欺には終末思想を取り入れているものが多いようです。被害者の不幸や苦しみにつけ込み、終末カルトを吹き込むのです。あなたの苦しみ悲しみには意味があるのだ、神に選ばれる人になるために用意されたシナリオなのだ、この穢れた世界には鉄槌が下る時が迫っている、神に選ばれるようになりなさい(私の言うことに従いなさい)。


そうやって依存させ、取り込む道具の一つとして、神は必須のアイテムです。取り込まれた被害者はなわふみひと氏のように、あるいは中矢伸一氏のように、終末思想にかぶれた言動をするようになります。そうやって社会的信用を食い潰されていくのです。日月神示を売れ筋商品として扱う、船井幸雄のような商売人でない限り。


なわふみひと氏続き

『そのような危険にさらされず、びのびと講演をして回ったり、独自の情報媒体を持って“裏情報”を流し続けている人物、あるいは「陰謀物」と呼ばれる書籍を相次いで出版している人物は「操り人形」か「回し者」と思って間違いありません。そういう視点から、最近わが国で陰謀に関する著書を出版している著名な人たちを分類しておきますと以下の通りです(敬称略)。

●操り人形 ―― 太田龍、中丸薫、副島隆彦、浅井隆、船井幸雄、藤原直哉。
●回 し 者 ―― ベンジャミン・フルフォード、ジョン・コールマン博士、ユースタス・マリンズ、デーヴィッド・アイク。』


♪失礼ですがなわふみひと氏が太田龍とユースタス・マリンズとアイクの著書を熟読しているとは思えません。また読んだとしても理解できるとは思えません。それにしても一番のびのびとやっているRK先生がここにいません。

なわふみひと氏続き

『イエスの教えには切り込めないアイクの弱さ
  デーヴィッド・アイクの近著『竜であり蛇であるわれらが神々』(英文原題は『マトリックスの子供たち』)を購入しました。上巻にさっと目を通した感じでは、やはりお勧めしたいと思う本ではありませんでした。


  率直な感想は「アイクの正体見たり…」という感じです。アイクこそ、この本のタイトルのように、その魂は竜であり、蛇なのではないだろうか‥‥と思いたくなるような内容の羅列でした。ひとくちにいうと、「傲慢極まる表現が多い」ということです。


  そこで、再度『大いなる秘密』(太田龍・監訳/三交社)の上・下巻を紐解いてみました。‥‥謎が解けました。アイクがなぜこんなにも「新約聖書は架空の物語である。イエスは実在の人物ではない」ということに固執するのか――その理由がわかったのです。以下は私が導き出した結論です。


  まず、アイクはたぶんユダヤ人だろうということです。少なくともユダヤ人の血を引いているのは間違いないと思います。David が「ダビデ」というユダヤ姓であることもそれを表していますが、気になるのは彼が著書の中で「世界を動かしている黒幕がユダヤ民族である」という一般的に出回っている説を執拗なまでに否定している点です。』


また、ユダヤ教を信ずる人たちが長年にわたってキリスト教およびキリスト教徒を攻撃し、既にある時点からは完全にキリスト教の中枢に入り込んで、ユダヤ化させてしまったと指摘されている点については全く触れていません。それどころか、「ユダヤ人も他の民族と同じようにレプティリアンに操られている犠牲者なのだ」と言いくるめる有様です。このあたりの論理の展開はたいへん巧妙です。』

♪なわふみひと氏が指摘するような、ユダヤ教とキリスト教の敵対関係は、一度洗い直す必要があります。私は門外漢で両者の関係がよく分からなかったのですが、鬼塚英昭氏の最新著書を読んでようやっと合点がいきました。

鬼塚英昭『世界恐慌への3000年史 時間とマネーを支配する怪物の正体』成甲書房よりダイジェストします。今回、鬼塚氏の文章は高尚で哲学的で難解です。分かりやすくするために出来るだけくだけた表現でやらせていただきます。


♪目から鱗のキリスト教講座♪

ユダヤ教とキリスト教の敵対関係は、ローマ帝国時代に遡ります。火種を作ったのは、彼の有名なカエサル(シーザー)です。彼がユダヤ人から受けた支援に対する見返りとして、目にあまるほどのユダヤびいきを示した結果、ユダヤ人たちがローマ法を超越した特権集団になります。

これに異を唱えたのがコンスタンテイヌス帝です。しかし最初はコンスタンテイヌス帝の方が、逆にローマから追放されてしまいます。彼はコンスタンチノープルに逃れて、ビザンチン帝国をつくります。そしてここでローマ帝国からのユダヤ人完全追放を目ざします。

彼は非常な知能犯です。何とユダヤ人をユダヤ教の神によって滅ぼそうと企みます。ユダヤ教の内部宗教であったキリスト教を自家薬篭中のものにして、ユダヤ人攻撃のための最強兵器に仕立て上げます。「神と子と精霊の三位一体」という超絶トリックによって、キリストは唯一神ヤハウエに匹敵する存在となります。

ユダヤ教からしてみれば、荒唐無稽としかいいようのないこの教義は、コンスタンテイヌス帝の命令で開かれたニケーア公会議によって、『正当派キリスト教』と認定されます。これをニケーア信条といいます。

ニケーア信条を補完すべく、新たな福音書が相次いで創作されます。キリストの受難と復活の物語を盛り込んだ、マルコ、マタイ、ルカ、ヨハネの福音書です。かくてユダヤ人に神殺しの冤罪を被せた物語は、現在に至るまでベストセラーになります。

このカラクリを理解するためには、ユダヤ教の内部宗教にすぎなかった初期キリスト教と、突然キリストが神の子に変貌した『正当派キリスト教』とを峻別しなければなりません。前者はユダヤ教です。後者はユダヤ教の当て馬として捏造されたものです。

つまりユダヤ教を制するにユダヤ教を以てする、という非常にえげつない作戦によって生まれた鬼子が、『正当派キリスト教』です。前述したようにこの作戦会議をニケーア公会議、その決まりをニケーア信条と呼びます。つまりニケーア信条とは簡単にいうと宗教詐欺のことです。

もともとユダヤ人を追放するために定められた信条ですから、『正当派キリスト教』の神がユダヤ教徒皆殺しを命じるのは理の当然です。実に道理に適っています。それを補完すべくマルコ、マタイ、ルカ、ヨハネの福音書が創作されたのです。福音書がどんな代物か、その素性が知れようというものです。

なわふみひと氏は福音書に対する思い入れが強く、殊にマタイ福音書には『愛』が説かれている、この一事を見てもアイクの言っているキリスト架空説がデタラメだと分かる、と憤激しています。しかし『愛』は『愛』でも、福音書に説かれているのは異端者を皆殺しにする神が説く『愛』、すなわちユダヤ特権階級を憎悪する神が説く『愛』です。

鬼塚氏はこのことについて、キリスト教にかぶれている日本人は、異端者の中に我々日本人も含まれてることを忘れないようにしましょう、と注意を促しています。

加藤隆『福音書=四つの物語』講談社選書メチエによると、成立時期は以下の通りです。


マルコ福音書→一世紀半ばころ
マタイ福音書→一世紀末
ルカ福音書(使徒行伝と併せてルカ文書と呼ばれる)→一世紀末
ヨハネ福音書→一世紀末から二世紀初め

加藤隆氏によると、福音書の研究者たちの間では、マルコ福音書は最初は12章だけしかなかった、イエスの受難と復活の物語を描いた13章以降は後から継ぎ足されたものである、と一般に考えられているそうです。マタイ福音書とルカ福音書は、マルコ福音書と同じ轍を踏まないように、最初から受難・復活劇を盛り込んでいます。

これら四つの福音書が創作されると同時に、初期福音書すなわち「復活劇はデタラメである」とはっきり書いてある一群の福音書は、抹殺されていきます。四つの福音書が創作された以前に書かれた福音書の写本の一群が、1945年エジプトのナグ・ハマデイ、1947年ワムランで発掘されています。

「ヨハネのアポクリュオン」「ペテロ黙示録」「パウロ黙示録」「トマスによる福音書」「ピリポのよる福音書」「真理の福音書」「エジプト人福音書」「ヤコブの秘書」「ペテロからピリポへの手紙」の九編です。いずれも初期キリスト教徒に良く知られていたものです。

これら313年のコンスタンテイヌス帝の勅令で抹殺されていった福音書の写本は、マリアの処女懐胎やイエスの復活の物語を完全否定しています。クリスチャン作家として高名な三浦綾子は、「キリストの復活がウソであれば、キリスト教は崩壊する」と書いています。つまりキリスト教は予め崩壊していることになります。

ありょ?ローマ帝国ってキリスト教徒を弾圧したんじゃないの?

そうです。暴君ネロによるキリスト教徒迫害と、コンスタンテイヌス帝によるキリスト教徒迫害はわざと混同するよう仕向けられています。コンスタンテイヌス帝以降の迫害は、『正当派キリスト教徒』による初期キリスト教徒(ユダヤ教徒)への迫害なのです。福音書に描かれたキリストの受難と復活の物語も、十二使徒が迫害を受けたというのもフィクションです。

え?キリスト教徒がキリスト教徒を弾圧したの?んじゃ内部抗争?

いいえ違います。初期キリスト教と『正当派キリスト教』は、まったく別物です。前述したように、ローマ帝国内部で超法規的権力を持つユダヤ人たちを追放するために捏造されたのが、『正当派キリスト教』です。従来解釈されているような、ユダヤ教からのスピンオフではありません。初期キリスト教徒は、ローマ帝国の殲滅作戦によっておよそ二千万人が虐殺されました。そして彼らに取って代わったのが、今日知られている『正当派キリスト教』です。現在に至るまでその宗教詐欺は続いています。鬼塚氏によるとこれを書く日本の歴史作家、宗教家は皆無なのだそうです。

この宗教詐欺がより先鋭化したものがイエズス会です。1534年に創立されたイエズス会は、1540年にローマ教皇の公認を得るまでのわずか40年足らずの間に、世界中にその勢力を拡大していきます。その世界戦略は、ユダヤ教、タルムード、カバラの共同によるものです。多くの人が「キリスト教は愛の宗教である」と思っていますが、キリスト教とユダヤ教は憎悪に満ちた双生児です。

ここで、なわふみひと氏のアイクへの弾劾、『ユダヤ教を信ずる人たちが長年にわたってキリスト教およびキリスト教徒を攻撃し、既にある時点からは完全にキリスト教の中枢に入り込んで、ユダヤ化させてしまったと指摘されている点についてまったく触れていない』、ということにも触れておきます。

なわふみひと氏は、木を見て森を見ていないと思います。『ユダヤ教がキリスト教の中枢に入り込んでユダヤ化させてしまった』というのは、『キリスト教がユダヤ教の中枢に入り込んでキリスト化させてしまった』ことを裏返した見方にすぎません。両者は癒着している双生児なのです。もともとユダヤ・キリスト教と総称するのがふさわしい宗教です。

この癒着は世界統一政府を目指す連中による、世界宗教創出の断面として捉えることが出来ます。人間の心を支配する道具としての世界統一宗教、その前段階としてのユダヤ・キリスト教の癒着であり総称です。そして今や図式は、ユダヤ教徒VSキリスト教徒の時代から、ユダヤ・キリスト教徒VS他の宗教に進化しています。他の宗教との間に憎悪犯罪が増加するのと並行して、ユダヤ教とキリスト教の互いの浸透が深まり、そこにキリストの再来を演じるビリー・グラハムが登場します。

グラハムがプロテスタント、カトリック、ユダヤ教を超越した世界宗教のシンボルとして祀り上げられ、『キリスト原理主義』が誕生します。かつてユダヤ教の一内部宗教を『正当派キリスト教』に生まれ変わらせたのと同じ詐術が、装いを新たに登場したのです。これを仕組んでいるのがユダヤ教徒でないことは、いうまでもありません。オリンピアンズ、すなわちオリンポスの神の末裔を自称し、世界統一政府の頂点に立とうとしている連中です。

以上、鬼塚氏最新著のダイジェストによるキリスト教講座でした。


ちなみに「目から鱗が落ちる」の語源は、新約聖書に描かれたパウロのエピソードから採られたものだそうです。パウロはキリスト教徒を迫害する急先鋒に立っていましたが、復活したキリストに出会って目が見えなくなり、三日後、キリストの御業によって視力が戻ります。パウロの心を覆っていた誤解と偏見が、劇的に転換する瞬間です。それを目から鱗のようなもの落ちた、と表現しているのです。大変有名な逸話ですが、すべて作り話です。キリストの復活も創作、パウロも架空の人物です。そもそもローマ帝国に迫害されていたのはキリスト教徒(正当派キリスト教徒)ではなく、ユダヤ教徒(初期キリスト教徒)です。それをごまかすために、パウロという強烈な個性を持つキャラクターが造られたのです。


再びなわふみひと氏の続き

『われわれがユダヤ人として呼んでいる人びとの大部分は、イスラエルの地にではなく、コーサカス山地にその起源を持っている。
  歴史学や人類学の研究によって、ユダヤ人と呼ばれている人々のなかで古代イスラエルとなんらかの遺伝的つながりを持っていると考えられる人は、ほんのわずかにすぎないということがわかっている。(大いなる秘密 上巻178ページ)


  「だから、現在のユダヤ人は、新約聖書の中でイエスを謀略にかけて殺害したとされているユダヤ・パリサイ派とは遺伝的関係はないのだ」ということを言いたいのでしょう。確かに、今日の世界を支配していると言われるユダヤは、かつてのカザール帝国から逃げてきた民族で、古代ユダヤと区別するために「アシュケナジー・ユダヤ」と呼ばれ、イエスの時代の「スファラディー・ユダヤ」とは別の民族であると言われています。
  しかしながら、古代イスラエルとはなんのつながりがなくても、アシュケナジー・ユダヤと呼ばれる白人系の“ユダヤ人”が、世界一極支配を目論んでいるというのは事実でしょう。出自は違っても、“ユダヤ”に問題があるのは確かなのです。』

♪私はなわふみひと氏がアイクを熟読したというのは、やはりウソだと思います。アイクは新約聖書自体が捏造だと言っています。何の必要があってフィクションに対して免責を図るのですか?

なわふみひと氏続き

『ヒンドゥー教、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教などの大宗教は皆、その起源を同じくするものである。それらはみな、7千年前の大洪水の直後アーリア人やそのレプティリアン(爬虫類型異星人)との混血種が出現した中近東から派生したものだ。これらの宗教は、人々の精神を恐怖や罪悪感によって封じ込めるべく作り出されたものだ。(上巻216ページ)


  ユダヤ教をさりげなくその他の宗教と並べ、決して特殊性がないように思わせています。キリスト教の母胎となった新約聖書をご覧いただければ(「マタイの福音書」だけに目を通していただいても)、それが「人々の精神を恐怖や罪悪感によって封じ込める」ものでなく、むしろその逆であることは一目瞭然です。このあたりのアイクの決めつけは明らかに何らかの意図を持っていることが読み取れます。』

♪マタイ福音書とは、初期キリスト教徒を二千万人虐殺することを正当化するために創作されたものです。異端者の皆殺しを命じる神が説く『愛』とは、同朋にのみを騙る欺瞞の創作物語です。くり返しますが、新約聖書におさめられている四つの福音書の成立時期は、初期キリスト教徒の大量虐殺、すなわち『正当派キリスト教』が取って代わる時期とほぼ同一です。

なわふみひと氏続き

『 イスラエルの子孫たるユダヤ人の物語の大部分は架空のものである。しかし、そのヴェールの下には真実が隠されている。現在に至るまでの数年間、ユダヤ人ほど精神的に捕らわれの身とされてきた人々はいなかった。なぜなら一般のユダヤ人たちは、ユダヤ上層部のブラザーフッドによって、情け容赦ない残酷な迫害を通じての奇怪な精神操作を受け、彼らの計画を推進するために利用され続けてきたのだから。「ユダヤ」のロスチャイルド家は、莫大な金をナチスに出資することによって、一般のユダヤ人たちを恐るべき悲惨な結末へと追い込んだ。(上巻222ページ)

  「悪いのはみなロスチャイルド一族なのです。そして、ロスチャイルドが誕生(18世紀)する前にユダヤ人が働いたとされる悪事の数々の大部分は架空の物語なのです」とアイクは断定しています。ただし、その検証はなされていません。このようにアイクは、ユダヤに都合の悪いことは、イエスという人物を十字架にかけさせたことを筆頭に、すべて架空の物語ということにしてしまいます。』

♪これは暴論です。アイクは「ユダヤ人」の裏事情について言及しているのです。その過程でロスチャイルドの出自にも触れています。なわふみひと氏は副島隆彦に感化され、ロスチャイルドを軽視する傾向がありますが、認識を改めることを勧めます。すべての秘密結社の中心はRIIAで、それを取り仕切るロスチャイルドと英王室が世界権力の中心に位置していると鬼塚氏は考察されています。アイクはさらに一ひねり加えて、ロスチャイルドと英王室は所詮バチカンのパシリに過ぎず、そのバチカンを操る真打ちがアジアの山奥に本拠地を構えていると考えています。


また一般のアシュナケージとロスチャイルドを混同すべきではない、というアイクの主張は正論だと思います。なわふみひと氏自身も、同様のことを書いているではありませんか。


アナログ『2012年の黙示録』より
『ユダヤというと一部には悪の代表のように見る向きが相変わらずありますが、言うまでもないことですが、ユダヤ人全てが悪いということを意味しているわけではありません。ユダヤ教を信じる人‐というより厳密にはシオニストと呼ばれる人たち‐の一部が、どうやら世界を陰から動かしている力、つまり影の世界政府といわれる人たちに加わっているようなのです。(他の善良なユダヤ人の名誉のためにも、あくまで、一部だけだということは明らかにしておく必要があるでしょう)』


なわふみひと氏ブログの続き
『バビロン時代以来編纂され続けてきたすさまじい量の「トーラー」および「タルムード」は、個人の日々の生活をこと細かく規定するものであり、人間精神に対する砲撃と言ってもよいほどのものでもあった。(中略)
  レヴィ人によって作られたこの書物は非ユダヤ人を排撃する病的な人種主義に満ちており、少しでもユダヤに挑戦する者があれば徹底的に「殲滅」するように説いている。「タルムード」は世界一極悪な人種主義の書である。その精神の病の深さを示すいくつかの例をあげてみよう。
 「ユダヤ人だけが人間であり、非ユダヤ人は家畜である」
 「非ユダヤ人はユダヤ人の奴隷となるために創られたものである」
 「非ユダヤ人との性交は動物との性交と同じである」
 「非ユダヤ人は病気の豚以上に忌避されるべきものである」
 「非ユダヤ人の出生率は極力抑えなければならない」
 「雌羊やロバを失っても取り返しがつくように、非ユダヤ人についても取り替えがきく」
  これらは単に凶悪な人種主義というにとどまらない。もう一度よく読んでいただきたい。それはまさに、ドラコ・レプティリアンとその手下どもが人類に対してとっている態度そのものなのだ。このような恐るべき内容は一般のユダヤ人によって書かれたものではない。
  一般のユダヤ人たちは、このような恐るべき信仰の犠牲者なのだ。
  確認しておきたい。「タルムード」はレヴィ人によって書き上げられた書物である。その彼らは、バビロニアのレプティリアン・ブラザーフッドの血流に属する秘密司祭団であり、ユダヤの人々に対してはアドルフ・ヒトラーほどの誠実さも持ち合わせてはいなかったのだ。だからユダヤ人を責めるのは筋違いだ。それこそブラザーフッドの思う壺なのだから。「分割して支配せよ」は彼らの基本戦略だ。(上巻231ページ〜)』


「タルムード」が極悪の書であることは一応認めています。しかしながら、それがなぜユダヤ人のために書かれたのか、何の目的で書かれたのかについては全く説明されていません。ですからなかなか苦しい弁護内容となっています。なぜユダヤ人と非ユダヤ人を分割しなくてはならないのか――。頼まれもしないのに「タルムード」という秘密文書を作成して、その中でユダヤ人だけを特別扱いする理由は何なのか――。そもそもレヴィ人とはいったい何者で、「タルムード」が彼らの作という証拠はどこにあるのか――。それらには触れずに、「とにかくユダヤ人は悪くはないのだ」と結論だけを急いでいる感じです。


現に、「タルムード」を中心的な教義にしていると言われているユダヤ教を信仰する人たち(=ユダヤ人)が、今日の世界を支配している層の中枢にいることは紛れもない事実なのに、そのことに全くの頬かむりをしているのは異常です。ユダヤを恐れているか、ユダヤのシンパか、あるいは自らが隠れユダヤ人であるかのいずれかだと思われます。


更に意図的だと思われるのは、「タルムード」の教えの悪質性についての説明が大変おざなりだということです。その内容も、意図しておもしろおかしく表現されているところだけを拾っています。「タルムードはユダヤの教えではなく、それはレプティリアンが書いたものだ」と、ここでもアイクは“ユダヤ”を弁護しています。』

♪目から鱗のタルムード講座♪

再び鬼塚氏前掲書よりダイジェストします。


先ほど目から鱗のキリスト教講座で、キリスト教は仮面をつけたユダヤ教、ユダヤ教の内部宗教を換骨奪胎した成りすまし宗教であることを学習しました。ユダヤ教とキリスト教の癒着と敵対関係は、この欺瞞から必然的に生じたものです。その結果、ユダヤ教徒は旧約聖書ではなく、憎悪の集大成ともいうべき「タルムード」を信仰の拠りどころとします。

ラビ(ユダヤ教司祭者)たちによると、モーゼがタルムードの最初の著述者だとされています。モーゼがシナイ山で神から授かった律法(トーラ)を基にして、二千数百年もの長い年月のあいだに、数多くのユダヤ教のラビたちが「あれをなすな」「これをなせ」と、厳しく生活のための教えを説いたものだといわれています。そして長い間、タルムードはユダヤ人以外の人々が知ることができないものでした。

しかし、キリスト教徒の間でこのタルムードが知られるようになります。I・B・プラナイテイス著「仮面を剥がされたタルムード」によると、タルムードには、イエスキリストの生誕、生涯、死及び教えについて数々の叙述がありますが、その名前はいつも同じではなく、「あの男」「あいつ」、「大工の息子」「吊るされた者」など、種々の名で呼ばれているということです。私生児で、生理中に受胎され、エサウの魂を持ち、また馬鹿で、呪師で、誘惑者であると記述されています。十字架につけられ、地獄に埋められ、死後、彼の弟子たちにより偶像として祭り上げられたと教えられています。マリアはスターダつまり娼婦、夫から離れ姦淫を犯していたと記されています。このことは、エルサレム・タルムードにも書かれているし、またマイモニデスも記述しているとのことです。

タルムードの激しい憎悪の対象は、実在したイエス・キリストではなく、突如、神ヤハウエを凌ぐ存在となった架空のイエス・キリストに対するものです。前述したようにナグ・ハマデイの初期福音書は、キリストの受難復活を否定しています。キリストをユダヤの神ヤハウエ以上の存在とするために一群の初期福音書は抹殺され、マルコ、マタイ、ルカ、ヨハネの福音書がこれに取って代わりました。初期キリスト教徒(ユダヤ教徒)の殲滅を正当化するためです。

ユダヤ教のラビが憎悪の念を燃やしてタルムードを復唱するのも、むべなるかなというものでしょう。自分たちの一番大切なものが盗まれて利用されて、自分たちを殲滅する道具に使われたのです。ユダヤ教のラビはタルムードを延々と増やしつつ、「ローマ憎し」を、「イエス・キリスト憎し」に変えていきます。

同時に彼らは奸計を使ってでも、ローマ帝国を敗北に導くべく作戦を練ります。そこで、武力ではなく経済力でローマを支配しようとする方針へと転換します。その方法がタルムードに書かれています。すべての世界はユダヤ人のものであり、全てのものがユダヤ人に仕えねばならない。どこでもユダヤ人はキリスト教徒(正当派)を殺すべきであり、また、それを情け容赦なく実行すべきである。ゴイムの声明と彼の全ての肉体的力とはユダヤ人に所属するものである・・・。

これは差別された民族であるユダヤ人の裏返しの思想です。そして差別され賎民視されたユダヤ人はタルムードを完成させる過程で、世界=経済の支配者となっていきます。そして拝金教を創り出すのです。いかにして彼らが、世界=経済の支配者になっていったのかが、タルムードに書かれています。

※キリスト教徒に取引を教えることは禁止されている。

※キリスト教徒がユダヤに支払い過ぎたとしても、そのことは教えられるべきではない。

※キリスト教徒の失われた財産は彼らに返還されてはならない。

※キリスト教徒はだまされてもさしつかえない。ゴイをだますことは許されている。

※ユダヤ人は常にキリスト教徒をだまそうと努めねばならない。

※君主たち、とりわけローマの君主(皇帝)は殺されなければならない。

※キリスト教徒を殺す者たちは、天国で高い地位を得る。

二十一世紀の今、このタルムードの思想がもっとも強力なものとなり、ユダヤ人が世界=経済を支配しています。このタルムードを信仰する者たちが秘密組織(カルト教団)を作り、拝金教を密かに広めているのです。これが現代の金融システムを創り出した元凶です。私たちが信じて疑わない金融システムは、タルムードが作り出した悪魔集団の手の中に落ちています。

(以下は鬼塚氏の文章そのままを抜粋します)

その良き例があります。イングランド銀行が公定歩合の決定をする際に、儀式めいたことをしています。そして何よりも驚きなのは彼ら役員の衣装です。まるでソロモンの神殿で神官たちが着ていたといわれる衣装によく似ているのです。彼らイングランド銀行の役員たちはソロモンの権威を一般民衆に示すかのように振る舞います。彼らは間違いなくタルムードの世界の住人なのです。中央銀行、IMF,世界銀行はすべて負債を垂れ流しています。その負債は高利貸したちにより利子をつけられて一般の人々に返ってきます。タルムードは言います。「キリスト教徒がユダヤに対して支払い過ぎたとしても、そのことは教えられるべきではない」。高利貸しの利益はすべて、タルムードの人々に入っていきます。

アメリカが宗国の崩壊が近づいています。タルムードの世界に棲むリーダーたちが、憎悪心をもってアメリカを崩壊させようとしています。ローマ帝国の滅亡のドラマは今、アメリカの中で進行するドラマと同じです。二十一世紀は国家の滅亡の時代ではないでしょうか。

私はキリスト教もユダヤ教も、普遍主義というものと敵対していると思います。これらの宗教はあまりに偏狭ではないでしょうか。キリスト教も旧約聖書を新約聖書とともに聖書としています。この十戒の最初に書かれている文章に注目してください。「私は主、あなたの神」とは、「あなた以外の神ではない」と神が言っているのです。ではどんな神でしょうか。「あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した」神なのです。モーゼを導いた神のみが神であり、私たち日本人は、ごくごく一部の人々を除けば、皆殺しにすべき人間なのです。「殺すなかれ」はユダヤ・キリスト教徒の信者どうしの合言葉です。この言葉は、ユダヤ・キリスト教徒以外の民族(私たち日本民族も)に対しては全く適用外なのです。』

以上、鬼塚氏の最新著書によるタルムード講座でした。


♪ユダヤ・キリスト教徒が普遍性を欠いているのは、お互いにお互いしか視野に入っていないからだと思います。彼らは憎悪で癒着しています。鬼塚氏の見解は両者の対立を踏まえたものですが、アイクはスタンスが違います。しかし警告している内容は、我々に対する注意を喚起している内容は同じです。アイクはユダヤ教自体がレヴィ人の捏造であり、彼らによって書かれたタルムードは人類全体を支配する悪魔の書であると警告しています。一般のユダヤ人は支配される側に入るのですから、利用されていると言っても語弊はありません。しかしなわふみひと氏はこれを容認しません。ユダヤ人ばかりを擁護している、やっぱりアイクはユダヤ人なんだと言い張っています。

アイクの見解には、キリスト教成立の過程において、鬼塚氏が考察されたような初期キリスト教徒(ユダヤ教徒)殲滅の要素がありません。よってユダヤ教のラビたちがどうしてあれほどキリストを憎悪するのかが説明しきれていないきらいがあります。アイクはユダヤ教もキリスト教もイスラム教も同じルーツを持っている、レヴィ人が人類の絶えざる火種のもとになるべく創作した宗教で、人類支配の道具であるとしています。いずれにせよ、両者の結論は、宗教が人類支配のツールであることを警告している点において共通しています。


アイク前掲書より

『キリスト教もユダヤ教(カバラ教)も、ひとたびメッキを剥ぎ取ってしまえば同じ宗教なのだ。この二つは同じ源泉から出たもので、イスラム教も大半はそうだ。イスラム教にもキリスト教、ユダヤ教と同じ神話や説話があり、信者はそれを真実として受け入れている。キリスト教、ユダヤ教、そしてイスラム教は、すべてエルサレムを聖地としている。この都市と、現在イスラム教の「岩のドーム」が建っている「神殿の丘」への執着のせいで、エルサレムは何世紀にもわたって悲惨な争いに巻き込まれてきた。』

鬼塚氏前掲書より

『ユダヤ教においては「ヤハウエ」が最高神です。一神教の誕生です。もう一つ記さねばなりません。イスラエル民族の祖といわれるのはアブラハムです。このアブラハムを祖として、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が登場するのですから、この三つの宗教は同一の宗教といえるのです。私はすべての宗教(一部例外があるとはいえ)は、人々を恐怖の底に突き落とし、その過程で罪悪感を持たせる、いわば、人民支配の詐術であると思っています。』

♪実をいうと私が最も衝撃を受けたのは、鬼塚氏によるカバラの考察です。異端の代表グノーシス派がカバラを作り、それがマニ教となり、そして仏教の母胎となったというものです。

鬼塚氏の考察をダイジェストします。

グノーシス派の起源は古代オリエント、エジプト、あるいはバビロニア、そしてイラン、インドです。ギリシャの哲学や神秘学に、こういったオリエントの密儀宗教が融合して生まれたものがグノーシス派だとしています。グノーシスとは、「認識する」というギリシャ語に由来します。

彼らグノーシス派は、「世界は神によって生み出されたものではない、神は世界を支配していない、人間は認識を通して救われる」と認識する立場にあります。まさにイエスを救世主と定めた『正当派キリスト教』の天敵ともいうべき思想です。コンスタンテイヌス帝は彼らに異端のレッテルを貼って、大量虐殺を謀ります。

彼らの一部がかろうじてイランに逃亡し、マニ教をつくります。ゆえにタルムード同様に、マニ頌歌には憎悪がつづられています。グノーシス派は、現世を果てしなき苦悩の汚れた時間の連続と捉えています。牢獄から牢獄へと生は続いて行くという思想をマニ教は持っています。

釈迦が説いたのはこの汚れた時間の連続線を断ち切る方法で、それが仏教と呼ばれているものの本質です。その思想の根底にあるのは恐怖です。嫌悪・不安・絶望ないまぜのこの輪廻思想ほど恐ろしい思想をつくった人間は、釈迦以外にいません。

以上ダイジェストです。


♪私見では汚れた時間の連続線からの解脱を説いた釈迦像は、後世の創作経典による捏造だと認識しています。釈迦は宗教自体を否定し、バラモンたちの宗教儀式のくだらなさを批判し、ごく当たり前のことをしっかりやることが大切であるという、恐怖や嫌悪や絶望に汚されることのない、平明な哲学を説いた人だと認識しています。ましてやなわふみひと氏が言うような、釈迦が終末思想の肉付けになるようなことを説いたというのは、あまりに荒唐無稽な話だと思います。

なわふみひと氏の終末思想は、日月神示と聖書の黙示録の他に、即身成仏という観念と般若心経のモチーフを取り入れています。なわふみひと氏は釈迦が般若心経を説いたと信じているようですが、ずっと後世のナーガルージュによる創作というのが一般的に知られています。即身成仏という捉え方も、後期大乗仏教ともいうべき密教から派生したものです。聖書と同じく、仏教の経典は釈迦本人とはほとんど関係がないと思われます。釈迦の死後、弟子たちの第一結集によって記されたという阿含教さえも、その真贋が疑われています。おびただしい数に上る大乗経典は、後世の第三者の手による創作です。

再びなわふみひと氏ブログの続き

『 少数のエリートたちからみれば、ユダヤ人であろうとカトリックであろうとイスラムであろうと、支配対象であることに変わりはない。これらすべての宗教や人種といったものの欺瞞性は、今日ユダヤ人と呼ばれている人々の実情を見れば明らかだ。あるユダヤ人の人類学者は言う。ユダヤ人なる「人種」は存在しない、と。ユダヤというのは信仰であって人種ではない。だから「ユダヤ人」という概念はまったくの捏造である。(中略)ここで留意すべきは、ユダヤ教徒のなかにも他の文化に属する者のなかにも、レプティリアンの血を受け継ぎ秘密裡に活動している特別な人種が潜んでいるという事実である。(上巻235ページ)

  要するに、「ユダヤ人だけが特別に悪いことをしてきたわけではない。どんな文化に属する者にもレプティリアンは憑依しているのだから」と、世界中で悪事を働いてきたとされるユダヤ人を徹底的に弁護しています。最終的には、「もともとユダヤ人なる人種は存在しないんだ」ということで、イエスと同様、ユダヤ人種までが架空の存在にされてしまいました。』

♪アイクはユダヤ人に限らず、カトリックもイスラムも支配層によって捏造されたものだと述べています。アイクがユダヤ人を免責するためだけに、キリスト架空説をぶっているかのように非難するのは、不当な言い掛かりです。なわふみひと氏には、聖書に固着するあまり白黒でしかものを考えられないカルト思考の弊害が見られます。

アイク前掲書より、「ユダヤ人」について述べられた箇所を抜粋します。
『アーサー・ケストラーをはじめとする勇気あるユダヤ人の著作家が、調査の結果、ユダヤ人にはイスラエルを故郷とする歴史的根拠がないことを確認している。ユダヤ人は「聖書」に出てくるヘブライ人ではなく、したがって「セム人」などでは決してない。彼らは「聖書」にあるイスラエルの住人ではなく、元々はシュメールから出て、のちに南ロシアからコーカサス山脈にかけての地域に移って「ハザール人」と呼ばれた人々だ。その土地の大部分は、現在はグルジア共和国の領土となっている。

「ユダヤ人の鼻」と言われる鉤鼻が、イスラエル地方ではなくコーカサス地方の人々の遺伝的特徴となっているのはこのためだ。ユダヤ人でアメリカ国務省に勤めていたアルフレッド・M・リリエンタールは、こうした事実を「イスラエルのアキレス腱」と呼んでいた。これが、イスラエルは「聖書」のヘブライ人の土地であるというシオニストの主張を覆すものだからである。

確実なことは、現在「ユダヤ人」を自称する者の九〇%いじょうがハザール人を先祖としていること、したって現在イスラエルと呼ばれる土地とは何の関係もないということである。彼らの故郷は死海ではなく、カスピ海だったのである。

さあ、この辺りではっきりさせよう。私たちが「ユダヤ人」と呼ぶ人々は、元々シュメールに住んでいた人々の子孫なのであり、シュメール人はセム人ではなかった。セム人というのはセム語を使う民族のことだからだ。従って、ユダヤ人への批判を「反セム主義」と呼ぶのは完全な誤りだ。しかもロスチャイルド家のようなユダヤ人の支配層は、このことを理解している。

私はロスチャイルド一族、ローマ帝国の「王家」の血を引いていると確信している。

それまで何世紀にもわたってハザール人と呼ばれていた人々が「ユダヤ人」と呼ばれるようになった、その真の起源は忘れ去られた。しかしユダヤ人のエリート家系は真実を知っているそのうえでユダヤ人の一般大衆に、そして世界に、偽りの歴史を語っているのだ。これそが、彼らが「聖書」のユダヤ人だという思い込みの正体だ。このペテンがいまだに継続しているために、中東の平和は徹底的に破壊されているのである。


ハザール系「ユダヤ人」は一六世紀中頃、ローマ教皇の命令でゲットーに閉じ込められるという仕打ちを受けている。そして一七世紀には、コサックで起こったユダヤ人虐殺事件を契機として、ハンガリー、ボヘミア、ルーマニア、ドイツへの大量脱出が始まった。それ以前のドイツには、ユダヤ人はほとんどいなかった。「この長い旅は、第二次世界大戦まで、ほぼ三世紀近くにもわたって続けられた。そしてこれが、今日のヨーロッパ、アメリカ、イスラエルに存在するユダヤ人コミュニテイ―の基盤を作ったのである」。

ユダヤ人に関する事実とは何だろう。(ここで「ユダヤ人」と書くのは世間がそう呼ぶからで、私自身は彼らをユダヤ人とは呼ばない。私は彼らを「いわゆるユダヤ人」と呼ぶ。)彼ら「ハザール人」のうち、誰ひとりとして先祖が「聖地」の土地を踏んだ者はいない。「旧約聖書」の時代だけでなく、時の始まりから数えても誰ひとりとしていないのだ。にもかかわらず、彼らは我々キリスト教徒を訪ねてきて、パレスチナでの軍事的暴力に支援を求める。

「我々神に選ばれし民が約束の地、先祖の地へ帰還する手助けをしたいとお思いでしょう。それが、あなた方キリスト教徒の義務なのです。我々は、あなた方の主として、わが民族からひとりの若者を与えたのですから・・・。」彼らを「聖地の民」と呼ぶのはバカげている。それは五四〇〇万人いる中国系イスラム教徒を「アラブ人」と呼ぶのと同じことなのである。』

♪なわふみひと氏に訊きたいと思います。
一体これのどこが「ユダヤ人」を免責しているのでしょうか?

アイク前掲書の続き

『バリー・チャミッシュがエヴリン・ロスチャイルドの孫から聞いたところによると、レバノンがもたらす「戦争の果実」を享受していたのは七つの家系だという。「彼らは自分たちの玩具としてイスラエルを作ったのです。イスラエルは彼らの富と権力を増やします。今後もイスラエルが破壊されることはないでしょう」。

この計画を彼らは「シオニズム」と呼んだ。シオニズム運動は十九世紀から二十世紀初頭にかけて、ロスチャイルドとその手下であるハイム・ヴァイツマンなどが立案し、動かしていった。英国の首相や外務大臣を務めたパーマストン子爵はロスチャイルド家と親しく、ヨーロッパのフリーメーソンリーでもトップに位置する人物だった。当時のイルミナテイの主要メンバーともつき合っていて、彼らに代わって中国でアヘン戦争を遂行したりもした。そのパーマストンが、早くも一八四〇年には次のように述べている。

「現在ヨーロッパ中に広まっているユダヤ人のあいだで、ある考えが強まっております。パレスチナに彼らの民族が再び現れる時が近づいているというのです。・・・」

パーマストンは秘密のアジェンダを遂行していたのであって、本人もそれを自覚していた。ロスチャイルド/イルミナテイは工作活動によって第一次世界大戦を引き起こし、その結果一九一七年には、イギリス外務大臣バルフォア卿から「バルフォア宣言」が発表され、ユダヤ人国家イスラエルの建設をイギリス政府が支援することになった。

この宣言は、アメリカを戦争に参加させる取引とも関係があった。そちらの計画を立てたのは、ウッドロー・ウイルソン大統領に最も近い「アドバイザー」だったエドワード・マンデル・ハウスとバーナード・バルークで、どちらもアメリカにおけるロスチャイルドの代理人だった。

バルフォア「宣言」というからには、世間に向けて何らかの発表があったように思えるが、実際はバルフォアから第二代ロスチャイルド男爵のライオネル・ウオルター・ロスチャイルドへ送られた書簡であり、書いたのはロスチャイルドの銀行家アルフレッド・ミルナーにほぼ間違いない。

十九世終わりのイギリスでは、ロスチャイルド家から資金提供を受けて、円卓会議というエリートの秘密結社が創設された。一九〇二年にセシル・ローズがこの世を去ったあと、円卓会議のトップを引き継いだのがロスチャイルド卿の手先アルフレッド・ミルナーで、その時の中心メンバーの一人が、ほかならぬバルフォア卿だった。つまり「バルフォア宣言」とは、おそらくは円卓会議の指導者が書き、政府閣僚にして円卓会議のトップメンバーでもある人物が、その円卓会議の資金提供者である第二代ロスチャイルド男爵ライオネル・ウオルター・ロスチャイルドに宛てて送った公式書簡だったのだ。』

♪これで「バルフォア宣言」がバッチリ理解できましたね。
で連中は「ユダヤ人」を使って、どんな「玩具」を作り上げたのでしょうか。

アイク前掲書の続き

『イスラエルでは、ヨーロッパまたはアメリカから来た白人のアシュナケージが特権ピラミッドの頂点に立つよう、法律で決められている。』

♪何となくイギリスからアメリカに渡ったニューフラワー号の連中と似ていませんか?それもそのはず、アメリカは入植当初『ニュー・イスラエル』と呼称されていたのです。

アイク続き

『「自由で民主的」なアパルトヘイト国家イスラエルで遺伝的階級制の底辺に置かれているのは、エチオピア出身の黒人ユダヤ教徒だ。彼らの扱いは唖然とするほどのひどさだが、それでも法律上はパレスチナ人より上に置かれている。イスラエルは人種・民族差別を土台とする国家だ。シュナケージは人種による区別に基づいて、多数派のセファラデイ―やアラブ系ユダヤ人を支配し、命令を下している。合衆国の人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチの報告書は述べている。「イスラエルの基本法には差別を禁じるもの、平等を保証するものが何ひとつない。」

第二次世界大戦中のドイツでは、エリート層シオニストのアシュナケージがヒトラーのゲシュタポと協力し、下級層のドイツ・ユダヤ人を迫害して強制収容所に送り届ける手助けをした。現在イスラエルに住むエリートのシオニストは、ナチ式のファシズムを愛好・精通していて、ファシズム的な面をイスラエルに強要してきた。すなわちドイツでナチに協力した連中が、イスラエルに来てからは、ポーランドやロシアから来た共産主義シオニストと手を組んだ。イスラエルを支配しているのは、共産主義とナチ式ファシズムという二つの勢力だ。民主主義など幻にすぎない。

アシュナケージの指導者は、遺伝的にユダヤ人ではなく、歴史的にもイスラエルとは無関係な人々を利用して、歴史を捏造してパレスチナを乗っ取った。それ以後は「自由と民主主義」の仮面をつけながら、ファシスト独裁者としてこの国を支配している。』

♪後述しますが、ニュー・イスラエルことアメリカ建国の欺瞞も、イスラエル建国のそれに勝るとも劣らないものです。

再度なわふみひと氏ブログの続き

『19世紀末に発見された『シオン賢者の議定書(プロトコール)』は、20世紀に起こったできごととその操作手法を、驚くべき正確さで物語っている。略して『プロトコール』と呼ばれるそれらの文書は、ロスチャイルドらレプタイル・アーリアンによる創作である。(中略)
  ブラザーフッドは『プロトコール』の内容に対する信用度を落とすのに躍起になっている。それほど『プロトコール』の内容は的を射ているのである。
  私は『プロトコール』のことを、一般に言う「ユダヤ」の手によるものであるなどとは、まったく思っていない。はっきり言えば『プロトコール』は、レプタイル・アーリアンによって「ユダヤ」のものであるかのように見せかけて作られたものだ。(上巻488ページ〜)

  ここでも“犯人”は姿の見えないレプタイル・アーリアンということになってしまいました。アーリア人を操って書かせたという異次元の存在を証人喚問をすることはできませんので、確かめるすべはありません。アイクは異次元に行って見てきたのでしょうか‥‥。かくてアイク法廷では、「証拠不十分につきユダヤは無罪!」ということになったようです。』

♪レプタイル・アーリアンについて、アイクはそれなりに証人喚問していす。前述したようにシュメールタブレットや考古学者の検証を駆使して立証を試みています。

 

なわふみひと氏続き

『 シオニズムは陰謀の中心であると言われることもあるが、それは間違っている。それは、はるかに巨大なブラザーフッド・ネットワークの一部にすぎない。シオニズムはユダヤ人固有のものではない。それは一種の政治運動である。シオニズムを支持しないユダヤ人は大勢いるし、シオニズムを支持する非ユダヤ人もかなりいる。「シオニズム」イコール「ユダヤ人」と考えるのは、「民主党」イコール「アメリカ人」と考えるのと同じようなものだ。(上巻521ページ〜)

  こうして、徹頭徹尾、「ユダヤ」擁護の内容が続きます。これならADL(ユダヤ名誉毀損防止連盟)から抗議を受ける心配はないでしょう。逆に表彰状と賞金が贈られるに違いありません。』

♪やはり私は、なわのぶひと氏はアイクの本を恣意的にしか読んでいないと思います。ADLもイギリス諜報部のツールとして創案されたものです。

なわふみひと氏続き

『 かつて文藝春秋社が創刊したばかりの『マルコポーロ』という雑誌に、「アウシュビッツのユダヤ人虐殺はなかったのではないか」という記事を掲載しただけで、たちどころにADLから抗議を受けて廃刊に追い込まれたことがありました。私はその創刊号を持っていますが、決して過激な内容ではありません。
  今日、「ユダヤ」を名乗る勢力がこれだけ強大な力を持っていること、そして「ユダヤ民族」の擁護のために他の民族にはない過敏な反応を示すことについて、アイクはどう考えているのか気になるところです。』

♪アイクはホロコーストが「ユダヤを名のる勢力」=「一般ユダヤ人のことなどどうでもいいエリート家系」によって創作されたものだと言っています。

 

なわふみひと氏続き

『 私自身、終末の「大峠」と呼ばれる段階では、日月神示の「海が陸になり陸が海になる」という現象が起こり、エドガー・ケイシーの予言にあるように、日本やアメリカの西海岸が水没する可能性は高いと見ています。小松左京さんの小説やそれに基づく映画、アニメ、テレビなどによる印象は、日本人の集合意識に深く刻印され、熟成されて、終末の土壇場で一斉に現象化するためのエネルギーになることでしょう。もちろん、私は終末の大天変地異は避けられないと考えていますので、別にこのことを悲観的に見ていわけではありませんが‥‥。(「すべてを善とみましょう」ということです)


   私の予測を裏づけるような内容を、副島隆彦氏が最近の一連の著書の中で明らかにしています。 ここでは『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた(下巻)』の中から「訳者による解説文」を抜粋してご紹介します。以下は副島氏の解説文です。


(中略)


11. ロシアを指導したレーニンやトロッキーに大きな資金を渡していたウォーバーグ家やクーン・ロープ商会のこと。これらは初めは欧州ロスチャイルド家の支配人たちだったのだが、1910年代からロックフェラー家とともに動くようになる。イギリスからアメリカに覇権が移行する時期である。そしてそのあと、欧州に動乱を起こすために、ヒトラーとナチス党を資金面から育てたティッセン・グループ(今もドイツ最大の重化学工業企業)と、ブラウン・ハリマン銀行のオーナーはプッシュ家であり、ブッシュ大統領の祖父たちであることがわかる。世界史の裏側はこうして金融財界人(国際銀行家たち)によって作られ動かされているのだということを、われわれもそろそろ知るべきだ。

12.それから、日本の大本営(陸海合同参謀本部)は、マッカーサーの司令部に対して1945年の3月(沖縄戦の前)に停戦(和平交渉)の申し出をしていたのだが、ルーズヴェルトによって握り潰されたことが書かれている。原爆を日本に投下して実験場とするまでは停戦はしない、というルーズヴェルト大統領をも操った《支配者たち》の決定があったのである。いみじくもルーズヴェルト自身が言っている。「政治では、偶然に起きることなど一つもない。何かが起これば、それは間違いなくそうなるように予め計画されたからなのだ」。』

♪副島隆彦が提唱する眼目は、『世界覇権国アメリカ』『世界皇帝ロックフェラー』というものです。ロスチャイルドについては、我々庶民と同じ悩みを持っているのだから優しく見守ってあげてね、と庇っています。

ところでなわふみひと氏は、アイクに対しても部分的に同意を示すとして、『合わせて1000ページを超えるこの本を、もう一度じっくりと読み返してみました。確かに部分部分の内容には問題が感じられないどころか、たいへんな説得力があります』と述べています。

なわふみひと氏のアイク批判は、ユダヤ人免責と宗教問題がその主たるものです。アイクが述べているアメリカ建国の真相は、『問題が感じられないどころか、大変な説得力があります』という『部分部分』に相当します。

当のアイクはというと、アメリカは一度も独立などしたことはなく、その実態は『アメリカ株式会社』であり、国民は株式会社の資源に過ぎないと述べています。つまりソエジとまったく逆のことを主張しています。なわふみひと氏は、どうしてまったく逆のことを同時に肯定するのでしょうか?

以下になわふみひと氏が『部分部分には大変な説得力があります』と賛辞を呈した、デーヴィッド・アイク著『おいなる秘密』より、アメリカ独立のからくりを暴いた『部分部分』を抜粋します。

レプテイリアン(爬虫類人間)という概念に、拒否反応を示す方もいらっしゃるかもしれません。副島隆彦もアイクを嘲笑して、「爬虫類人間とか何とかバカげたことを言う極北の人たち」というレッテルを貼っています。しかし副島隆彦が“後世の古典”と豪語する自著『世界覇権国アメリカを動かす政治家と権力者たち』を読む限り、副島隆彦の非難はたんに爬虫類人間という言葉に対して拒絶反応を示しただけだと思われます。いまだに『世界覇権国アメリカ・・・』を学問道場に貼りつけて宣伝しているのを見るにつけ、副島隆彦にアイクを読解する能力があるとは思えません。

私は個人的にはシェイプシフトするかどうかはともかく、権力の中枢にいる人間たちがもっぱら爬虫類脳で思考する一群であると捉えたとき、現在進行中の悲惨な出来事が腑に落ちると思っています。それは冷酷で共感を持たない、儀式や秩序に執着する『天皇制』の特質でもあります。国民のジェノサイドを辞さなかった昭和天皇は、若き日にロンドンに外遊した折、彼ら爬虫類脳人間の悪魔儀式の洗礼を受けているのではないかと想像しています。

ではアイク『大いなる秘密』より、アメリカ建国の欺瞞史の『部分部分』を抜粋します。

『アメリカ合衆国がロンドンの支配から自由であったことは一度もなかった。それどころかアメリカ合衆国そのものが、ロンドンの「創作」であった。英国すなわち英王室が、が宗国を「所有」し続けてきたのだ。もしあなたがアメリカ人で、初めてこのような情報を聞いたのであれば、たいへんなショックを受けたことだろう。まだ先は長い。まずはゆっくりと座って、砂糖を入れた熱いお茶で一服するといいかもしれない。

一六〇四年、政治家、事業化、商人、工場経営者、銀行家など、各界の指導者が、グリニッジにおいて会合を開いた。続いてケント州に集まった彼らは、「ヴァージニア会社」を結成した。英国人をはじめとするヨーロッパの白人が、近い将来、北米大陸に大量に流入するであろうことを見越しての動きだった。この「ヴァージニア会社」の筆頭株主は、英国王ジェームズ一世(レプテイリアン)であった。最初に特許状が発行されたのは、一六〇六年四月十日のことであった。修正・追加条項も含めたこの特許状の内容からすると、ヴァージニア会社に支配されたアメリカ植民地の実態は、次のようなものであったことがわかる。

●ヴァージニア会社は、二つの会社から構成されていた。その一つはロンドン会社、もう一つはプリマス会社(ニューイングランド会社)であった。前者は、一六〇七年五月十四日に開かれたアメリカ植民地、ジェームズタウンを管轄していた。(注 アメリは入植当時、ニューイスラエルと呼ばれていたことを思い出してください。現在のイスラエルの建国記念日も五月十四日です)後者が管轄したのは、あの「ピルグリム・ファーザーズ」である。一六二〇年十一月にコッド岬に到着したピルグリムたちは、十二月二十一日にプリマスの港に上陸した。アメリカの神話となった「ピルグリム・ファーザーズ」は、ヴァージニア会社の第二部門、ニューイングランド会社の職員たちであった。

●ヴァージニア会社は、現在「合衆国」と呼ばれている土地の大部分、および沿岸から約一五〇〇キロの範囲内にある島嶼(とうしょ)を所有していた。このなかには、バミューダやカリブ諸島もふくまれていた。ヴァージニア会社(英国王家の血族)は、アメリカ大陸で採掘される金と銀について、何と五〇%の権利を有していた。その他の資源についても五〇%以上の権利を有し、あらゆる事業について、その利益の五%を受け取る権利を持っていた。特許状に定められたこれらの権利は、ヴァージニア会社を所有する者たちの相続人によって、代々受け継がれてきた。つまり、この権利は永遠に存続するのだ。これらの権利を享受するヴァージニア会社のメンバーたちは、ロンドンを拠点として活動し、財産管理者や投機家や大農場主として、その名を知られるようになった。

●ヴァージニア会社の土地は、「委託使用書」によって、各植民地へと貸与されていた。ヴァージニア会社のメンバーたちが相続したり売買したりしていたのは、あくまでも土地の永続的使用権であった。彼らは、決して土地の所有者ではなかった。土地の所有権は英王室にあった。

●植民地は、それぞれ十三人のメンバーを持つ二つの植民地評議会によって統治されていた。しかし、最終的に決定権を持っていたのは、ロンドンの国王評議会であった。アメリカ植民地の統治者は、英国王によって選ばれていた。大統領と呼ばれる現代アメリカの統治者も、その実態は植民地時代から何も変わっていない。

●英国王は、植民地評議会を通じて、植民地の人々に、アメリカ原住民をも含めたすべての者にキリスト教を強制するように命じた。これはカルヴィン派ピューリタンのキリスト教テロによって、植民地内部を統制せよということである。

●ヴァージニア会社の植民地では、刑事裁判所はアドミラルテイ―・ロー(英国海事法)に則り、民事裁判所はコモン・ロー(英国陸事法)に従っていた。

実はこれらの内容は今日にも該当している。もう一度読み直して、ことの重大さを十分に理解していただきたい。十三州のアメリカ植民地は、一七八三年のパリ条約によって、「独立」国家としての承認を受けた。しかしその実態は、ヴァージニア会社が「アメリカ合衆国」へとその看板を変えたにすぎなかった。あなたはご存知だろうか、二つのUSA(合衆国)があることを。「USA」と「usA」とは、各州からなる領域だ。それら各州の土地は、いまだに、旧ヴァージニア会社筆頭株主としての英国王室によって所有されているのである。

「USA」とはポトマック川西方のおよそ一一〇平方キロの領域、連邦首都たるワシントンDCである。保護領たるグアムやプエルト・リコも、これに含まれる。「USA」は国ではない。それはブラザーフッド・レプテイリアンの血族によって所有される「企業」である。「USA」とはヴァージニア会社そのものなのだ!アメリカ人が社会保障番号を受け入れるということは、「usA」の市民が「USA」(英王室所有のヴァージニア会社)に自らの主権を明け渡し、そのフランチャイズになることを意味する。

では、なぜアメリカ人たちは、社会保障番号を受け入れるのだろうか。それは彼らが自分たちのしていることの意味を理解していないからである。アメリカ人たちは「合衆国は一つしかなく、連邦政府はその正当な政府である」と信じ込まされているのだ。たとえば「アメリカ人は、連邦政府に所得税を納めなければならない」と規定した法律はどこにもない。しかし、アメリカ人たちは、連邦所得税を支払い続けている。そうしなければならないと信じているからだ。ブラザーフッド支配下の連邦国税庁は、テロをもその手段としているため、連邦所得税の徴収が詐欺だと知っている者も、それを支払わざるを得ないのだ。さあ、お茶をすすって深呼吸をしていただきたい。話はまだまだあるのだ。

アメリカで産出される金銀についての権益や徴税権など、ヴァージニア会社のオーナーたちが持っていた特権は、「USA」(旧ヴァージニア会社、現在はワシントンDCの連邦政府)の所有者であると同時に「usA」(アメリカ各州)の土地を所有する英国王室によって、現在も受け継がれている。つまり「独立」以降も、それ以前と同じ割合の上納金が、連邦政府職員(すなわちヴァージニア会社の職員)によって、アメリカの人々から徴収され続けてきたということだ。大統領さえも一職員にすぎない。「usA」の土地を所有する英国王室は、「USA」の土地と機関を所有している。

その中には連邦国税庁(IRS)や、連邦準備制度理事会(FRB)が含まれる。この連邦準備制度理事会とは、私有のアメリカ「中央銀行」であり、存在しない金(マネー)を政府に貸しつけて利子を取っているのだ。結局その利子は、最終的に納税者が負担させられている。この連邦準備制度理事会は、英国およびヨーロッパのブラザーフッド一族によって所有されている。

しかし、さらにもうひとひねりあるのだ。
表向きヴァージニア会社の所有となっていた莫大な資産、その真の所有者は誰であろうか?その答えは、ヴァチカンである。一二一三年十月三日、英国王ジョンは「英国王単独法人」としてのイングランド統治権を、「キリストの代理人」として世界統治権を主張するローマ法王に譲渡した。その見返りとして法王は、英国王に対し、当地の執行者としての地位を与えた。いうならば、英国王室が経営責任者で、ヴァチカンがオーナーというわけだ。もちろんその裏には、ヴァチカンを操る真のオーナーがいるのだが。

「ロンドンは、ブラザーフッドの作戦レヴェルの中枢である」と私が言い続けてきたのは、このような理由によるのである。ロンドンよりさらに高いレヴェルの力の所在地がヴァチカンである。しかし私としては、物理的次元(われわれの住む世界)における彼らの究極の拠点(最高中枢)は、チベットあるいはアジアのどこかの地下にあるのではないかと考えている。』


♪補足として仰天のサクセス・ストーリーを抜粋します。フランス革命がフリーメーソンによって仕組まれたことは周知の事実になっているようです。彼らはフランス王家を滅ぼす一方でルイ王子に手厚い保護を与えてアメリカに渡らせ、そこで見事な仇花を咲かせて利益を回収しています。

アイク前掲書より


『このようにアメリカの人々は、巨大な詐欺によって血を吸われ続けてきた。それは今も続いている。しかし「自由の大地」とは、なんという皮肉であろうか。アメリカ大統領や政府高官は、このことを熟知している。あのジョン王は、ローマ教皇にイングランドの統治権を譲渡した。そしてジョン王を操っていたのは聖堂騎士団である。私は先ほど、「アメリカ植民地の刑事裁判所は、ヴァージニア会社及びジェームズ一世によって、アドミラルテイー・ローに従うよう規定されていた」と述べた。英王室を中心とするブラザーフッド一族は、アメリカの刑事司法をも支配しているということだ。そのコントロール・センターは、ロンドンのテンプル・バーを拠点とする秘密結社である。聖堂騎士団ゆかりの地であるテンプル・バーは、現在は英国法曹界の中心地となっている。英国フリーメーソンのグランド・ロッジは、ロンドンのグレート・クイーン・ストリートにある。このグランドロッジは、一七一七年に設立されて以来、世界中のフリーメーソンをコントロールし続けてきた。

「革命家たち」が王妃マリー・アントワネットを処刑したあと、まだ幼児であった息子のルイ王子は、パリ・テンプルに軟禁された。その二年後、彼は、主治医ノーデイン博士によって、洗濯籠の中に入れられて密かに連れ出された。王子は密かにヴァンデー宮殿に連れて行かれ、コンデ公によってかくまわれた。のちに王子は、ライン河畔の要塞へと移され、「リシュモン男爵」の名で過ごした。一八〇四年二月、彼は、元フランス王室会計長官のジョルジュ・ペイジュールとともにイングランドに渡り、英王室国王ジョージ三世の保護を受けるようになった。

ジョージ三世といえばアメリカ独立戦争のときの英国王である。王子は「ダニエル・ペイジュール」と再びその名を変え、一方ジョルジュ・ペイジュールは「ジョージ・ペイショア」となった。英国王ジョージ三世は、ダニエル・ペイジュールとなった王子に一隻の船を与え、ノース・カロライナの二四〇〇平方キロの土地をジョージ・ペイショアに託した。アメリカの到着した彼らは、英国王室の親類であるポデイ―家からの援助を受けた。イングランドを出港する前、王子はヴァージニア会社の株式を購入していた。

アメリカに到着した彼は、代理人のジョージ・ニューマンを使って、ゴールド・ヒル鉱山会社をはじめとするいくつかの金鉱を密かに購入した。蒸気機関の発明・実用化の波に乗って、ペイジュールは鉄道を建設し、それを関連会社に賃貸し始めた。同時に彼は、枕木を作るランカスター興産と、レールを製造するリンカントン製鉄とを設立した。このリンカントン製鉄は、のちにシカゴへと本社を移し、二つの子会社、カーネギー・ステイールとプルマン・スタンダードを生み出した。


機関車の燃焼供給のためという名目で、連邦政府(ペイジュールが株主であったヴァージニア会社)は、線路の両側一六〇キロの範囲の土地を、鉄道会社の利用地として割り当てた。さらにその外側の土地も、約五〇キロ四方のブロックに区画され、その半数がペイジュールに売却された。このようにして、彼とその鉄道会社は、アメリカの一等地を手に入れたのである。以上のような立法は、一八五四年の連邦議会議事録に記録されている。


ペイジュールのランカスター鉄道は、アラバマ鉱産を通じて数々の企業を支配していた。それはたとえば、コカ・コーラ、ペプシ・コーラ、ジェネラル・モーターズ、ボーイング、フォード、スタンダード・オイルなどがそうである。

ブラザーフッドによって企画・操作された一八六〇年代のアメリカ内戦(南北戦争)のあと、敗者たる南部連合の支持者たちによって所有されていた鉄道や不動産は、連邦政府によって没収された。そしてノース・カロライアナのウイルミントンにおいて、競売に付されたのである。しかしそれらは、ダニエル・ペイジュールの九人の管財人たちによって、極端に低い価格で競り落とされたのだった。


ナッシュヴィルにおいて、鉄道オーナーたちと連邦政府とのあいだに、ある信託証書が取り交わされた。その内容は、合衆国の軍用鉄道システムの建設を委託するというものであり、輸送・通信の分野における独占権を、その開発業者に与えるものであった。これらの協定は、今日まで続いている。ペイジュール帝国の総括管理者はロスチャイルドの身内のリロイ・スプリングス(以前はレロイ・スプリングシュタインと呼ばれていた)という男であった。このリロイ・スプリングスは、アメリカ大統領アブラハム・リンカーンの腹違いの兄弟であったようだ。一八五六年、リンカーンは、ドイツ君主レオポルトの娘に、エエラとエミリーを生ませている。このうちの一方の子孫が、あの億万長者のハワード・ヒューズなのである。

自らの力で成り上がったかにみえるアメリカの名家の大部分は、ペイジュールやヴァージニア会社に仕えていた者たちだった。ペイジュールの鉄鋼場の若き従業員だったアンドリュー・カーネギーは、ペイジュールから一つの鉄鋼会社を任された。それがカーネギー・ステイールだ。ヴァンダービルド家は、「ビルトモアと呼ばれる“マンション”が、一族の故郷であった」と自らのルーツを語っている。しかし、これは事実どおりではない。この建物は、ペイジュールの管財人によって、九十九年の期限をつけて、ヴァンダービルド家に賃貸された。アメリカ史上最も有名な銀行家・実業家の一人であるJ・P・モルガンも、やはりペイジュールの管財人の一人であった。彼は、表看板の一つにすぎなかった。真の力を持つ者は、その裏に隠れているのだ。


合衆国内の石油や鉱産資源の出る土地は、その大部分が鉄道会社の所有となっている。そして、ペイジュールの持っていた石油や鉱産資源に対する権益は、会社支配権を得るに十分な株式との交換で、石油会社や鉱山会社に移譲されている。その他の権益は、建材会社などに賃貸された。ダニエル・ペイジュールが一八六〇年に死去したあと、彼の大帝国は孫のルイス・カース・ペイジュールによって運営され、以前にもまして急速に拡大し続けた。一八七二年、ペイジュールの会社であるチャールストン‐シンシナテイ‐シカゴ鉄道は、ウエスタン・ユニオンという電報会社を設立した。このウエスタン・ユニオンが一八七f度年に設立した子会社、AT&Tは、現在アメリカの電信電話会社となっている。


またチャールストン‐シンシナテイ‐シカゴ鉄道自体は、合衆国の私有「中央銀行」である連邦準備制度の親会社となっている。ペイジュールの帝国は、銀行業務の世界に深く手を染めていた。彼らのランカスター銀行は、ノースカロライナ銀行となり、のちにネイションズバンクとなった。ジョージ・ブッシュが頭取を務めたテキサス最大の銀行、インターファースト銀行は、一九八七年にリパブリック銀行と合併させられ、ファースト・リパブリック銀行となった。これはその後ネイションズバンクに吸収され、さらにバンク・オブ・アメリカと合併させられた。CAIのドラッグ・マネーを資金洗浄しているのが、これらの銀行である。


これはまったく辻褄の合った話だ。CIAの前身であるOSS(戦略事務局)は、ペイジュールの情報組織から生まれたものであった。この情報ネットワークは、軍用鉄道システムを保護するという目的で、セルマ‐ローム‐ドルトン鉄道会社によって組織されていたものである。それは、組織の中の組織であった。アメリカ人たちは、誰が本当に国をうごかしているのかが、まったくと言っていいほどにみえていない。アメリカを仕切っていたペイジュール一族、彼らをも支配していたのはいったい誰か。


ペイジュール一族は、現在も、彼らの帝国を通じて合衆国を支配している。しかし、さらにその上に君臨するのは、やはりお馴染みノレプテイリアン一族なのだ。ペイジュールの筆頭管財人であったリロイ・スプリングスが一九三一年に死去したあと、彼のプレイボーイの息子、エリオットがそのあとを引き継いだ。彼は、郡の記録ファイル・システムの刷新を自ら推進するということでランカスター郡の庁舎からすべての記録ファイルをいったん持ち去った。記録ファイルが戻されたとき、何百もあったペイジュールの土地登記書類は、すべてエリオット・スプリングスの名義に書き換えられていた。スプリングスは、ロスチャイルドの親類であった。ペイジュールの娘たちに「帝国」を相続させないようにと、ロスチャイルドから指令が下っていたのだ。


一九五〇年代初頭、エリオット・スプリングスの娘アンは、ニュー・ジャージーの犯罪組織のボス、ヒュー・クロースと結婚した。そしてクロースは、エリオット・スプリングスがペイジュールから盗み取ったすべての会社の会長に任命された。このクロースの娘、クランダル・クロース・ボウルズは、カロライアナ連邦準備銀行の頭取となった。依然としてペイジュールのもとにあった土地や株式、これらの所有権をめぐる争いは続けられているが、大方はロスチャイルドのコントロール下にあるようだ。


鉄道会社から土地を買い、その土地の所有権は自分のもとにあると信じている人は、たいへんがっかりすることになるだろう。実はそれらの土地の登記証書は無効なのだ。土地の所有権は鉄道会社にはないからだ。それらの土地は、ペイジュール帝国から鉄道会社へと賃貸されていただけなのだ。その所有権は、ヴァージニア会社にあった。』


以上です。


副島隆彦とアイクは極致にあります。どうしてなわふみひと氏は、極致にある両者を同時に肯定できるのでしょうか?。
 

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コメント
 
01. 2012年4月10日 12:59:13 : uz4zqg3c5L
うんぺりさん面白い。どんどん疑ってくれ。最初のころとは違ってきましたね。

何冊も本がかけますね。ぺりまり全集。


02. 2012年6月07日 20:36:34 : d07iybJkXA
 
情報操作の手法 報道監視まとめWIKI
http://www15.atwiki.jp/houdou/pages/55.html
http://www15.atwiki.jp/houdou/pages/65.html
http://www15.atwiki.jp/houdou/pages/85.html

『学会は、「折伏教典」というマニュアルを作り、他の宗教や宗派を
どのように攻撃し、折伏したらいいかを、会員に教えた。
また、新しい会員に対しては、それまでの信仰を捨てたことを示させるために、
お札や神棚、他宗派の仏壇などを取り払い、それを焼却する、謗法払いを実践させた。』

http://snsi-j.jp/boards/past.cgi?room=sirogane&mode=find&word=1361]+[1880&cond=OR&view=30

『折伏教典』 創価学会 教学部編 改定版 1958年2版 戸田城聖 監修
http://snsi-j.jp/boards/past.cgi?room=sirogane&mode=find&word=1911]+1910]+1909]+1908]+1246]&cond=OR&view=30

「宗教弾圧」 - 創価学会批判に対する、創価学会の常套句である。
http://forum21.jp/contents/05-3-15.html
http://blog.goo.ne.jp/c-flows/e/d60d8fd79ca7377d2bb2743e06ccf452

●創価 脱会 一千万人
http://forum21.jp/contents/04-12-1.html
http://forum21.jp/

オウム事件の整理整頓 ※情報源のある情報のみ推奨
http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/kok_website/fireworks4/totalindexpage.htm
 


03. ぐり 2013年8月28日 18:04:52 : eUd96v1jNqHww : hedR2uOopU
最近日月神示しりまして色々調べてるなかで
たどりつきました

終末論でおびえてました
三文のになるとか
海外の予言者さんが伝えてるのと同じで

聖母マリアの予言やら色々

天地ぐちゃまぜ、エドが火の海みたいな
ことが書いてあったり
数ヵ国の国が北から攻める

それは未来のことではなく
第二次世界対戦のことを書いただけとも
いわれていました

福島原発のこともかかれてたそうで
こわくてしょうがないです


04. 2013年12月18日 22:08:56 : AzEIYK9yFI
ご自分のホームページを作って書かれたほうがいいレベルですね。

このサイトは人々の利益になる情報の共有のために作られたのであり、
特定の個人攻撃のために使われるべきものではないと思います。
自由の意味を履き違えれば、自分で自分の首を絞めることになります。


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