http://www.asyura2.com/12/cult9/msg/295.html
Tweet |
どうしても不幸になるオンナ・エスパー(爆笑)。
1,冬子は、いつも、怒っていた。
不幸なオンナ、冬子。
今夜も、デートから部屋に帰り、怒りで、100円のティシュボックスを、
マンションの壁に、投げ、ぶつけた。
2,もう、嫌!
何故なら、いつも、男に、最後に逃げられるのだった。
3, ゴメン、君のこと、嫌いじゃないんだけれど、
結婚は、出来ない、と。
いつも、冬子は、男に、言われ、
逃げられた!
4,早く、幸せになりたい、結婚したい、温かい家庭を持ちたい、
Hもしたい、子供も欲しいの!
と、いつも心の中で、願っていた。
5,冬子は、大会社の社長秘書だった。
実家は、金持ちで、地方都市の財産家の一人娘だった。
オンナとしての容姿は、85点。
大学も都内の私立女子大卒業だった。
6,冬子には、ある秘密が、あった。
なんと、生まれながら、人の心が、読めたのだ。
これは、便利だった。
相手の思考が読めるから、痒いところまで、理解できたのだ。
社長秘書の仕事は、うってつけだった。
何故なら、社長の意向を、心を先に読め、対処出来たからだった。
社長の評価は、秘書として最高だった。
実家からの仕送りがあるので、給料は、小遣い程度だった。
7,冬子は、不安だった。
何故なら、他人の心は、読めても、
明日という、未来は、読めなかったのだ。
自分の未来すら、読めなかったのだ。
いいところまで、男前のイイ男と、行くのに、
最後には、振られるのだった。
いつものパターンだった。
8,冬子の眼は、今夜も、怒りで、
泣いていた。
アタシって、不幸なオンナ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
- Re: どうしても不幸になるオンナ・エスパー(爆笑)。 宇宙一いい加減な博士 2012/3/24 10:09:38
(0)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。