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田代まさし以来の神タレント、中島知子(オセロの黒い方)の一連の隠遁&業界逸脱事件に
丁度三面ネタに飢えていたマスコミがのっかり毎日の報道。
知人・友人達は、好感度をあげるために偽善の心配・励ましコメントを多発し、誰1人として
中島のおかれている状況を把握しようとさえしない。もう出家してしまった水島上等兵に向かって
「一緒に日本へ帰るぞ」などと無神経な声をかけるようなものである。
そんな中、現在の中島を理解できると進言する女性タレントがいた。飯星景子である。
どこらへんをどう中島にリレイトできるのかといえば、彼女が統一教会にはまり洗脳によって
社会から遠ざけられていた過去が霊能者に人生をのっとられた中島にかぶるというのである。
まず、カルトから離して洗脳をとくことからはじめねばならない・・・・・・と。
飯星はいったい、中島や大分県出身の霊能者一家の何をわかって言っているのだろうか。
いったい、中島の乱心が全て岩崎理恵による洗脳の結果だときめつけるのはどうしてか。
飯星の言い分は、マスコミによるいつもの決め付けの最大公約数をすくいあげただけに過ぎない。
自分が所属した洗脳カルトでさえ、いまだに幸せに信者でいる女性だっているのに、
一体何を根拠に悪者をつくりあげれば気が済むのだろうか。
カルトやカルト的な個人の持つ教義体系にまつわる洗脳などはそもそもない。
オウムが電磁波ヘッドバンドなどを作って辞めたくなくなる脳波を信者に植え付けようとしたのも
洗脳が無理だという結論がでてからに他ならない。カルトの教義に洗脳などはないのだ。
「それでも尊師の超能力を信じる者、死んでも尊師が高いステージに魂を送ってくださる、
などと言い出す信者が大勢いるではないか」などとびっくらこく奴は甘い。そんなものは甲子園の
応援席で「東海大相模は必勝、絶対に優勝するんだ」といって集団で勤行やってる高校生と
全く同じ次元の話である。それは洗脳ではなく、一つの神話体系に自己投機するための
イニシエーションのなせるわざである。リーマンが会社勤めをはじめやれ社長だ、専務だとホリーネーム
で人の階級をあらわしては抜けられないように組織内の掟でしばりあうことのほうがずっとカルトであることは
いうまでもない。
もし、岩崎理恵に問題があるとするなら、それは中島本人が職場復帰を欲していて、その弊害
になっているのが岩崎で、しかも中島が岩崎を排除することに躊躇している原因に脅迫や恐怖を与える
行為があるか、ないのか、という点である。カルト一般もそうであり、本人がNoといえなくなるだけの
拘束がある場合、その意志を奪う犯罪性へ追及が行われることが解決である。
もう一度まとめるが、日本のカルトには実社会、実家庭を超えるだけの洗脳実行力などはない。
森達也の映画「A」でもご覧になればいいがカルトは非常に理知的な探究心が旺盛な人間の
集まりであり、盲目に紙切れを信じこまされるどころか、むしろ諸事にクリティカルになることを
奨励させられるのである。それは創価学会にも全く同じことがいいあてはまる。
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