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通勤時間帯にウォーキングをしている年金おばさんを見ていると若者が冷たい視線を浴びせているのがよく分かる。
遊歩道を占領するように歩いているのを見ると私も腹が立つ時があったが最近年金おじさんと知り合いになって少し
見方が変わった。
彼は一日三時間歩くそうだが退屈で仕方がないそうで仕事がしたくて仕方がないとこぼしていた。
最初は海外旅行に行ったりゴルフに行ったりして楽しかったそうだがそんな事ばかりもしていられないし飽きてもきたそうだ。
それもその筈で長期休暇も後半になると仕事がしたくなってくるものなのに明日も明後日も死ぬまで休みというのは罰ゲームみたいな
ものだ。
仕事の後だから酒も美味いし寝るのも楽しいし旅行も楽しい訳で全ての楽しみは仕事あっての事だ。
そこで若者から評判の悪い年功序列や退職金や年金などやめてしまってはどうか。
その代わりに定年も廃止して力石徹のように灰になるまで働いて大往生をすればいい。
若者から評判の悪い老害役員も同世代が全員現役で働いていれば彼らが上下左右から牽制して発生しなくなるだろう。
死ぬまで働ける訳だから病気にもならないだろうし現役意識が最良の薬となるだろう。
町内会や商店街が既にそれを行っており高齢者の知恵と若者の体力が噛み合って上手く機能している。
定年まで働けるのが分かっていれば足の引っ張り合いや無駄な競争も無くなり全体にとって本当にいいリーダーを選ぶようになり間違ってもナベツネや野中や中曽根のような老害は選ばなくなるだろうし高齢社員も安心して働ける。
週1社員や週2社員や週3社員として社宅や福利厚生をフル活用して楽しく働けばいいだろう。
年金泥棒の元官僚も恵まれている元大企業社員も法外な年金額よりも現役である事が一番の贅沢と身に染みている頃ではないか。
ネズミ講のような年金制度が破裂しようとしている今、逆転の発想で本当の意味での生涯現役を実現してはどうか。
以前財務官僚二年坊主が言っていたが前例のない超高齢社会を日本がどう克服するのか注目していると言っていたが答えは簡単だ。
高齢者が一番望む現役続投を実現すればいいのだ。
消費税50パーセントみたいな北欧型の更に上をゆく低コストの攻撃型高齢社会こそ老いも若きも満足する事が可能だ。
最近スポーツでボロボロになるまで現役を続ける選手が目立つ。
小錦の抗議の続投は痛々しかったが今は横綱になる以上に楽しそうだし魁皇も満足感で一杯だろう。
江夏も野茂も工藤も桑田も井口も古巣に返り咲いた山崎も年俸や成績より現役でいられる事が嬉しいのが分かるしサラリーマンも同じ事だ。
最近メードインジャパンの旗色が悪いようだが元エースや元4番や元監督のみならず元バント職人や元盗塁王や塀際の魔術師を引っ張り出しそれそろ一発逆転のさよなら満塁ホームランをぶちかましてもいい頃合いではないか。
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