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カルトの総帥が繋ぐワールドメイトの輪
石原慎太郎は同じカルト信者である典子と結婚して、
小泉純一郎とは「純ちゃん」と呼ぶ親戚仲間になった。
純ちゃんはイラク進攻の旗振りでは大活躍した。
今日の日中間の紛糾の主役は慎太郎に回ってきた。
さていったん話はワールドメイトに飛ぶ。
明治天皇の落胤と噂されている堀川辰吉郎である。
辰吉朗は中国で「日本の若宮」と呼ばれて大活躍していた。
井上馨、頭山満、乃木希典を庇護者として十代まで日本で育ち、
孫文とともに中国に渡ってからは毛沢東、蒋介石、張作霖、
FDR夫妻、ジョージ五世英国王、チャーチル、スターリンetc.
世界を股にかけるおトモダチ関係を構築していった。
ワールドメイトの輪である。
石原慎太郎の国際人脈もここから派生している。
ヤラセ戦争当時の閣僚・賀屋興宣の置き土産だ。
戦後、慎太郎は賀屋興宣と一緒に台湾に行って蒋介石と張郡と懇談している。
堀川辰吉郎は蒋介石と懇意で張郡とは閨閥関係にある。
堀川辰吉郎はカルトの総帥ともいうべき人物である。
世界紅卍会の会長である彼は、満州に出口王仁三郎を呼び大本との結束を図る。
世界救世教の真の生みの親もまた辰吉郎である。
岡田茂吉の「お光さま」に「世界救世教」という骨組みを与え、
そこから色んなカルトが派生し、ここに政財界の人間が絡んでくる。
それが石原慎太郎であり中曽根康弘であったり阿倍晋三であったりする。
石原慎太郎は腐れ縁の中曽根康弘と同じように、情報組織とも繋がっている。
賀屋興宣の国際人脈の遺産を引き継いだ慎太郎は、
情報組織の人間やネオコンとおトモダチであることを自慢気に話す。
ネオコンとは保守本流に対するネオコンサバの意味で、いわば癌のような存在である。
全員ドイツからの移民の子孫で、
200%ナチといわれたユダヤ人レオ・シュトラウスの弟子と言われている。
ロスチャイルドがネオコンの機関紙やシンクタンクに資金提供している。
アメリカのライバルの存在さえ許さないという有名な手紙をクリントンに贈り、
ブッシュ政権がイラクを進攻する戦略を練った狂信的シオニスト、
それが彼らネオコンの役どころである。
今回の尖閣諸島問題でも、対中強硬派の役回りを演じている。
慎太郎も彼らの要請に応えてワシントンくんだりまで出かけ、
「占領憲法」破棄&核武装論をブチ上げている。
公約の横田基地返還には絶対に触れないよう気を使っている。
そしてここに従軍慰安婦問題が絡んでくる。
日中の衝突に合わせるように、韓国が従軍慰安婦問題の国際提議をする。
イラク進攻のタイミングに合わせて浮上した北朝鮮拉致問題を髣髴とする。
当時「純ちゃん」はブッシュに尻尾を振った直後、
北朝鮮に飛んで、金正日と拉致問題について討議している。
金正日はそこで初めて拉致被害を認める悪役を演じている。
拉致被害綾は一連の猿芝居のための道具になっている。
広瀬隆『アメリカの保守本流』集英社新書より、
当時のワールドメイトの共演ぶりを見てみよう。
まず英紙サンデー・タイムズと、ネオコン機関紙ウイークリー・スタンダードを実質支配するロス茶代理人アーウイン・ステルザーが、米保守本流のシンクタンクを乗っ取り、「戦争屋」デイック・チェイニー副大統領のアン夫人を幹部に据える。
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ステルザーはもう一つの米保守派のシンクタンクも乗っ取り、「暗黒の王子」リチャード・パールを幹部として入れ、ブッシュ政権のペンタゴンにラムズフェルドの右腕として送り込む。引き換えに史上最悪の副大統領と言われたクエールをシンクタンクの名誉理事として迎える。
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英紙デイリー・テレグラフにリチャード・パールが特別寄稿する。「必要とあればブッシュ大統領は単独でイラクへの軍事行動を起こすだろう」。
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翌月ペンタゴンが兵士600人を「演習」のため中東に派遣すると発表。大軍派遣の扉を開く。
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ネオコン機関誌の編集者デヴィッド・フラムが、大統領スピーチに悪知恵を吹き込み、ブッシュ大統領にイラク、イラン、北朝鮮を「悪の枢軸」と呼ばせる。
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2002年9月13日訪米した小泉純一郎にブッシュが「北朝鮮が核を開発している」と脅す芝居を打つ。
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9月17日小泉純一郎が北朝鮮に飛び金正日と会談。金正日が埒の事実を認めて謝罪する。
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10月15日、来た朝鮮に拉致されていた被害者五人が日本に帰国する。
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翌日16日ブッシュ政権の国務次官ジェームズ・ケリー(軍事シンクタンク所長)が、北朝鮮の「核開発」というストーリーを世界的な話題としてメデイアに提供する。「北朝鮮は核開発を認めた」。
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英政府もただちに「核開発に抗議する」と発表。初の北朝鮮駐在大使の派遣予定を取り消す。
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日本のマスゴミもこれに呼応する。17日各大手新聞の見出しは「北朝鮮核開発を認める」一色に染まる。(翌月になって毎日新聞だけが疑義を呈する)
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拉致被害者は10日間くらい日本にいた後、いったん北朝鮮に戻って、その後の身の振り方を家族と相談する予定でいたが、この騒ぎで北朝鮮に残してきた家族と会えなくなる。
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11月8日ネオコン7人組の一人ダグラス・ファイス国防次官が来日。「北朝鮮のミサイル脅威を認識せよ。ミサイル防衛開発に協力せよ。」と政界に圧力をかけると同時に「来るイラク攻撃にも協力せよ」と命じる。
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「アメリカが日本の核武装を認めて北朝鮮を抑えるのも一つの手だ」という「アジアの核ゲーム」を示唆する意見が、あちこちのシンクタンクから流れ出す。
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慎太郎のようなチキンホークがこれに呼応、「日本の核武装宣言」を広め出す。
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2003年3月12日ケリーが米上院外交委員会公聴会で「北朝鮮が高濃縮ウランに必要なのは数か月であり数年ではない」というデマを吹いて挑発する。
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北朝鮮もこれに呼応して「俺たちはいつでも核兵器をつくれる」と発言をエスカレートさせる。
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6月11日暗黒の王子パールが「アメリカはイラクと同じように北朝鮮攻撃も辞さない」と最も危険な言葉を口にする。
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メデイアの解説者が受け売りを書き、暴論を広め、世論を誘導し、国民の感情操作をする。
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2003年米軍はイラクに進攻する。
いずれもメデイアの帝王ルパート・マードックを震源とする仕組まれたシナリオである。マードックの経済顧問として資金面の後ろ盾になっているのが、
フローチャートの最初に登場するロス茶のアーウイン・ステルザー・・・
という訳ですべてが繋がっている。
今回は日中韓新冷戦の演出のために、
従軍慰安婦の被害者が道具にされているようだ。
4月
慎太郎が対中強硬派ネオコンのシンクタンクで日本憲法破棄・核武装論を説く
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5月
クリントン米国務長官が米中戦略経済対話で協力関係を強調する
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6月
オバマ米大統領が軍事同盟としての中国にエールを送る
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同6月
日本で原子力基本法が改悪される
宇宙機構が法制定され核ミサイルが可能になる
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8月
竹島問題で揉める韓国が新たに従軍慰安婦問題を国際提議
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9月
中国外務省が尖閣諸島の周辺海域は中国の管轄海域で、
監視船の活動は合法活動と発言
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同9月
次期総裁候補・自民総裁阿倍晋三が尖閣諸島武力行使を談話
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米海兵隊と陸上自衛隊が上陸シミュレーションの共同演習を始める
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ヨウツベに日中戦争を扇動する動画が目白押し
【中国海軍一蹴】海上自衛隊 JMSDF 【日本尖閣の守護神】
http://www.youtube.com/watch?v=fJGxNP0FjJw
中国よ尖閣にいつでも来い 自衛隊が相手だ!
http://www.youtube.com/watch?v=J041Gn8ZBF0&feature=related
戦争とヒロイズムを結び付ける動画、ポップなノリで扇動する動画。
このような動画を作成しているのは一体どんな連中なのだろうか。
戦争を自在に仕組む連中が確かにいる。
慎太郎の扇動によって反日デモは決定的に悪化している。
ひも付きのおじさんたちはみんなワールドメイトだという動画はない。
昭和天皇が戦争狂だったという動画はある。
しかし彼は戦争狂ではない。
天皇制保持と自己保身のために八百長に協力したのだ。
ヨハンセングループに御前会議の機密情報を流させた。
日米共同演出によるヤラセ戦争を続行し続けた。
第二次世界大戦が金儲けのために二年延長された結果、
若者たちが使い捨ての駒として投入された。
本土決戦に備えて編成した第二総軍の頭上に原爆を投下した。
大元帥陛下が15年戦争の間、
軍人を消耗材として使わざるを得なかった本当の理由について、
我々は対峙しないまま今日の日中武力衝突を迎えようとしている。
田母神俊夫もあっちの方向に走っている。
彼は一所懸命でコミンテルン陰謀説を全国講演して回っている。
ひとり軍部が悪者にされて終わった先の戦争の欺瞞を質すことはしない。
コミンテルンがFDR政権で策動していたことに諸悪の根源を求めるあまり、
コミンテルンがワールドメイトの下部組織でしかないことや、
大元帥陛下の多重スパイがコミンテルンであったことは不問に付されている。
おそらく彼は偏向的な資料を渡されて鵜呑みにしているのだろう。
軍人はものすごく騙されやすいという見本のような人だと思う。
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