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マレーシア航空機(AP)
マレーシア機不明で中国ネット民の不満爆発「髪の毛一本まで探し尽くせ」「マレーシア軍が誤って撃墜」
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140315/frn1403151009001-n1.htm
2014.03.15 夕刊フジ
【中国ネットウォッチ】
8日未明にマレーシアのクアラルンプールを離陸し、北京に向かった航空機が消息を絶って15日で1週間。乗っていた239人中154人は幼児を含む中国人で、中国メディアも連日、不明機に関する報道に力を入れてきた。ただ、機体は一向に見つからない上、マレーシア側からもたらされる情報はしばしば錯綜(さくそう)。乗客らの安否を気づかう中国ネットユーザーらはいらだちを募らせ、“強烈な不満”をネット空間にぶちまけている。
「マレーシア側の拙い点は、一つに、急場になってあたふたしていることだ。祈祷(きとう)師を招き、まじないで飛行機を探させているのがそれだ。だが、最たるものは情報の混乱だ。政府、軍、航空会社がそれぞれ自らの言い分を主張し、何が何だか分からなくしている」
北京紙の京華時報(電子版)は13日付で、まじないをする祈祷師とされる人物の写真とともに、こんな評論文を掲載した。
不明機の消息に関してはマレーシア地元紙が11日付で、空軍参謀長の話として、マラッカ海峡で姿を消したのを軍レーダーが記録したと報じた。だが、参謀長はその後、報道を否定した。
中国メディアは、偽造パスポートで不明機に搭乗したとみられる人物として、マレーシア警察当局が公開した2人の男の写真についても、「2人の下半身はそっくりで、画像を加工した疑いがある」と問題視。さらに、乗客の女性2人を操縦室に入れるなどした不明機の副操縦士のかつての不適切行為も報じられ、中国ネットユーザーらは不信感を強めてきた。
京華時報の評論文に対しては、「みんな、もうマレーシアには行くな」「マレーシア製品は買わない!」などの反応のほか、乗客乗員の安否が不明であるにもかかわらず、こんな興奮気味の書き込みもあった。
「154人の中国人の英雄的な犠牲は、中華民族の決起をもたらした!われわれは中国人一人ひとりの髪の毛一本まで探し尽くすことを強烈に要求する。スーツケースに入っていたどんな物もすべてだ。さもなくばわれわれの南海艦隊はマレーシアとマラッカ海峡を長期にわたってパトロールする!」
不明機捜索に協力するベトナムや、米国からの新情報が、マレーシア当局によって否定されるケースが相次いだこともあり、「一体何を隠蔽しているのか」「マレーシア軍が誤って撃墜したから、嘘の情報を流しているのだろう」などと疑心暗鬼になっているユーザーも目立った。
もちろん、「わずかでも希望がある限り、絶対に捜索をあきらめない」(李克強首相)との思いはネットユーザーも共通だ。
祈るような思いで、「不明機はタイムスリップしたと信じたい。きっと帰ってくるはずだ」と中国版ツイッターにつぶやいた大学生もいた。
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