http://www.asyura2.com/12/china3/msg/872.html
Tweet |
中国、国内治安への影響を懸念 異例の大捜索 マレーシア機不明
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140311/frn1403111206001-n1.htm
2014.03.11 夕刊フジ
【北京=山本秀也】北京に向かっていたマレーシア航空機が南シナ海で消息を絶ったことで、中国は10日、海軍艦艇を含む大捜索陣を展開したほか、外務、警察など政府の合同チームをクアラルンプールに派遣した。国外で起きた他国籍機の行方不明では異例の態勢だが、乗客の大半が中国人という自国民保護の必要に加え、「テロの可能性」の有無を早期に見極めたいとの意向が強い。
「テロではないのか」。北京市民の間でこんな声が広がっている。盗難旅券を使った搭乗者情報が伝えられたため、直前の雲南省・昆明駅前での大量殺傷事件を想起させたようだ。昆明での犯人制圧への報復を掲げた「中国烈士旅団指導者」を名乗る“犯行声明”なるものも、インターネットに登場した。
これまでに中国は、海警局の巡視船などをベトナム南部沖の捜索海域に派遣したほか、潜水チームや海軍陸戦隊員を乗せたヘリ搭載型の揚陸艦など海軍艦艇4隻を増派。11日には計9隻の中国艦船が出そろう。
海域は、中国が権益を主張する南シナ海域の外側。捜索や救難でこれだけの中国艦船が東南アジアや米国などの艦船とともに展開するのは、異例といえる。
中国外務省高官をトップとする合同チームは10日午後に現地入り。搭乗したとみられる盗難旅券の使用者や、これらの人物の航空券が不明機を共同運航する中国南方航空の発券だったとの情報を中心に、中国を標的にしたテロの可能性について究明する。
中国筋によれば、今回の事案では「行方不明」の第一報を含む初動段階で間接情報に頼ることになり、緊急事案への対応のあり方が問題となっている。北京では厳戒の中で全人代(国会)を開催中だけに、「テロの影」がぬぐえなければ、国内の治安への心理的な影響が不可避となる。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。