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新エネ車補助金、輸入車は対象外に
2014年02月27日08:14
2月26日、北京市で今年初となる自動車購入のためのナンバープレート抽選が行われ、新エネ車購入枠の初抽選が注目を集めた。北京市科学技術委員会が25日に明らかにしたところによると、今回は個人用の新エネ車の購入申請数が割当量を下回ったため、個人が新エネ車を購入する場合は抽選の必要がなくなった。現在までに6社が8車種の新エネ車を申請しており、関連部門は近日中にそのリストを公開する。人民日報が伝えた。
割当量とリストの発表に伴い、汚染物質の排出削減が期待されている新エネ車が市場に向かおうとしている。しかし新エネ車市場がこれにより活性化するかについては、今後の経過を見守る必要がある。
新エネ車の購入権を獲得した後、どのような新エネ車が購入できるのだろうか?補助金はいくら支給されるのだろうか?
規定によると、「北京市モデル応用新エネルギー自動車生産企業と製品リスト」に含まれる製品を購入すれば、補助金が支給されることになる。比亜迪(BYD)、北京汽車、長安汽車など6社の計8車種が、初の申請車種として審査を受けている最中だ。北京市は26日と3月上旬の2回に分けて審査結果を発表する。
北京市科学技術委員会新エネルギー・新材料所の許心超所長は、「個人用の新エネ車を申請した消費者は、26日に発表された車種に満足した場合、直接購入できる」と説明した。
伝統的な自動車と比べ、電気自動車(EV)は割高で、普及当初は政府による補助金支給が必要だ。北京は国家による新エネ車普及のモデル都市であり、北京市で新エネ車を購入する個人は、国家と地方政府から1:1の割合で補助金を支給される。
航続距離が80−150キロの新エネ車の場合、国家・地方政府から計6万3000元(約107万円)の補助金が支給される。150−250キロの場合は9万元(153万円)、250キロ以上の場合は10万8000元(約184万円)の支給額となる。燃料電池車の場合は、統一的に36万元(約600万円)が支給される。補助金は今後、当初の金額から毎年10%ずつ引き下げられていく。
◆公共充電スタンド、今年はサービス料が無料に
新エネ車の発展には価格の他に、充電スタンドの不足、航続距離の不足、充電が困難という不安要因があり、消費者の関心を集めている。
北京市は今年上半期に100カ所の高速充電スタンドを設置し、かつ都市計画と結びつけ、都心部に半径5キロの充電圏を形成し、公共充電スタンドのサービス体制を構築していく。
許所長は、「新エネ車産業を育成するため、2014年は公共充電スタンドを使用した場合、料金は電気のみとなりサービス料は無料とする。新エネ車は100キロ当たり15−18kWhの電力量を必要とするため、1kWh当たり0.81元とすると、12−14元(約194−238円)かかることになる」と述べた。
◆テスラなどの輸入車、補助金の対象外に
テスラなどの輸入車がリスト入りし、補助金支給の対象になるか否かが、多くの人の注目を集めている。
北京市が今年2月11日に発表した「北京市モデル応用新エネルギー自動車生産企業と製品の審査管理細則」によると、北京市の新エネ車補助金を申請する生産企業の一つ目の条件は、独立法人資格を持ち、中国国家工業情報化部(省)の「車両生産企業と製品公告」に入っていることだ。この公告に名前を連ねているのは、中国メーカーや合弁メーカーなどの国産車のみだ。つまりテスラが補助金を支給されるための前提条件は、国産化となる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月26日
http://j.people.com.cn/94476/8547966.html
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