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天安門突入事件でくすぶる習指導部の「テロでっち上げ」説 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/12/china3/msg/662.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 03 日 08:10:59: igsppGRN/E9PQ
 

天安門突入事件でくすぶる習指導部の「テロでっち上げ」説
http://gendai.net/articles/view/news/145647
2013年11月2日 日刊ゲンダイ


<なぜ激しい炎の中で「聖戦旗」は燃え残った>

 中国の習近平指導部は、天安門前の車両突入事件を早々に「暴力的テロ攻撃」と断定。ウイグル独立派のテロ組織が背後にいると繰り返すが、今回の事件には不可解な点が多い。中国当局の「でっち上げ」の可能性も捨てきれないのだ。

 中国公安当局は「実行犯は突入後、車内に積んでいたガソリンに点火した」と発表。大きな炎と煙を上げる車体の映像は日本でも繰り返し流れた。すこぶる怪しいのは、激しい炎の中でも「燃えなかった旗」だ。

 車内から聖戦を呼びかける旗が見つかったとされるが、ガソリンが点火されて車両は焼け落ち、乗車の3人も焼死した。どうして「イスラム過激派の関与」を暗示する旗だけが、ご丁寧にも焼けずに残っていたのか。

 今回の事件について、北京在住のウイグル族学者、イリハム・トフティ氏は「焼身自殺のように見える」と語っている。動機も分かっていないし、テロ組織特有の犯行声明も流れていない。習近平指導部は何をもって「テロ」と断定するのか。疑問は尽きないのだが、中国当局には“前科”がある。

 5年前に米紙ニューヨーク・タイムズは、新疆ウイグル自治区で中国の警察部隊が襲撃された事件について、「別の警官による襲撃を中国当局が『ウイグル民族によるテロ』にデッチ上げた」とスッパ抜いた。観光客が撮影した「証拠写真」も掲載された。ウイグル族の間では「中国当局は毎回、ウイグル関係の事件後に、イスラム過激派の旗や刀などを『発見』する」と不自然さを指摘する声が根強いという。

「事件発生は、観光客が集まっていた月曜日の昼下がり。大勢が目撃しており、車両炎上の映像や画像は一時、ネット上にあふれ返った。ところが、中国当局は次々と削除。今やネット上には事件の目撃証言すら、すっかりなくなった。当局が厳しい情報統制をかけたのは明白ですが、何か世に出たらマズイ工作でも行っていたのでしょうか」(北京駐在員)

<正当化されるウイグル族弾圧>

 中国司法部門トップの孟建柱書記は、事件を背後で指示していたのは、ウイグル独立派のテロ組織「東トルキスタン・イスラム運動」(ETIM)と言明。ETIMは米国務省もテロ組織に認定しているが、「極めて弱体な組織基盤しか持たず、資金力も乏しい」(軍事ジャーナリスト)といわれている。

 03年にリーダーのハッサン・マフスムがパキスタンで殺害されて以降、メンバーは散り散りとなり、「もはや組織の体をなしていない」との見方もある。

 これまでも中国当局は、ウイグル自治区で暴動が起きるたび、「黒幕」としてETIMの関与を指摘してきたが、あくまで当局の一方的な発表にすぎない。

 いずれにしても関与は自治区内に限られている。軍事アナリストの黒井文太郎氏は、5年前の経済誌上で「ETIM」の存在に触れ、こう書いていた。

「聖戦を声高に叫んでくれれば、(中国当局の)ウイグル独立派への弾圧の口実になる」

 まさに分析通りの展開になってきたが、真相は闇の中だ。


 

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コメント
 
01. 2013年11月03日 15:34:13 : yy7D5jhcis
いよッ、フォールスフラッグ!!

02. 2013年11月04日 00:51:37 : Fz9HdhePO6
「テロとの戦い」

アメリカが全ての国の為政者にとって、
体制維持の為の「便利な言葉」を作ってしまった。

この言葉はいわば「錦の御旗」、
反体制派、反政府組織に対し、情け容赦無き徹底攻撃、弾圧と変わらぬ検挙摘発、
過剰な引き締め、人権無視の「お墨付き」

どれほどの非道な行為も正当化されかねない、
諸外国は口出しし辛くなってしまった。


03. 2013年11月04日 02:56:45 : Fwh9oh2GKY
米国だろうが中国だろうが弱者はストーリーに従って圧迫されるだけ。しかし救いは
ある。アフガニスタンとイラクでさえたとえ占領下にあるとはいえ未だに抵抗は続い
ていることだ。
人口が二千万ほどの国でさえ国民が未成年や婦女までが武器を手にして10年以上も
戦い続けている。日本の特攻隊と同じように、爆弾を抱えて敵に突っ込む自爆をあえて
したい国民なんて少ない筈だ。それが10年以上続いている。

これはもはや他人事ではない。中韓の日本に対する敵愾心から察するといつ日本が
中韓から攻撃されてもおかしくない情勢だ。身近な人が殺されたりすると復讐心が
芽生える。アフガニスタンやイランのように10年以上の殺し合いが続くだろう。只
これが100年続かないことを祈るだけ。


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