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劉暁波氏のノーベル賞受賞後、ノルウェーに理不尽な攻撃をする中国
“嫌がらせ国家”中国 報復でノルウェーのサケ輸入激減、比のバナナも…
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130816/frn1308161542004-n1.htm
2013.08.16 夕刊フジ
中国が、ノルウェーに“経済的恫喝”をしている疑いが出てきた。中国の民主活動家、劉暁波氏が2010年のノーベル平和賞を受賞して以降、同賞の選考機関があるノルウェーの主要輸出品であるサケの対中輸出が激減しているのだ。日本も尖閣沖中国漁船衝突事件直後、ハイテク製品の生産に不可欠なレアアースを一時禁輸された。同国の傲慢さがまた明らかになった。
これは、英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)が15日伝えた。
ノルウェーから中国へのサケの輸出は10年には約11万トンあったが、同年10月の劉氏へのノーベル賞授与の決定以来、急速に減少し、今年上半期は約3700トンに減った。
同紙は、検疫検査が厳格化されて魚が倉庫で腐ってしまうほど時間がかかるようになったとするノルウェーの漁業関係者の声を紹介している。
中国の「相手国の弱みを攻撃する」思考は変わらない。同様の事例は、ノルウェーや日本だけでなく、フィリピンでもあった。
昨年5月、中国とフィリピンが南シナ海のスカボロー礁をめぐって関係が悪化した際、中国は「害虫駆除のため」として、フィリピンの主要輸出物であるバナナなど果物の検疫を強化し、事実上の「禁輸」措置を取ったのだ。
片山さつき総務大臣政務官は今年4月、夕刊フジの取材に対し、旧知のドミンゴ・シアゾン元比外相に電話して、「今度、中国がそんな素振りをみせたら、日本に船ごと持ってくるように、民間ベースで段取りしましょうか」と、持ちかけたことを明かした。
つまり、中国が再びフィリピン産果物の「禁輸」措置に踏み切った場合、それを日本が引き取り、フィリピンを助けるというものだ。
中国問題に詳しい作家の宮崎正弘氏は「分かりやすい報復措置だ。中国人は『相手が困るだろう』と思ってやるが、レアアースは1年後、日本が別の調達先を用意し、中国では在庫の山となった。ノルウェーのサケも世界各国で売れている。最後に困るのは中国。世界中から『おかしな国、困った国だ』と思われている」と語っている。
- 警察が事故加害者に加担 被害者少年死なすyoutube他 目撃者など数十人を逮捕 木卯正一 2013/8/19 17:17:47
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