http://www.asyura2.com/12/china3/msg/524.html
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ハッキングは米中どちらの国家機構もやっているはずだが、国家運営やビジネス活動が破滅的になるような状況は生み出したくはないから、お互いが活動を“節度”ある範囲に留めていると思っている。(核兵器の相互確証破壊と同じ)
世界の主要メディアは、“世界秩序の守護者”である米国、とりわけ新興大国である中国が絡む問題で米国にきつい非難を浴びるようなことはしない。だから、スノーデン氏のその後に関心を向けるだけで、オバマ大統領が、ほんの数日前、米中首脳会談で中国元首にダイレクトにハッキングで注文を付けるというみっともない言動をしたことは掘り起こさない。
どう考えても、あまりにタイミングがよすぎるスノーデン氏の情報漏えい劇である。
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米秘密機関が中国を15年間サイバー攻撃していた
「米国が中国のサイバー攻撃を批判するたびに、中国は自分たちも被害者であり、しかもその大部分は米国からのものだと言うが、中国政府の主張はほぼ正しかった」。米誌フォーリン・ポリシー電子版は10日付で、現在「盗聴スキャンダル」で窮地に陥っている 米国家安全保障局(NSA)が「Tailored Access Operations」(TAO)という名の秘密組織を設け、過去15年間にわたり中国のコンピュータおよび通信システムに侵入し、中国国内に関する「最良の、最も信頼できる情報」を取得することに成功したことが一連の機密情報により明らかになったと報じた。環球時報が伝えた。
報道によると、1997年に設立されたTAOはメリーランド州フォート・ミードのNSA本部内に隠されており、業務エリアはNSAの他の機関から隔離され、NSAの多くのスタッフはその存在さえ知らない。「NSA職員でTAOの情報を完全に知ることのできる者はほぼいない。TAOの活動内容は非常に敏感であり、業務エリアに入るには特別な検査も受ける必要がある。近代的な業務センターのドアは武装警備員により守られており、鋼鉄のドアを通るためには正しい6桁のパスワードを入力したうえ網膜スキャンを受けなければならず、特別な検査を経た人物のみが通れるようになっている」。
報道は「TAOの任務は非常にシンプルだ。標的となる海外のコンピュータおよび通信システムに密かに侵入し、パスワードを解読し、セキュリティシステムを解除して、ハードディスク上のデータを盗み取る。次に全ての情報とデータをコピーし、電子メールおよびテキストメッセージシステムを通じて伝送し、情報資料収集の目的を達成する」との元NSA職員の話を伝えた。米ウェブサイト「Business Insider」は11日付で「聞き覚えがあることだろう。米Mandiant社が中国による米国へのサイバー攻撃を批判した際に指摘した手法と同じだからだ」とからかった。情報によると現在TAOはNSA情報収集理事会で最大かつ最重要の構成部門であり、1000人以上の軍および民間のハッカー、情報アナリスト、標的設定の専門家、コンピュータのハード・ソフトの設計士、電気エンジニアなどを擁し、ハッカーたちは週7日間、24時間体制で交代勤務している。
フォーリン・ポリシーは「これほど重要になったTAOを、これ以上隠匿するのは事実上不可能だ。中国政府はTAOの活動について確かに知っており、証拠を公表すると脅してもいる。このため『習・オバマ会談』で、オバマ大統領はサイバー問題について中国に余り大きな圧力をかけられなかった。「いちかばちかのポーカープレイヤーなら誰でも知っているように、手中のカードを対戦相手に知られたら、調子に乗ることができるのはそこまでだ」。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年6月14日
http://j.people.com.cn/94474/8284544.html
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