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中米は同じ方向に向かって初めて、すれ違いを避けられる:来週に迫った“実務的”米中首脳会談に対する論評
http://www.asyura2.com/12/china3/msg/508.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 5 月 30 日 00:44:55: Mo7ApAlflbQ6s
 


 これまでそして今後の米中関係を考えるにあたっては、「「戦後レジームからの脱却」を叫ぶ安倍氏こそ、日本を「戦後レジーム」に縛りつけたままにしている張本人」( http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/475.htm )を参照していただければ幸いである。

 中国国際問題研究所副所長の肩書きを持つ阮氏の考えは、「21世紀が協力・ウィンウィンの世紀になるか、勝つか負けるかのゼロサムの世紀になるかは、中米両国関係の方向性が協力が対立かにかなり大きくかかっている。中国側が新型の大国間関係の構築を提唱して米側の前向きな呼応を得たことは、両国共に自らの歴史的責任を意識していることを物語っている」という部分に集約されていると思う。

 米中関係が、20世紀前半までの先進国間のように、「勝つか負けるかのゼロサムの世紀」であるかのような危険なものになることはない。
 米国は、新興国と叩き合いを演じながら国内の産業資本制経済を成長させていくことをめざしてはいないからである。

 米国支配層は、産業資本制経済として大きく発展する余地を残し、政治体制的にもそれが可能な国家ないし地域に向けた金融活動を利益の源泉と考えている。産業資本制側面で言えば、新興国とは棲み分けが可能な軍需品やその派生型製品である航空機を中心に考えている。

 中国も、輸出先である欧米諸国や日本を含むアジア諸国の経済成長を強く望んでいる。中国が「ウィンウィンの関係」という言葉を常に口にするのは、そのような思いの反映である。

 米中関係は、ぎりぎりまで「戦後レジーム」を維持したい欧米支配層の思いに従い、対立や緊張を見せ続けるが、経済的にはますます深い関係になっていく。

 日本は、近代世界のそういう歴史的変化をしっかり理解し、無駄なリスクを避けつつ、確固たるポジションを確立しなければならない。

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中米は同じ方向に向かって初めて、すれ違いを避けられる

 最近米国メディアは中米首脳会談に関する論評を次第に増やし、注目を高めている。27日には米高官が訪中して「習・オバマ会談」の地ならしをした。「習・オバマ会談」とほぼ時を同じくして、「中米友好を伝える新たな機会」と見なされている2013年度「フォーチュン」グローバル・フォーラムが6月6日から8日まで中国の成都市で開催される。こうした全ての背後にある最大の注目と期待は「習・オバマ会談」だ。(文:阮宗沢・本紙特約論説員、中国国際問題研究所副所長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 6月7日から8日まで、米カリフォルニア州の保養地に全世界の視線が集まる。中国の習近平国家主席とオバマ米大統領が新境地を開く首脳会談を行なうからだ。世界第1、第2の経済大国の指導者が同じテーブルに就くのを、世界は固唾を呑んで見守るだろう。

 中米両国の指導者は2日間という十分な時間を費やし、挨拶を交わし、話を交わし、ノーネクタイで、自然でリラックスした環境の中、より踏み込んだ、透徹した、率直で誠意ある交流を行なうことになる。こうした会談形式は両国の国交樹立以来初であり、両国元首の交流強化における先駆的試みであり、中米関係が次第に実務的になっていることの現れであり、双方の期待を反映している。

 実はこの「形式にこだわらない会談形式」は、よりハイレベルの形式であるようだ。もちろん人々がより関心を寄せるのは、両指導者が何を話し合うかだ。習主席は27日にドニロン米大統領補佐官(国家安全保障担当)と会談した際、「6月上旬にオバマ大統領と会談して、関心を共有する重大な戦略的問題について幅広く、踏み込んで意思疎通を行ない、理解を深め、相互信頼を強化し、共通認識を積み重ね、協力を推し進めることを心待ちにしている」と述べた。

 中米関係は間違いなく現代世界における最も重要な二国間関係であり、最も付き合いの難しい関係でもある。双方はかつてないチャンスを前にすると同時に、かつてない困難の克服も必要としている。伝統的安全保障上の脅威と非伝統的安全保障上の脅威が入り交じり、ハイポリティックスとローポリティックスの摩擦が交錯して、中米関係の発展により複雑な可変的要素を加えている。こうした溝や摩擦をどう管理・コントロールするかが、中米関係の永続的安定の実現性を決定づける。

この新たな情勢の下で、とりわけ重要なのが両国関係の将来像の先導と形成を強化することだ。そして両国の元首が顔を合わせて直接交流、対話し、中米関係のロードマップを共に描くことには、将来の両国関係発展の基調を定める作用があり、その意義は時が経つにつれてより明確に世界に示されるはずだ。

 21世紀が協力・ウィンウィンの世紀になるか、勝つか負けるかのゼロサムの世紀になるかは、中米両国関係の方向性が協力が対立かにかなり大きくかかっている。中国側が新型の大国間関係の構築を提唱して米側の前向きな呼応を得たことは、両国共に自らの歴史的責任を意識していることを物語っている。

 習主席とオバマ大統領は3月14日の電話会談で、新型の大国間関係の構築について重要な共通認識にいたった。習主席は「中米間には巨大な共通利益とともに、いくつかの溝もある。中国は中米関係を揺るがず守り、促進する。米側と共に両国関係の大きな方向性をしっかりと把握し、協力パートナーシップの構築を推し進め、新型の多国間関係の道を歩み出すことを望んでいる」と述べた。オバマ大統領は「現在米中関係は将来の方向性を確立する歴史的チャンスを迎えている。中国側と共に努力して両国元首間のつきあいを保ち、対話と意思疎通を強化し、引き続き努力を重ね、米中関係の正しい方向に沿った、安定した、前向きな発展を促し、戦略の角逐ではなく健全な競争に基づく新型の大国間関係の構築に努力したい」と述べた。中米両国元首のこの戦略面の共通認識は、必ずや将来を共同で計画するための原動力になる。

 習主席は中南米訪問を終えた後に、自然な流れとしてカリフォルニア州を訪れる。一方、オバマ大統領は東海岸から西海岸へと飛ぶ。双方が中間地点で会うことを選択したのは大変示唆に富む手配であり、重要な象徴的意義がある。つまり中米双方は同じ方向に向かって初めて、すれ違いを避けられるということだ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年5月29日

http://j.people.com.cn/94474/8262742.html


 

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コメント
 
01. 2013年5月30日 17:31:52 : 6WCUoCkxac
来月の韓中首脳会談 共同声明に非核化原則明記か  

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)は来月下旬、就任後初めて中国の習近平国家主席と首脳会談を行う。会談で採択される共同声明には朝鮮半島の非核化原則が盛り込まれる見通しだ。両国は共同声明採択に向けた詰めの協議を進めている。

 韓国政府高官は30日、「北朝鮮の核問題は共同声明文言の重要な部分。北朝鮮の核問題は解決しなければならないとの認識から、(共同声明の文言に)非核化が盛り込まれる可能性が高い」と述べた。

 韓国政府は6カ国協議など非核化に向けた対話を再開するためには北朝鮮が核を放棄する意向を示す必要があると主張している。韓国政府としてはその一環として、共同声明に北朝鮮の核放棄問題を盛り込みたい考えだ。

 北朝鮮の3回目の核実験後、中国の北朝鮮に対する態度が変化を見せていることから、中国も核問題に関する文言調整の協議に積極的に応じるとみられる。中国は国連の対北朝鮮制裁に加え、朝鮮貿易銀行に対する米国の独自制裁にも賛同するなど、朝鮮半島非核化問題を以前より重視する姿勢を示している。

 2005年11月に採択された韓中首脳間の共同声明にも「非核化」を明記している。だが、当時は2005年9月19日の6カ国共同声明(9・19共同声明)の採択を評価し、非核化実現に向けた基盤を構築したことで認識が一致したと言及するにとどまった。

 李明博(イ・ミョンバク)前政権で両国間で採択された2008年5月の共同声明は非核化に関する言及はなく、9.19共同声明の履行のため努力するとしていた。

 ただ、共同声明は両国の未来ビジョンを示すものであるため、北朝鮮の非核化原則以上の具体的な内容までは含まれない可能性もある。この場合は両国首脳が会談の議題として議論し、内容を発表する形で北朝鮮に非核化に向けたメッセージを伝えるとみられる。韓国政府消息筋は「状況が変化しているため、文書には具体的な内容を入れにくい側面もある。非核化と関連しては戦略的な面が重要なため、首脳会談で扱われる可能性もある」との考えを示した。  


聯合ニュース

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/05/30/2013053001622.html


02. 2013年6月01日 02:49:09 : e9xeV93vFQ
• 2013年 5月 31日 18:59 JST
高齢化進む中国社会の憂うつな現実記事By TOM ORLIK
Reuters
中国甘粛省の農村部に住むお年寄りの男性
 【北京】中国では貧しく、病気を患い、うつ状態にある高齢者が憂慮するほど増えている。60歳以上の国民を対象にした初の大規模な調査で明らかになった。これは中国政府にとっての差し迫った課題であるとともに、中国経済最大の長期的な弱点の1つとなっている。
 中国の1億8500万人の高齢者を対象にした生活水準調査を通じ、単なる経済成長よりも人間の幸福を重視した、いわゆる「調和のとれた社会」の構築を目指す中国政府の取り組みとは裏腹のわびしい現状が浮き彫りになった。中国の経済ブームを築いた世代の22.9%、4240万人が年間消費額が3200人民元(約5万2500円)未満の貧しい生活を送っている。
 高齢化と貧困への危機感から、多くの中国人が所得を貯蓄するようになっている。これもまた、中国政府のもう1つの優先政策である、内需拡大に向けた経済転換に相反する現状だ。

上:15−64歳の労働年齢人口100人当たりに占める65歳以上の高齢者の人数/下:上から貧困、障害、うつの人が高齢者に占める割合
 今回の調査は、中国31省のうち28省の1万7708人の個人を対象に中国と海外の学者が中心となって行ったもので、科学財団を通じて中国政府が一部資金援助した。調査リポートは年金や医療制度の拡大が進展した点について抜かりなく政府を称賛しているものの、身体障害や精神衛生上の問題が拡大していることも示した。調査対象者の38.1%が日々の活動が困難だと回答し、40%がうつの重い症状を示していた。
 定義の違いの問題で国際的な比較は難しいものの、中国の貧困や障害、うつの割合はいずれも比較的高いようだ。米国勢調査局によると、65歳以上の米国人の貧困の割合は8.7%。米国の健康・退職調査によると、米国の高齢者で障害を持つ人の割合は26−27%で、うつの割合は中国よりもはるかに少ない。
 高齢化の進行は、これらの問題の悪化を意味する。国連の予測によると、「依存人口比率」として知られる労働年齢人口100人当たりに占める高齢者の人数は、2010年の11人から50年には42人にまで増える見通しだ。
 依存人口比率が将来増える国はほかにもある。しかし、中国の高齢化のペースは特に顕著で、その背景には1人っ子政策がある。
 調査によると、日々の活動に介助を必要とする高齢者の88.7%が家族の助けを借りている。しかし、1人っ子政策と就職に伴う多くの若者の都市部への移住によって、子供が年老いた親の面倒をみるという伝統的なあり方が成り立たなくなる可能性が出てきている。
 中国はまだ貧しい国であるにもかかわらず、深刻な高齢化の問題に直面しているという点でも独特だ。香港科技大学の教授で、調査を主導したメンバーの1人、アルバート・パーク氏は「高齢化が進んでいる他の国は豊かだ」と述べ、「中国は発展の比較的早い段階で高齢化社会になるだろう」と指摘した。
 中国の福祉制度の拡大はある程度成果を上げている。中国の人力資源社会保障部のデータによると、都市部の年金受給者数は、胡錦濤氏が国家主席に就任した03年の1億5500万人から12年には3億0400万人にまで拡大した。農村部の受給者数はさらに速いペースで増えている。しかし、制度は拡大したものの、給付内容は依然多くのケースで不十分だ。調査によると、政府の農村部向け基礎年金の受給者が受け取る金額は平均でわずか年間720元(約1万1800円)。
 高齢者の90%超が現在、健康保険を受けている。しかし、自己負担額は依然として高い。
 パーク氏は「中国政府は問題を認識し、積極的に対処している」と話した。だが、簡単な解決策はほとんどない。労働人口が縮小する一方で、そこに依存する高齢者は増えており、家族内で面倒をみるという現行のやり方では立ち行かなくなりつつあるようだ。しかし、年金や健康保険制度のさらなる拡充は、国家財政への負担を著しく増大させる危険性をはらんでいる。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324182504578516720995769066.html?mod=WSJJP_hpp_RIGHTTopStoriesThird


 

• 2013年 5月 30日 11:19 JST
日本の長寿の秘密―「いきがい」By ELIZABETH O'BRIEN
 日本は見方によっては、世界で最高の長寿国だ。65歳になった日本女性はあと23年間生きると予想でき、男性はその後18年間生きる公算が大だ。
 しかし、有名な日本の健康的な食事習慣が長寿の唯一の要因というわけではない。スタンフォード長寿研究センターの研究員ドーン・カー氏は、米PBS放送のインターネット番組ネクスト・アベニューで、フランス語の「レゾン・デートル」に似た日本の「生きがい」という概念―生きるに値する生活―を取り上げた。
 これによって日本人は老化に伴う、消耗し費用のかかるさまざまな病気の一部に米国人よりもうまく立ち向かえるのかもしれない。(これとは別に、日本の研究者たちは、生きがいを持っている人は心血管疾患や、自殺などの外的原因で早死にする公算が小さいとしている)。
 生きがいは人の社会的役割と、家族とコミュニティーとの関わりを網羅したものだ。日本の高齢者は米国人よりも社会の中で目に付く。1つには、日本では高齢者が多いことにある―日本の全人口の21%は65歳を超えており、この比率は米国では13%しかない。
 しかし、日本人は年老いても米国人よりもコミュニティーにつながりを持っているということもある。実際、日本には高齢者向け居住区域「退職者コミュニティー」という米国の概念は全くない。
 日本には老人ホームはあるが、それは高齢者の集団が慌ただしい日常生活から隔絶して暮らす、米国でよく見られるミニ・シティーではない。日本の高齢者は街中でもメディアでももっと活発な存在だ。彼らはその知恵と経験で敬われており、弱い人間あるいは何の役にも立たない人間として切り捨てられるのではなく、人と関わることが期待されている。
 長期の景気低迷や多世代間の結び付きの弱まりなど、日本にも問題はある。米国と同様に、急速な高齢化は日本の資源の負担になる。それにもかかわらず、日本での老化への比較的前向きな見方は依然として、人生に意味を与えるのに役立ち、年がいくつであろうと健康と幸福の状態を高められる社会的つながりの1つのモデルを提供している。

 


• REAL TIME ECONOMICS
• 2013年 5月 22日 15:22 JST
米社会保障制度、一括支給の導入で受給開始年齢を遅らせる構想も
• 記事
 米国の社会保障制度を「守る」うえで、高年齢労働者が年金の受給開始年齢を遅らせるような気運を高める措置を導入することも1つの方策だろう。
 社会保障制度にはすでに、労働者が退職を遅らせると年金の受け取りを先延ばしした年数に合わせて支給額が増える仕組みがある(1983年に制定された法律では、1959年以降に生まれた人を対象に、標準の年金受給開始年齢が段階的に67歳まで引き上げられた)。4人の研究者は、退 …

 
• 2013年 5月 20日 19:44 JST
人生後半に後悔しないためには 75年に及ぶハーバード大の研究By DIANE COLE
 年を取るなかで失望ではなく満足を決定するものは何なのか。
 米ハーバード大学の精神科医、ジョージ・バイラント博士はこれまで著名なハーバード・グラント・スタディーから、心理的適応と成人期の発達に関する知恵を抜粋してきた。この研究では1938年以降今日まで、ハーバード大学在籍者とボストン地域の数百人の生活を追った。最高齢の人々は現在、90歳代になっている。この調査に関するバイラント博士の最新著書は「Triumphs of Experience」。
画像を拡大する

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 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、カリフォルニア州オレンジ郡の自宅にいるバイラント博士に電話で話を聞いた。以下はその会話からの抜粋。
WSJ:研究対象の中でどういった人々が人生の後半に後悔を感じている傾向があるのか。
バイラント博士:後悔を感じているのは真に成熟しなかった人々だ。仕事から充実感を得たことがなく、パートナーとの親密な関係を維持しなかった人々だ。
 こうした人々は振り返って、結婚しておくべきだったとか、もっと好きな職に就いておくべきだったと考える傾向がある。
WSJ:満足感の高い人々との違いは。
博士:より満足している人々は過ぎ去ったことを悔やまない生き方を習得している。こうした人々はうまくいったことを満喫する方法も会得している。
 明確な昇進経路もなく人生を通して仕事を転々とした人がいた。それでも、この男性は1日の終わりに、大いに満足を感じていた。というのも、こうした職はどれも人助けに関連していて、この人は意味があると考えていたからだ。
WSJ:こうしたことからわれわれが学べることは。
博士:手に入らなかった機会について失望感を味わっている人々に、自問の角度を変え、選択したことから何が得られたかに焦点を絞るよう求めた。
 短期間の結婚以上に持続する関係を持ったことのない男性がいて、この男性は機械工としての自分の職業がそれほど好きではなく、人生に大いに幻滅していた。その後、50歳代のこの男性は年上の女性と幸せな結婚生活を送り、彼女の教会に行くようになり、信徒の書籍の世話をするようになった上、教会の会計係兼出納係として初めて真の天職を見つけた。
WSJ:引退に向けて準備する最善の方法はあるか。
博士:退職後に幸せな生活が送れるかどうかを判断するには、事前に良い休暇を取ってみることだ。年中無休の仕事のスケジュールから3週間以上離れ、小学4年生がやるようなことをやってみる、つまり遊ぶことだ。
 ウィンストン・チャーチル英元首相をモデルとすることだ。つまり、自由世界の統治やノーベル文学賞受賞さえ過去のこととして手放し、引退して絵を描いた。


03. 2013年6月09日 17:48:16 : eDkyVB2VDM
パームスプリングス市郊外のランチョ・ミラージュ。
この場所で、米国政府が中国の国家主席を接遇する…。
この意味は重大だ!と、先に書いた。
それは…、
米国政府が、習近平・オバマ会談を今世紀における最も重要
な“枠組みづくり”の機会である!と認識しているからだ。

米国各紙も、習・オバマ会談を、
 「今後40年つづく米中協力関係の新しいモデル」
 (“a new model” of more cooperative relations after 40 years)
をつくるための会談であると大きく報じている。

それはそーと、ランチョ・ミラージュ。
この米国随一・超最高級の避寒地に招待されることを、喉から
手を出しながら願っていたのは、中曽根康弘だった。

日本で宣伝された“ロン・ヤスの関係”は、実は、根も葉もない
作り話で、ロン様(ロナルド・レーガン大統領)は、ヤスには会いたく
なかった。野暮ったい日の出山荘での悪印象も残ってたし…。

ところで、ランチョ・ミラージュ。
ロン様は長年の習慣で年末年始はランチョ・ミラージュで避寒
休養するのだが、ソレを知ったヤスが、ロン様に無理を言って
やっと実現したのが1985年1月2日の“ロン・ヤス会談”だった。

しかし、この時、ロン様はランチョ・ミラージュにいたのに…、
「ヤス! ランチョ・ミラージュで会おう!」
とは言わなかった。

ランチョ・ミラージュでロン様に会いたかったのに、ロン様は、
「中曽根総理、ロスで会いましょう!」 と冷たい返事。
そーして、ロン様はランチョ・ミラージュを出てロスまで行って、
ヤスに会ったのである。この時の会談時間は、たった1時間。
粗末な昼食は出たよーだが…、冷たい接待だった。冷や飯。

ま、ロン様には、その程度にしか思われてなかったのでR。
以上が “ロン・ヤスの関係” の実態。
(Wikiなんかばかり読んでると、勘違いすっかん寝ーーwww)

鼠ーか、今の安倍総理も同じよーな仕打ちを受けている…。
それでも、脳なしの妾(メカケ)のよーに、旦那に尽くすヌッポン。
(つづく)
飯山一郎

これが現実です


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