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毎日新聞 2013年01月12日 西部夕刊
反日デモのような過激な行動に出るのは一部の中国人。そう分かってはいても、中国を旅するにあたって、警戒心がないわけではなかった。
年明け、氷点下に冷え込んだ中国・南京の夜。若者向けのバーは地元客でにぎわっていた。外国人の姿はない。落ち着かない思いでビールを飲み始めると、隣の女性客が話しかけてきた。
片言の中国語で「日本人です」と返した。どんな反応がくるのか。女性は初めて外国人と気付いたらしい。恥ずかしそうに友達と顔を見合わせ、今度は日本語で「こんにちは、こんばんは、かわいいね」と言って笑った。
彼女たちの友好的な態度に警戒心は薄れた。分けてくれたウイスキーの紅茶割りの杯を傾け、スイカ片を頬張った。片言の中国語と英語に筆談を交えた「会話」を楽しみ、店を出た。
翌朝、南京大虐殺の記念館を訪ねた。目を背けたくなるような写真の数々。当然、前夜の彼女たちが知らないはずはなかった。
戦争の歴史は消えないし、領土は譲れない。でも、「未来志向」での触れ合いが広がれば、最悪の事態だけは避けられると感じた。【遠藤孝康】
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