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日本は平和憲法の檻の中で悔い改めぬ虎のよう:中国政府はどうも自民党や「維新」を勝たせたいようだ(笑
http://www.asyura2.com/12/china3/msg/374.html
投稿者 あっしら 日時 2012 年 12 月 02 日 01:52:21: Mo7ApAlflbQ6s
 


 最近の中国メディアの日本関連記事を読むと不思議な気持ちになる。
 分析そのものはそれほど誤っているわけではないが、それをあれこれ揶揄したり非難することが、逆に、日本国民を非難している情況に後押しすることくらい気づいてもよさそうと思うからだ。

 多数派の国民が対中国友好気分のときならいざ知らず、人民日報も報じたように、尖閣問題及び「反日デモ」を通じて国民のあいだに対中国憎悪が高まっている。
 そんなときに引用する記事のような論考を広めれば、近々実施される総選挙で、「悔い改めぬ虎」に投票しようかなという気にさせかねない。

 中国政府が穏やかな日本を求めているのなら、「悔い改めぬ虎」は褒め殺しにしたほうが得策だと思うが(笑。

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日本は平和憲法の檻の中で悔い改めぬ虎のよう

 石原慎太郎が代表として加わった日本維新の会は世論調査で、すでに与党民主党を抜いて第2位についた。維新の会は29日、政権を獲得すれば半世紀余り前に米国主導で制定された日本国憲法を破棄して自主憲法を制定すると明確に表明した。(環球時報社説)

 世論調査でリードする自民党の安倍晋三総裁は29日、釣魚島(日本名・尖閣諸島)防衛の強化について大いに語り、海上自衛隊の退役軍艦を派遣し、海上保安庁に編入する必要があると述べた。

 日本は経済的奇跡への専念の道からもはや外れ、外国との政治的対立へと大きく踏み出したようだ。これは日本の国際的役割が真に高まっているからではなく、自らの弱さを覆い隠す必要に迫られているからだと多くの人は考えている。経済的活力が次第に流失する日本のポピュリズムと民族主義への転向は、表面的には激しく揺るぎないものに見えるが、内心は受け身で、絶望的なのである。

 日本の政治的雰囲気の転換は東アジアに長期間面倒をもたらす可能性がある。日本の不安をなだめる力が外部にはないからだ。各国の世論が互いに言いがかりをつけ、刺激し合いがちな中、日本の持続的な民族主義的衝動は地域全体の不確定性と動揺の重要な源となっている。

 日本に軍国主義復活の可能性は全くないとの訴えは根拠を欠くと一部アナリストは指摘する。そのような可能性は確かにずっと先のことだろうが、日本の隣国にしてみれば、日本はずっと平和憲法という檻に閉じこめられながら悔い改めようとしない虎のようなもので、檻から飛び出そうとするいかなる意図や動きも地域の平和にとって危険なのである。

 民族主義は東アジア各国ともにあるが、中国について言えば、本流の文化は一貫して民族主義に対して警戒的・批判的な態度であり、国の指導者は特に尽力して外国に温和で親善的な姿勢を示している。だが日本の民族主義は自国の文化に天敵がおらず、しかも国政の実力者の多くは民族主義の盟友であり、民族主義のリーダーや旗印すらいる。言い換えるなら、日本の民族主義にはトップダウンのきらいがあり、これは北東アジアにおいて絶対に日本だけなのである。

 日本は歴史上、冒険と賭けに事欠かない。1941年に日本は真珠湾奇襲によって太平洋戦争を発動したが、工業生産額が米国の20分の1足らずであるなど、当時の国力は米国と極めて大きな開きがあった。このような冒険は全く非論理的であり、戦略的に勝てる望みは少しもなかった。だが日本は本当にそうしたのだ。しかも当時日本はソ連を敵視しており、環太平洋に同盟国は1つもなかった。全くもって幻想の中に生きている狂人である。

今日の日本は中国の台頭、韓国の発展、ロシアの復活に囲まれる中で意気消沈するだけでなく、前後の見境を失っているようだ。平和憲法に対する憎悪が急速に蔓延している。このまま行けば「新憲法」が最終的に平和憲法に取って代わるのは時間の問題だ。核兵器について論じたり、あれを打破するだのこれを打破するだの言っている日本人が常にいることを思えば、今は極端に聞こえる主張が、ある時点で急速に日本の民意にまで高まることがないと誰が保証できよう?

 日本の近代史は狂気に満ちている。第2次大戦の徹底的な敗北はこうした狂気に手痛い打撃を与えたが、抑えつけただけで、根絶はできなかったようだ。日本がいわゆる「普通の国」になることは、アジア政治の巨大な不確定性を意味する。

 中国の台頭は確かにアジア太平洋に最も際立った変数をもたらした。だが中国の台頭は民生経済から始まったものであり、その国力の成長は民生改善の延長線上にある。中国の軍事力整備は大国の台頭において相対的に遅いものであり、しかも今日もなお控え目であり続け、いかなる国との力による対立も極力避けている。

 中国に対する外部の防備の心理をわれわれは理解する。実際には中国は一貫して台頭のダイナミズムの中で絶えずアジア太平洋と力の均衡を図るべく努力しており、安全保障の各目標において一方的な強大化による突破口は求めていない。

 日本が不満や闘志を全て中国にぶつけるのは東アジアにとって危険だが、最も危険なのは間違いなく日本にとってだ。中国が発展によって反発の力を増すことは確実だ。日本は経済的停滞のためにやるせない時期に、中国との対立という誤った方向へは決して進むべきではない。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年11月30日

http://j.people.com.cn/94474/8041281.html

 

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コメント
 
01. 2012年12月02日 23:37:56 : G1WoUJtVNQ
>中国政府が穏やかな日本を求めているのなら、「悔い改めぬ虎」は褒め殺しにしたほうが得策だと思うが(笑。

そうでしょうか?
(笑)と最後に付けておりましたが、それは誰に向けての笑?
まさか、中国に? もしそうだとしたら、貴方のそのセンスが笑われても仕方ありませんよ。
何故なら、国内政治と国際政治、この二つの政治(力学)の視点を抜きにしたところで、貴方の「笑」は出て来てると思われますから。

第一っていうか、そもそも「東アジア共同体」(対中接近)を掲げた鳩山政権の登場で日中関係は逆に決定的に後退したことを、ではどのように評価なさるのか? 

ま、この際ですから借問ですが、17年前(地下鉄サリン事件のあった年です)、当時の中国首相李鵬氏は、此の侭だと、日本という国は20年以内に無くなると言ったと伝えられますが、その意味するところは分かりますかな?


02. 2012年12月03日 10:31:06 : Hh4TqK75Eo
悔い改める
 って
何を悔い改めるのでしょう。
日本に悔い改めるものがあるのでしょうか?。
誰に向かって悔い改めるのでしょう?。

03. あっしら 2012年12月03日 16:33:00 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

1.のG1WoUJtVNQさん、コメントありがとうございます。


>(笑)と最後に付けておりましたが、それは誰に向けての笑?
>まさか、中国に? もしそうだとしたら、貴方のそのセンスが笑われても仕方ありませんよ。


 中国共産党というか、日本や北朝鮮などの共産主義政党さらにはイスラム政治勢力も同じですが、欧米先進国と違って“まじめ(純心)”だから、「悔い改めぬ虎」を褒め殺しするような“えぐい(策謀)”戦術は採らない(採れない)でしょうという意味での笑いです。


>第一っていうか、そもそも「東アジア共同体」(対中接近)を掲げた鳩山政権の登場で
>日中関係は逆に決定的に後退したことを、ではどのように評価なさるのか? 


 「東アジア共同体」構想は、鳩山氏のアイデアではなく、経産省が、日本の対外経済関係の変化を踏まえて06年時点にはまとめていたものです。

 鳩山氏は、官僚機構に乗せられ、それに彼独特の友愛とアジア主義の理念を折り込んで叫んだというものです。
 そのような“理想主義”的発案ゆえ、国内でも、「東アジア共同体」構想は対中融和策と見られ、反感を買うことになりました。
 経産省が考えている「東アジア共同体」構想は、純粋に、経済的利益の最大化を目指したものです。

 「東アジア共同体」構想に関する鳩山氏の言動は、対中関係というより、対米関係に大きな変化を与えたと考えています。
 米国支配層は、ドイツ・米国と並ぶ現在世界で最高度の産業・技術レベルにある日本と中国が親密な関係性に向かうことを嫌い、TPPなる経済連携機構に目を付け、それに日本を縛り付けようとしたと思っています。

 私は、早い段階で、「東アジア共同体」構想を現実化する動きをすべきだったと考えています。
 なぜなら、日本が技術的資本力的により優位にある時期に、中国を引き入れるほうが得策だと考えているからです。機械装置などの資本財やハイテクの素材や部品といった中間財での圧倒的優位性を武器に、中国の技術開発の方向性を別の分野に向けさせるほうが利に叶うと考えています。


>17年前(地下鉄サリン事件のあった年です)、当時の中国首相李鵬氏は、此の侭だと、
>日本という国は20年以内に無くなると言ったと伝えられますが、その意味するところ
>は分かりますかな?

 李鵬発言の詳細がわからないので意味は不明です。

 言えるのは、アジアの政治的経済的主導国は、今後いっそう中国であることが明瞭になっていくということです。
 ざっくり言えば、今後の世界は、米国圏・EU圏・中国圏の“協調的対立”を枠組みにしながら動いていくと考えています。

 日本は、奈良朝以降の歴史のほとんどで「対中独立(非冊封体制)」として生存してきました。その知恵を今後も活かし、自分のポジションを理解し、自分の強みに磨きをかけて、アジアそして世界のなかで活力をもって生きていくべきだと考えています。



04. あっしら 2012年12月03日 16:46:09 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI
02. Hh4TqK75Eoさんへ:

>悔い改める
> って
>何を悔い改めるのでしょう。
>日本に悔い改めるものがあるのでしょうか?。
>誰に向かって悔い改めるのでしょう?。


「悔い改める」のは、アジア太平洋戦争で負けてしまったことです。

 負けていながら、敗戦後の日本は、圧倒的な物量と技術力で日本を押しつぶした米国には負けたという意識を持って対応する一方で、中国に負けたという意識はないまま過ごして来ました。

 現実の中国戦線も、安定的支配はできなかったとしても、負けることはないまま敗戦を迎えました。

 米国の対日融和政策と中国支配構造の変化が、中国や英米仏蘭の植民地化にあったアジア諸国に対し、敗戦国日本として曖昧な対応を続けることを許容してしまったとも言えます。

 日本は、敗戦(喧嘩に負けたこと)を深く自覚し、敗戦責任をきちんと議論し、それを踏まえた上で、戦後のアジア及び世界でどう振る舞ってくるべきだったのか、今後の世界でどう振る舞っていくべきなのかを考えていかなければならないと思っています。



05. あっしら 2012年12月03日 17:01:36 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

02. Hh4TqK75Eoさんへの追記:

念のため、「悔い改め」話は、あくまでも私の持論であり、中国共産党など中国側の意向を忖度したものではありません。


06. 2012年12月03日 18:28:08 : vbYABU0V1o
>03. あっしら

>。ヨ東アジア共同体」構想は、鳩山氏のアイデアではなく、経産省が、日本の対外経済関係の変化を踏まえて06年時点にはまとめていたものです。

???初耳です。 経産省が>「東アジア共同体」構想? 
>。ヨ東アジア共同体」という名前で?
経済連携協定(EPA)じゃなくて?


07. 2012年12月03日 22:32:59 : viBfLVY6tM
>03. あっしらさん

01. です。
ア然とします。 そんな認識でこの問題を捉えていたのですか?

「東アジア共同体」とは純然たる政治概念ですよ(鳩山氏のHPを一度覘いて見て下さい)。

ではEUとは何でしょうか? 何故出来たのでしょうか?

逆に、TPPとは、では貴方はどのように捉えているのですか?

>李鵬発言の詳細がわからないので意味は不明です。

そうですか。
その当時、やっぱりそう見るだろうなと思いながらこの発言を聞いた者としては、その程度でさえ抑えてないのであれば、何をか言わんや、です。

此の侭でいくなら、恐らくは、そう遠くない時期に、日本の国際的な地位はフィリピンレベルに落ちていくでしょうね、残念ながら。


08. 2012年12月05日 16:52:50 : jXaTmXcG3s
 支那は、現在の日本を永遠に「戦前の軍国主義国家」と決めつけるつもりらしい。支那の国民に子供の頃からの洗脳教育で「日本は悪い国」だと教え込むことで、国家支配階級のインチキ共産主義体制を隠蔽し維持するためである。

09. あっしら 2012年12月05日 18:10:08 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

07.のviBfLVY6tMさんへ:

ご自身の見解をあまり述べず結論だけを提示されているように思えるので、レスポンスは、以下の参照投稿を提示させていただくにとどめます。

※ 参照投稿

「経産省(官僚機構)と経済界は、メリットが少ないTPPより、ずっと大きな利益が見込める「東アジア共同体」を志向」
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/450.html


10. 2012年12月05日 20:51:42 : Wdqe7OSBz6
河野栄太は元やのつく自由業の方だがいまもくせはなをらないようだ。
平木外*もにたようなものだ。

11. 2012年12月05日 21:14:03 : Wdqe7OSBz6
河野栄太氏は田舎に住んでおりとてもそうはみえないが土地面責がすごく
数億円の資産家らしい。どうも北陸の温泉地に勤めているらしい。

12. 2012年12月14日 14:25:29 : jXaTmXcG3s
 中国は“チベット侵入”と“ウイグル占領”を悔い改めでもするのかい?
いい加減、手前勝手な“中華思想”を破棄したらどうか!

13. 2012年12月18日 00:15:30 : I0wUTwXRRk
>中国の軍事力整備は大国の台頭において相対的に遅いものであり、しかも今日もなお控え目であり続け、いかなる国との力による対立も極力避けている。

敗戦国の分際でわが国の領土を盗んだという言い方が?
君たちはカンボジア、スーダン、インドで何をしてきたか?
中国は80年代ずっとポルポトを支援してきたね?バシル政権に対してもだ。
諸君はサタンと呼ばれても仕方ないのだ。


14. 2012年12月23日 12:22:48 : dKAQ6zRyTo
「日本の近代史は狂気に満ちている。第2次大戦の徹底的な敗北はこうした狂気に手痛い打撃を与えたが、抑えつけただけで、根絶はできなかったようだ。」とは恐れ入る,文化大革命も天安門も知らない共青団記者は,確かに「純粋に」支那共産党指導部にゴマをする.

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