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株式日記と経済展望
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今回、反日運動の先頭に立っているのは共産主義青年団で、この反日闘争が一種
の文革的な動きに繋がるのではと思っているし、その原動力は共青団であり軍だ。
2012年9月15日 土曜日
◆883 :闇の声:2012/09/14(金) 17:41:07
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/10554/1346763424/871-920
ところで、昼を挟んで中国情勢を色々聞いてみた。
率直に言って、外務省の認識は甘すぎる。
今回、反日運動の先頭に立っているのは共産主義青年団で、これは思想的に最も
党の方針に忠誠を誓っている、まあ将来の党幹部候補生だね。
これが率先して反日運動を組織して回っている。
この様な図式になったのは、軍が党を抑える形で反日活動をしているのを見て焦りを感じた
共青団が党幹部に忠誠度を見せ付ける場と捉えているからだ。
次に起きる事態だけれども、恐らく中国のどこかの街で日系企業相手の大暴動だろう。
これは確実に死者が出る事態となる・・・その際に中国側にも死者が出る。
共青団はそれを待っていて、死者を愛国者として模範的党員として祭り上げ共産党入党を願う
青年達に彼に続けと命じるだろう・・・これは文革の時に毛沢東が紅衛兵を組織して敵対する幹部を吊るし上げたが
それと同じ事を彼らはやる可能性が高い。
一方で軍は共青団に先を越されてなるかと言う姿勢で戦闘準備態勢を取るだろう。
実際に戦争には入る気が無くても、そう言う姿勢を取る事で否応なく戦争をしなければならない機運と同時に
日本に対する全国的な敵対心を煽る事が出来る。
では、なぜそうなってきたのか・・・だが、今の日本政府と話をするメリットを感じないのと、尖閣を足場として日本への
内政干渉体制をどのくらい取れるのか・・・今後の事もあって実験的に臨戦態勢を取ってみるって事だろうな。
さらにアメリカの出方を窺う意図もある。
どこまで黙っているか、ずっと黙っているのか、日本国内で反米の機運がどのくらいなのか・・・
何よりも政府がどのくらい姿勢を明確にしてくるか、その値踏みもある。
さらに、中国にとって今回の事態は誠に好都合なのだ。
それは軍の重要性を国民に認識させ、日本を敵国視させる事で思想文化の整風闘争にも展開出来る。
遅かれ早かれ日本との関係は借りた金を踏み倒して設備を全部奪い取って逃げる事で決着を付けなければならない
時が来ると中国指導部は考えていて、それがたまたま早く来ただけだと・・・まあそんな処だろう。
確かに中国は重要な貿易相手国だ・・・その中国との関係を明確にしなかったばかりか、絶対事態が紛糾するから
いきなり尖閣を買うのは止めろと言う声も無視したのは現政権だ。
同時にアメリカとの関係を冷えさせたのも現政権で、外交音痴もここに極まれりって事だろう。
今出来る事はとにかく逃げろの三文字だ。
◆今、日本がすべき事は現状認識をまずしなさいだね・・・
AKBのじゃんけん大会なんかやってる事態じゃない。
中国は今回相当本気で、最精鋭部隊は出撃命令を早く出してくださいと
司令官に食って掛かっている状態だとか。
彼らにしてみればどのくらい訓練が実践で生きるかもあるが、どこまで
日本本土に迫れるか・・・アメリカが動かないか、その確認が極めて重要なのだ。
特にアメリカの艦船がどの様な動きをするか・・・横須賀基地がどう動くか、恐らく横須賀の街には
中国人スパイが相当入り込んでいて艦船の動きを逐次連絡しているだろうと言う話だ。
なぜそうなって来たか、もう一つの背景は経済の拡大が共産党にとってメリットばかりではなかったと言うのもある。
政府が全面的に国民の支持を得る機会を窺っていたところにこの事態だから、まさに待ってましたなんだね。
さらに、中国からの頭脳流出を食い止める為に愛国運動を徹底させなければならない側面もある。
国の為に銃を取って闘えと、それを大学生レベルに徹底できるチャンスだって事だ。
そう言う分析を日本政府や各政党はしていたんだろうか?
国防を充実させての尖閣購入だったんだろうか?
日米安保をどうすべきだと考えているのだろうか・・・野田の姿勢は疑問だらけだ。
◆今度ばかりは本気だし、一般大衆が相当荒れ狂っているのが気になる。
この二日間で、中国からメコンデルタに工場を移す計画を早めると言った話を
三件聞いた・・・中国に進出している企業の殆どは検討をしているだろう。
中国社会を民主主義的に改革し個人の意見を尊重させる社会へとの方向性を
模索していた、言わば次世代の社会を担う人材が共産党支配の中国に絶望して
国から出て行っている・・・そしてご指摘の通りで金の流出は深刻で、人民銀行の
バランスシートは間違ってないだろうねとの懸念は全人代の場でさえ云々されている。
人と金の流出は相当深刻で、それをカバーする為の方策が整風運動であり先祖返りって事だ。
つまり、資本主義駆逐を謳った共産党革命と同じくらいのエネルギーを反日闘争に向ける、同時に
香港を完全に中国化させる・・・共産党内部も温度差があるが、共青団の幹部や党の若手幹部、そして
軍の佐官尉官クラスはその考えで一致していると思われる。
特に香港で整風運動を起こす事で、香港指導部の頭の中身を共産党絶対にする事が可能だ・・・
そうなると香港に投資してきた欧米諸国の金融資産を人質に出来る。
これは相当有効な手段で、欧米諸国に口を閉じさせて対日強硬姿勢を黙認させる事が出来るだろう。
中国の狙いは日本の孤立化であり、太平洋進出でもある。
ではなぜ今なのか・・・だが、中国経済の需給ギャップに依るデフレと同時に金融危機が国内で懸念される。
早い話が借金で家を買い車を買い、不動産を買ったがそれらが焦げ付く事は時間の問題だろう。
資本主義的な堕落こそ共産主義革命の継続を訴える中国共産党指導部にとって最も敵対すべきイディオであり
それを行った資本家は人民の波に消える・・・そうする事で経済失政を覆い隠せる。
共産党が絶対的である為には経済的堕落を思想闘争で潰す他無いのだ。
この反日闘争が一種の文革的な動きに繋がるのではと思っているし、その原動力は共青団であり軍だ。
北朝鮮の様な先軍政治まではいかないだろうが、軍が思想統制の先頭に立ち共産党の指導的役割を担おうとしている事は
見逃すべきではないと考えているが、如何だろうか?
◆アメリカは中国に対して圧力を掛けられないだろう。
そして、中国が用いる奇手とは、在留中国人の人権が侵害されているから
自国民の保護の為に武力を行使しました的なやり方だろうね。
人権問題を持ち出されるとアメリカは動けなくなるし、実際に日本の様々な場で
中国人を違法な状態で働かせている日本人は少なくないからだ。
それこそ第二の慰安婦問題だとまで言われるケースもある。
中国はアメリカの金融的な人質を山ほど抱えているから、アメリカも本気になって動く事はしないだろう。
尖閣の事は二国間で解決せよと、それを言って終わりだろうね。
同時にこの様な事態を招いた責任の一端は日本政府にあると・・・まあ事実だからねえ。
鳩山のやった事はやはり大きいよ。
中国の真の狙いは尖閣含む琉球列島の掌握であり日本の内政に対して影響力を持つ事だ。
つまり親中国派の総理以外認めないと言う姿勢を根付かせる事だろう。
沖縄の知事がオスプレイ配備を認めないのも、もしも認めた場合中国がどう出てくるか・・・
それの懸念もあってではないかとさえ思う。
いずれにせよ主導権は中国側に握られているのが現実問題で、最悪の事態を何処まで想定するか・・・
そしてそれを国民に言うのか・・・尖閣や竹島は我が領土ですを繰り返すだけではもはやどうしようもない。
(私のコメント)
尖閣諸島の国有化で中国側が反発していますが、日中の手探り合戦がしばらく続くだろう。中国側が巡視船を六隻も領海内を航行しましたが、これは防ぐ事が出来ない。石原都知事が「蹴散らせ」と怒っていますが条約で巡視船には手が出せない。中国側は定期的にパトロールすると言っていますが、日本側は付きまとうしか手はない。
中国では連日トップでテレビや新聞で報じていますが、在留邦人がラーメンかけられたり18日には反日デモが計画されていますが、第二の文化大革命になる気配もある。その中心になるのが共産党青年団であり軍になる。共産党青年団が紅衛兵のようになるか分かりませんが、習金平の上海派は改革開放政策の推進者として批判されるかもしれない。
中国の高度成長が鈍化してきた事による、改革開放政策に歪は外資系企業における賃上げストなどにも及んでおり、外資の海外逃避が進んでますます高度成長の目が摘まれており、新卒学生の雇用機会が失われて来ている。すなわち格差の拡大も社会問題化して来ており、高級外車を乗り回す人たちと低賃金で働く人や失業者の格差が不満を高めている。
社会主義が機能していれば、高額所得者から税金を取って低所得者に分配する機能が働らいて、中産階級が拡大するはずですが、1%の富裕層と99%の低所得層とに分かれてしまっている。それらの不満が反日デモなどに反映されますが、新聞やテレビが連日トップで尖閣問題を取り上げている。すなわち尖閣問題が国内の権力闘争に使われており、習金平が二週間も姿を現さないのは権力闘争が激化している為だろう。
改革開放政策は高度成長が続いている限りは上手く行くのでしょうが、高度成長が止まり始めると社会の歪が表面化して不満が爆発する。薄熙来失脚事件も権力闘争に一つなのでしょうが、中国の権力集団には三つのグループがあり、太子党・共青団・上海閥のうち、太子党のトップランナーの一人と目されていた薄熙来が、事実上失脚した。習金平も太子党の一員であり、薄熙来の失脚に関係がないとは言えない。
上海閥も改革開放路線であり、それに対して人民解放軍と共産党青年団が後継者争いで巻き返してきたのだろうか? 富裕層や共産党幹部もいつ文化大革命の二の舞になることを恐れて財産や子弟を海外に移していますが、反日デモが反政府や富裕層への批判に転ずるか分からない。そうなれば外資系企業も襲撃の的となり、今でも日本料理店が襲撃されている。
戦前においても日貨排斥運動がありましたが、現代では欧米の外資が大量に参入しているから大規模な外資排斥運動となって襲撃事件が多発するようになるだろう。だから単なる尖閣問題だけに目を奪われていると訳がわからなくなりますが、反日デモがいつ反政府デモになり富裕層にまで攻撃が広がるかもしれない。習金平の世代は下放運動によって学生から農村に追いやられた世代ですが、それ以下の世代は文化大革命を知らない。
去年は北アフリカでジャスミン革命が起きましたが、中国でも共産党支配から民主化運動も起きる可能性がある。文化大革命と民主化運動とは全く方向が異なりますが、中国には民主化運動は一部に限られ、民主化よりも特権階級に対する弾圧の方向に動くだろう。民主化運動は香港などに限られて解放軍による先軍政治が行なわれるかもしれない。中国は独裁体制でなければ国が持たない。
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