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那覇市の港から警察署に移送された活動家5人は口々に「釣魚島は中国の領土だ」と叫んだ
尖閣上陸“中国ならず者”の素性…母国ではネットで英雄扱い
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20120817/frn1208171532000-n1.htm
2012.08.17 夕刊フジ
香港の活動家らが沖縄・尖閣諸島に不法上陸した事件は逮捕から一夜が明け、活動家ら14人の素性も次第に明らかになってきた。中国のインターネット上には彼らを英雄視する声や反日感情をあおる過激な書き込みがあふれる。現地のジャーナリストは「中国国内で広がる貧富の差も関係している」と指摘する。
逮捕された活動家らは香港の団体「保釣行動委員会」のメンバーで、30代から60代後半と年齢層は幅広く、元香港区議員や専門学校教師、労働組合理事長など肩書もバラバラだ。
中国の現地紙などによると、主要メンバーは「あらゆるデモの常連」。地元メディアの関係者は「構成員は約30人で『日本に戦争犯罪を謝罪させる』ことを掲げて活動を続けている。上陸した7人の中には、1996年10月に尖閣に上陸した者も含まれている。愛国的な活動をする一方、98年の江沢民国家主席の香港訪問時のデモで逮捕されたり、中国政府の意に沿わない行動を取ってきた者もいる」と説明する。
抗議船は、親中派の企業家や一般からの募金で購入し、これまでに何度も尖閣諸島上陸を試みてきたという。
彼らの活動を中国国内はどう受け取っているのか。ネットの掲示板やブログなどでは英雄視する声が多く、日本を敵対視する意見が目立つ。
中国在住の日本人ジャーナリスト、林真宣氏によると、3億人超のユーザーを抱える中国版ツイッター「新浪微博」には、事件発生後、《上陸者を支持する。われわれは日本ととことん戦う》などの書き込みが一気に増えたという。
愛国心を鼓舞する声も多く、《これこそが民族の支えだ》《おまえたち本物の男たちよ、燃えろ中国人!》。さらに《少しの土地も失ってはならない。釣魚島を守り抜け。中国人に恐れるものなし》と反日デモを呼びかける意見も目立つ。
2010年に1万人規模のデモが発生し、日系企業が抗議の的となった四川省成都市では、実際に19日にデモの開催が予定され、参加を呼びかけるビラもまかれた。こうした事態を受け、在重慶日本国総領事館では、在留邦人に向けて注意喚起するメールを一斉配信した。
ただ、過激化する書き込みが増えるなか、《家も買えなきゃ高い税金も払いきれない人が、なんで自分の生活と関係のない釣魚島に群れとなって怒り狂うのか》《どうかわが国の人民の面汚しをしないでください》との冷静な声もある。
先の林氏は「書き込みを行う者の多くは学生や20〜30代の社会人の若年層です。多くが貧困層に属し、中国国内の格差に不満を抱えている。その不平不満が『日本憎し』の反日感情へと転化している」と話している。
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