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米中 陳氏の処遇巡り改めて協議/留学名目での出国を検討
米中 陳氏の処遇巡り改めて協議/留学名目での出国を検討 投稿者 gataro-clone
<参照>
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120504/k10014887681000.html
米中 陳氏の処遇巡り改めて協議(NHKニュース)
5月4日 4時57分
中国の盲目の人権活動家、陳光誠氏が保護されていた北京のアメリカ大使館から病院に移ったあと、一転して国外に出たいという意向を示したことを受けて、アメリカ政府は、陳氏を中国国内の安全な場所に移すという中国側との合意を見直し、アメリカに向けて出国させる可能性も視野に、中国政府と改めて協議を行っていることを明らかにしました。
陳光誠氏は、米中両国の交渉の結果、2日、北京のアメリカ大使館から市内の病院に移され、アメリカ政府は、陳氏みずからの意思に基づいて家族とともに中国国内の安全な場所に移ることになると発表していました。
ところが、陳氏は、3日、NHKの電話取材に対し、「中国を離れて体を休めたい」と述べ、一転して、家族とともにアメリカに出国したいという意向を示しました。その理由について陳氏は、友人との面会が認められていないことや、母親が残された自宅周辺に新たに7、8台の監視カメラが設置されて家族への監視がむしろ強まっていることなどをあげたうえで、「大使館を出たあと、約束されたことがしっかりと守られていない」と述べ、権利が侵害されているためだと説明しました。
アメリカ国務省のヌーランド報道官は、3日、記者団に対し、アメリカ政府の担当者が陳氏と改めて連絡をとったとしたうえで、「病院に移ってから半日ほどの間に、陳氏の考えが変わったことが明白になった」と述べ、陳氏がアメリカへの出国を望んでいることをアメリカ政府としても確認したことを明らかにしました。
そのうえで、ヌーランド報道官は「陳氏と家族の希望をより具体的に把握し、彼らに今後どのような選択肢があるのか検討している」と述べ、中国側との合意を見直し、国外に出国させる可能性も含めて中国政府と改めて協議していることを明らかにしました。
一方、中国政府としては、陳氏を巡る問題が長引けば、国内で民主化を求める声が高まることにもつながりかねず、安定確保の観点からも早期の解決を目指すとみられ、米中両政府が、陳氏の処遇をどう解決するのかが焦点となっています。
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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5021039.html
人権活動家・陳氏の出国、中国が「容認」(TBS Newsi)
中国の人権活動家・陳光誠氏の問題で大きな動きです。中国外務省は4日、アメリカ行きを希望する陳氏について、出国を事実上容認すると発表しました。
「陳光誠氏は中国国民として他の国民と同様に、通常のルートを通じて関係部門で手続きすることができる」(中国外務省 劉為民 報道官)
4日の会見で中国外務省は、陳光誠氏のアメリカへの出国を事実上認めました。しかし、その時期については「法に従って処理する」と答えただけで、家族と共に出国できるかどうかについても、提供できる情報はないとしています。
4日午後、アメリカ大使館の関係者が陳氏が入院している病院を訪れました。
「煎餅、スナック、バナナも見えます」(記者)
病院には連日、アメリカ大使館の車が出入りしていますが、陳氏が電話で明らかにしたところによりますと、この2日間ほど、大使館の関係者とは会うことができていないといいます。
その一方で、アメリカ議会の公聴会には電話で参加し、こう訴えました。
「アメリカに行って休息したいです。この7年間、休息が許されなかったのです」(陳光誠氏)
改めて、アメリカ行きを希望した陳氏。クリントン長官と面会し、支援を得たいと訴えました。
陳氏は当初、中国国内にとどまって活動を続ける希望を持っていましたが、家族の安全のためにアメリカ行きを決断したといいます。
JNNの取材に対しても、こう話しています。
「妻が家を出たときには警察でいっぱいでした。家の中にも庭の中にも屋根の上にも、警察がいた。私が離れるときには、彼らはこん棒を持って妻を殴り殺そうとしていた」(陳光誠氏)
陳氏の問題は、オバマ政権を揺さぶっています。公聴会で、野党・共和党の議員は「アメリカ大使館の保護下にあった陳氏を、本人の意思とはいえ、外に連れ出し、陳氏の安全を脅かす結果になった」と、オバマ政権を痛烈に批判しました。
「陳氏に関する報道が正しければ、オバマ政権は彼とその家族を亡命させなければならない。そして、絶対に、絶対に中国に謝罪はするな」(アメリカ共和党 ウォルフ下院議員)
3日に引き続き、米中戦略・経済対話を行っていたアメリカと中国。水面下で折衝を続け、陳氏の問題で合意に至った可能性も指摘されています。(04日17:59)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120504/k10014895591000.html
米中“陳氏を留学”視野に協議か(NHKニュース)
5月4日 18時15分
北京のアメリカ大使館に保護され、その後、病院に移った、中国の盲目の人権活動家、陳光誠氏は、アメリカに一定期間滞在し、再び帰国することを望んでいることが明らかになり、米中両政府は、留学を目的にアメリカに出国させることを視野に入れながら、今後の対応について協議を続けているものとみられます。
中国の人権活動家、陳光誠氏について、支援者で経済学者の郭玉閃氏は、4日未明に陳氏と電話で話した内容を、中国版ツイッター「ウェイボー」で明らかにしました。
それによりますと、陳氏は、アメリカに出国する意向を示している理由について、「体を休めるために、アメリカで一定期間滞在して、再び帰国したい」と述べ、亡命目的ではないとしているということです。
そして、当初は中国国内にとどまりたいとしていた意向を、アメリカへの出国に変えたことについては、病院に移ってから、「地元・山東省の当局者の、妻への脅迫をはじめ、自分や家族への待遇を巡り、いくつかの不愉快な現象が起き、焦りと緊張感を感じるようになった」と述べたということです。
陳氏の今後について、中国外務省の劉為民報道官は、4日午後、声明を発表し、「彼が出国して留学したいなら、中国の国民として、法に基づいて正常な方法で、関係部門で手続きを進める」と述べ、留学の形を取るのであれば、出国を容認する考えを示しました。
このため、米中両政府は、陳氏本人の意向を確認しながら、留学を目的に、一時的にアメリカに出国させることも視野に入れて、今後の対応について協議を続けているものとみられます。
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