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中国で不法入国・滞在が深刻化…身柄拘束、強制送還の措置強化
2012/04/26(木) 19:51
中国政府・公安部の楊煥寧副部長は25日、全国人民代表大会常務委員会に対して、不法入国や不法滞在の外国人に対する措置を強化する方針を報告した。中国新聞社が報じた。
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中国では非法入境(不法入国)、非法居留(不法滞在)、非法就業(不法就労)などの「三非外国人」の問題が深刻化しつつある。摘発されただけでも1995年には1万人を超え、2011年には2万人を超えた。
楊副部長によると、正規のビザを取得して入国しても、有効期間を超えて中国に居残り続けて就労している外国人も多く、「管理は難しい状態」という。
これまで中国に、不法滞在の外国人の身柄を拘束し、事情を調べた上で強制送還する施設はなかった。各地の拘置所では外国語ができる職員が不足している。問いに答えようとしない外国人もいる。出身国を推定して該当する外国公館に問い合わせをしても、身元判明まで時間がかかり、効率が悪い。
楊副部長は、「管理し、事実をつかみ、強制送還」する作業に問題が出ていると説明。交通の便などで外国人が集まる都市や国境地帯に専門の施設を作り、「三非外国人」に対する措置を強化すると述べた。
「三非外国人」の出身者は主に中国と国境を接する国で、外国語教育、ショー・ビジネス、家事などの労働集約型の仕事に不法就労する例が多い。多くは留学生として入国し、その後、不法就労しているという。
中国に出入国する外国人は1980年には146万人、2000年には2026万人、2011年には5412万人と急増した。うち入国者は1980年に74万人、00年は1016万人、11年は2711万人だった。
中国に半年以上滞在する外国人は1980年に2万人、00年は15万人、11年は60万人だった。(編集担当:如月隼人)
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