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薄熙来(はくきらい)前重慶市共産党委員会書記が失脚し、その妻が殺人等の罪で逮捕され、死刑判決となるといわれていますが、このような状況で理由は違いますが、フィリピン人の数万人以上の中国からの出国の陰に隠れて、実は富裕層が大量に中国から脱出していることが中国銀行等の統計で明らかにされています。
資産1億元(13億円)以上の資産家の<74%>がすでに中国を脱失していると報じられており、資産1000万元(1.3億円)以上はすでに脱出した資産家は14%、手続きをしている者は45%、併せて59%が脱出するとなっています。
ネズミは沈没する船を察知して逃げると言われていますが、これはそれだけネズミが危機を察知して生きる能力を保持している優れた生き物だからであり、中国人の資産家もこのネズミとすれば、内乱が起こるといわれている中国からすでに74%も脱出しているといわれているのもわかります。
優秀であればあるほど、子ども・妻を先に逃がし、アメリカ・カナダ・オーストラリアに基盤を作らせ、自分は最後の段階でプライベートジェット等で逃げるということになっていましても何ら不思議ではありません。
ここでなぜフィリピン人が大量に逃げているか、もう一つの理由が考えられます。
フィリピン人は富裕層のメイドとして雇用されていたはずであり、この富裕層が大量に中国から逃げる際に、「中国が内乱に陥り危ないから逃げるように」と示唆されていましても、何ら不思議ではないからです。
一人二人であれば単なる偶然ともいえますが、上記のとおり、メイドを雇う富裕層の60%、70%が「消滅」してしまえば、メイド側はパニックになっても何ら不思議ではありません。
中国の内部崩壊はすでに始まっているとみて間違いなく、富裕層およびメイドであるフィリピン人の大量出国はその前段階と言えます。
また、重慶市ですが、借金総額が5000億元(6.5兆円)をこえており、事実上破産状態に陥っていると中国で報じられていますが(税収は1000億元弱)、この5,000億元のかなりの部分が汚職で「消えて」いたとも言われており、薄熙来氏を追い込めば、重慶市を破産に追い込むことになり中国で金融危機が勃発しますし、放置すれば反撃にあうでしょうし、胡錦濤体制は今や重大な岐路に差し掛かっていると言えます。
胡錦濤・温家宝・習近平、三つ巴の戦いになるのか、それとも第4の登場人物が出てくるのか。
中国の権力闘争が無事に終わりましても、逃げた富裕層(すでに持ち出した資金量は3兆元、すなわち40兆円余りとも言われています)は中国には戻ってきません。
結果、抜け殻となった中国経済となり、その中国経済に日本が依存するということになれば、その先は悲惨な状態になると言えます。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4169082.html
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