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[石平のChina Watch] 「異質人種」の中国指導者 (産経新聞) 親の墓破壊…  
http://www.asyura2.com/12/china3/msg/106.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 02 日 14:37:44: igsppGRN/E9PQ
 

【石平のChina Watch】「異質人種」の中国指導者
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120202/chn12020211110000-n1.htm
2012.2.2 11:11  産経新聞


 先月23日は中国伝統の春節(旧正月)である。その時は故郷に戻って一家だんらんを楽しむのが中国人長年の習わしだから、帰郷のための「民族大移動」が展開されるのである。

 春節に家に帰らない中国人もいる。たとえば国家主席の胡錦濤氏と首相の温家宝氏がそうである。毎年の春節、2人は必ず地方視察に出かけることになっているが、今年は胡主席と温首相がそれぞれ、北京郊外と甘粛省の山村で村民とともに春節を祝った。この2人が過去10年間、家族とともにお正月を過ごしたことは一度もなかった、と中国のメディアが報じている。

 政治的演出のために家族の気持ちや生活を犠牲にしても構わないというのが共産党指導者らしい行動パターンであるが、彼らの感覚はやはり、一般人の常識や社会的通念からかけ離れた異質なものである。

 このような異質性は共産党の伝統でもある。往時の指導者である周恩来とトウ小平は若い頃に故郷を飛び出して「革命」に身を投じてから、終生、帰郷したことが一度もなかったと中国の「共産党史」関係の書籍が記している。もちろん周恩来もトウ小平も生前、自分の故郷以外の多くの地方に頻繁に足を運んで「視察」をしていたが、故郷だけは帰りたくなかったのである。

 どうやら彼ら共産党指導者たちは、故郷に対する恋しさや帰郷してみたい気持ちなど、一般人の「人間的な心情」をあまり持ち合わせていないようである。

 同じ中国系出身の政治指導者でも、たとえば台湾の馬英九総統は毎年の春節には必ず故郷の苗粟県馬家荘に戻って先祖を祭る宗廟(そうびょう)で拝むことにしているから、共産党の幹部だけが特別なのである。

 前出の周恩来に関して実はもう一つ、ぞっとするようなエピソードがある。

 人民日報のネット版である「人民網」が2011年6月25日に掲載した記事によると、中華人民共和国建国後、首相となった周恩来は何と、自ら命令を出して、江蘇省淮安市にある周家一族の墓地を片っ端から破壊して、それを土の下に埋めさせたという。

 墓地の中には周恩来の祖父母も生母も眠っていたが、彼らの遺骨が事前に取り出されて移葬されることもなく、墓地の破壊とともに打ち砕かれたのである。

 共産党政権の非情さをよく知っているつもりの筆者の私でさえ、この記事に接したときには鳥肌の立つ戦慄を覚えた。周恩来という「立派」な大政治家はなんという恐ろしい心の持ち主なのだろうか。何らかの政治的配慮のために、自分の祖父母や生母の眠る墓地を破壊してその遺骨を石ころの如く「廃棄」してしまうとは、もはや人間の子のなす所業ではない。党幹部の中で特に「人間味がある」と評されていた周恩来でさえこのありさまだから、「共産党指導者」という人種の精神的異質性がよく分かるであろう。

 周恩来は今でも「理想的な指導者の模範」として偶像化されているし、上述の「人民網」記事は「墓地破壊」の一件を評して、「伝統的観念と決別した人民指導者の壮挙」だと褒めたたえている。つまり現在に至っても、生母の墓を平気で壊すほどの精神的異質性は共産党政権そのものが持つ文化的体質であり続けているのである。

 このような文化的体質を持つ人たちにどう対応するのかが外部世界にとっての厄介な問題である。われわれは、絶大な政治力と軍事力をもつ中国共産党政権の指導者たちが普通の人々の心情や世の中の常識とは無縁な異質精神の持ち主であることだけは肝に銘じておくべきであろう。

                   ◇

【プロフィル】石平

 せき・へい 1962年中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。88年来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関を経て、評論活動に入る。『謀略家たちの中国』など著書多数。平成19年、日本国籍を取得。


 

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コメント
 
01. 2012年9月30日 00:18:22 : HNPlrBDYLM

石平は詐欺師だと思った方がいいよ:

石平氏は、中国を離れ、中国人をやめ、日本人に帰化した人間であり、確かに石氏が学生だった80年代までは、中国は旧社会主義で、民主国家にはない不具合がありましたが、その時の状況の感覚は、現在の中国の状況とはずれまくった、石平氏の個人価値観になっており、本当の今の中国からは、かけ離れた人物です。

ですので、今の中国の繁栄と自由の中に生きる、本当の中国人としての機微がわからない人だといえます。

そして、彼は中国ウォッチャーですか・・・

中国の昔の批判ネタを、日本人にウケやすく公演して、書籍にして印税を得て生活することが人生の柱の人間なので、普通の中国人からみると、「中国や中国人との感覚がずれた、よくいる日本人」と同じであるということをまず、回答しておきます。

そして話せば長くなるので、理由説明は割愛しますが、周恩来同志は、中国共産党の指導者となったときから、「土葬と墓」に対して一定の価値観で否定しており、自らも死して「海葬」を望んで、遺骨の一部は中国の山水に流させ、一部は海に流すように指示しています。

ケ小平同志も、その意思をついで、海葬されています。

よって、石平氏が読んだ記事ってのはどういうものかわかりませんし、

>>先祖の墓を壊した・・・・生母の墓を平気で壊すほどの精神的異質性は共産党政権そのものが持つ文化的体質であり続けているのである・・・

って結んでますが、実際に周恩来同志は、その先祖の方々の骨の一部を「海葬」してますよ。

ま、日本人にウケを狙うようになった元中国人の言動というのは、オウム真理教の事件があるときだけ重宝される江川女史ぐらいの感覚でいいかと思います。

そして、「中国人は自分の家族がきらいですか?」というご質問に回答すると、

中国をよく知る日本人なら知ってると思いますが、

中国人の家族思いは尋常じゃありませんよ。

あえて口悪く言えば、

地方から都会に出てきて、自分は工場で12時間労働に耐え、6畳一間に8人住むようなタコ部屋状態の環境に耐え、爪に火をともすような生活をして、なお、給料の7〜8割を田舎の家族、親兄弟のために送金する人間の数だけでも、日本の総人口数を超えていると思います。女性なら、田舎の両親が病気で貧乏で、姉妹兄弟のために、たとえ体を売ってでも、そして道端に土下座して、物乞いのような姿で道行く人にお金をめぐんでもらうような行為をしてでも、家族を助けようとしたりしています。

ま、これは社会問題として、ほめられたことでは決してないですが、

ご質問者さんが、中国人じゃない石平らごときの「痛快中国批判」の読者としての価値観から、少し視野が広くなればと思い、長文回答とさせていただきます。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1480678729


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