http://www.asyura2.com/12/bd61/msg/738.html
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102.528ヘルツの音の振動で水に現れる紋様
▲ 14本の放射軸が描かれますが、この規則性は絶対的なものだと思われます。そして、すべての音(周波数)には、それぞれ固有の形が存在していることが実験でわかるのです。さらに、この世には、その「音(周波数)」は「無限」に存在します。写真は、あとでご紹介しますが、『ウォーター・サウンド・イメージ』という本からのものです。
お礼と音をめぐるシンクロ
昨日(3月21日)は、ヤスの備忘録のヤスさんとのジョイント講演会でした。
多くの方々にご来場していただきまして、講演会後にお話ができたり、何名かの方とは打ち上げにも行くことができました。また、いろいろなものをいただきまして、ありがたいやら申し訳ないやらで、ここでお礼を言わせていただきたいと思います。
肝心の講演のほうは、 In Deep の記事さながら少しずつ話が脱線していく中で、最終的にはカオス的な崩壊を見せて終わっていくという「世界の終わり」のような混乱を見せたものとなってしまいましたが、しかし、私はこの 3月21日という日に経験した、
「音をめぐるシンクロ」
に今でもとても驚いています。
発端は、528Hz の音叉だったんです。
以前、
・ソルフェジオ周波数 528Hz に石灰化した松果体を正常に戻す可能性がある? あるいはそこから導かれる「隠されたマルコによる福音書」の記述にも励まされ
2015年02月07日
という記事で、528Hzの音叉を購入したことを書きました。
・あわうみ
それ以来、記事ではあまり音叉のことにふれていないのですけれど、実際のところ、今の私は「音叉フリーク」となっていまして、2本目まで購入していて、遠出する時には持ち歩いています。
そのぐらい実感的な「感覚」があるのでした。
とはいえ、「感覚」と書きましたように、こういうことを記事などで、あまり「効く、効く」と書いてしまっても、「感覚的に効かない」という方があった場合など、ご迷惑がかかるかと思いまして、あまり記事には書いていないのですけれど、まあ、しかしですね、528Hz の音叉は良いものです。
よく言われる「 528Hz は DNA を修復する」 ということについては体感も実感もしようがないので、その真偽はわかりません。
しかし、DNA はともかく、「体の部位そのものが修復される」のは、かなり迅速に実感することができます。
また、 528Hz の音叉は、うちの子どもが大変気に入っているだけではなく、頭痛がする時とか(自家中毒などで)気分が悪い時など、528Hz の音叉の柄を頭にふれているだけで、スーッと寝入ることもあります。
あと、効く効かないに関しては、経験としては「ツボ」で試すのもわかりやすいかもしれません。
ツボはインターネットなどに図などがたくさんありますが、指などで押して痛いところは、そのツボの意味する器官や臓器が弱っていたり痛んでいる、という可能性があるわけですが、私は肝臓のツボだとか、あるいは、めまい系のツボだとか痛いところがいくつかあったのですが、1日何回か気づいた時にツボに 528Hz の音叉の柄を当てたりしているうちに、痛みが消えた部分はかなりあります。
もっとも「本当に修復されているのかどうか」ということは、医学的に検査してみないとわからないのでしょうけれど、本人が修復感を感じているのなら、それで十分なのかなと思います。
それはともかく、昨日の講演会の日も、遠方であることと、「それにせっかくだし、皆さんにも音を聴いてもらおうかな」と、528Hz の音叉を持っていったのです。
世界は音で創造され、今でも世界は「音そのもの」もかもしれない
会場は東京の飯田橋という場所にある出版社ヒカルランドさんのセミナールームだったんですが、講演前に、社内で音叉を取り出していましたら、ヒカルランドの社長さんが、その私を見て声をかけてくださいました。
社長さん「音叉にご興味あるんですか?」
わたし 「ええまあ。詳しいわけではないですけれど」
社長さん「だったら、いい本があるんですよ。ちょっと待っててください」
と言って、社長さんは、会社の奥から一冊の本を持ってきてくださいました。
それは、ドイツ人のアレクサンダー・ラウターヴァッサーという人が記し、マサチューセッツ工科大学で量子力学の博士号をとっている増川いずみさんという方が翻訳された『ウォーター・サウンド・イメージ』という本でした。
・Amazon
最初は「ふーん」と、それほど乗り気なくページを開いたのですが、ほんの 10秒ほどだけ眺めた後には、「足下が震えるほどの衝撃」を受けたのでした。
この本は簡単にいうと、
ということが膨大な写真と共に書かれているもので、冒頭に載せました102.528 Hz の音の振動によって現れる紋様もそのひとつです。その他にも何百枚という枚数の写真と共に説明されています。
34.35ヘルツの音の振動で水に示される形
24.25ヘルツの音の振動で水に示される形
そして、驚くのは、それら、さまざまな音(周波数)が作り出す紋様は、
・花びらの形や植物の形
・紋様を持つ生物(カメの甲羅など)の紋様
・対称形を持つ様々な生物(クラゲなど)
あるいは、原子波動や多面体物質など、「この世にある多数のもの」と一致する場合が多数見られるのです。
例えば、ほんのひとつの例として、冒頭に貼りました「 102.528 Hz の音の振動によって現れる紋様」で、それと同じ放射を描くものとして、以下のようなものがあったりする、というような感じです。
102.528 Hz の音の振動によって現れる紋様
自然の中での水の渦巻き模様
珍しい左の回りのカタツムリとサボテンの一種
それと、圧巻は、「花の形」です。
もうまさに「どの花の形も何らかの音の周波数の振動で示される形との一致がありそう」というほどの感じです。
そういえば、シュタイナーは『いかにして高次の世界を認識するか』の中で、
「自分が美しいと感じた花の様子を真剣に詳細に観察すること」
を訓練のひとつとして書いていましたが、これは、花の形を見るということは、その音(周波数)を「形」として見ていることと同じという意味も含まれているのかも知れません。
また、これはこの本にそう記されているということではないのですが、私自身は、さらにもう少し大きな紋様、たとえば、
・地球の渦(雲や海など)
・銀河や太陽系の渦
・さまざまな天体の形
などにも、音(周波数)の描く紋様のどれかが参照されているように見えて仕方なかったのです。
この本を見せていたただいたのは、もう講演会の始まる5分くらい前だったんですが、私は、ブルブルと感動に震えながら、本と写真を見ていましたら、社長さんが、
「お気にいりになったのなら、それあげますよ」
と言って、私はこの本をいただいたのでした(ラッキー)。
講演会は「こういうようなことを話してみる予定であります」というような一応の簡単な計画性はあったのですが、この本を見た途端、それらの計画はすべて飛び去りました。
そして、講演会の会場に入るや否や、
「皆さん、もうこれですよ! これ! 世界はこれでしたよ!」
と本を広げてを頭上に掲げて会場を歩き回る(狂気の世界)というようなことになるほど、私は興奮していたのですね。
ちなみに、この本の文章の内容は、まだ一部しか読んでいませんが、単なる写真の説明ではなく、物理学的なアプローチ、あるいは、歴代の哲学者や科学者たちの「この世の存在の真実」についての見解や推測が数多く書かれているものです。
たとえば、ドイツの詩人であり哲学者にノヴァーリスという人がいるそうですが、以下のような言葉を残しています。
これ・・・ノヴァーリスという人が何を言おうとしているのかおわかりになりますでしょうか。
> 空間に存在する形は、水晶から人間に至るまで、動きをさえぎられた音
これは、多分は、
と言っていると考えてよいのだと思います。
もっといえば、現実の世界の中では「私たちは形があるものを『モノ』として認識する」と思います。もちろん「形 = 存在」ではないのですが、現実的な問題として、
「モノは音そのものだ」
と言っていると考えていいのではないかと思います。
さらに、ノヴァーリスは、『断章1』という著作の中で、
というようなことを記していますが、このフレーズを聞きますと、『新約聖書』ヨハネによる福音書の1章を思い出します。
ところで、日本には言霊(コトダマ)という概念があります。
言霊 - Wikipedia には、
これらの、
「言葉(ことば)や言霊(コトダマ)」
に共通しているのは、
ということです。
さきほどの本にありましたように、音は周波数の振動によって、水の中などにこの世に実際にある様々なものと同じような形や紋様を作り出していることがわかりますが、どうも、このあたりと、いわゆる「創造」というものについて、
「存在というものの根源が、音、あるいはその周波数そのものである可能性がある」
のではないかなどと思えてきてしまったわけです。
そして、「創造」だけではなく、今現在も、この世は音によって創り続けられている、あるいは保持され続けているのかもしれないということです。
私が異常に興奮したのはそのためでした。
つまり、これは「宇宙の存在の問題」と直結した話かもしれないからです。
人間は自分自身の「音」で自分を修復できる可能性を持つ
以前は、「音と世界の成り立ち」の記事をよく書かせていただきました。
その中のひとつ、
・ジャンクDNA解明への挑戦(第2回): DNAは言語が具体化したものだった
2011年06月12日
では、ロシアの研究で、DNA が人間の「言葉」によって修復、あるいは再プログラミングされているかもしれないということをご紹介したものでした。
続いて書きました、
・私たちは「言葉」である
2011年06月13日
という記事では、「 DNA は言葉から影響を受ける」ということを前提にして、
という、かなり強引な推論を書いたものでした。
それでも、この時は「言葉そのもの」というところまでの話でしたが、今回の話は、言葉を通り越して、「音そのもの」となると、何だかさらに究極的に「存在の儚さの上に私たちはいる」ような気もしてくる話ではあります。
しかし、ノヴァーリスが述べた「この世は音そのものである」という、一見すると詩人の夢物語のようなことが真実である可能性もそれなりにあり得るという示唆が出てきたわけです。
カタカムナ文明と未来の人類
『ウォーター・サウンド・イメージ』の訳者の増川いずみさんは、監訳者序文で、「小学3年生の時に祖母から教わったこと」として、以下のように書かれています。
増川さんのおばあさまは、古文献の研究をされていた方だそうで、カタカムナ文字(先史時代の日本に存在したとされる超古代文明の神代文字)の研究もされていたようです。
カタカムナ文字
・カタカムナ哲理の構造解析考
カタカムナという言葉はちょっと覚えにくいですが、何らかの事情で肩を噛まれそうな時に「肩を噛まないでほしい」という意味の「肩噛むな」と覚えると覚えやすいです(そんなことどうでもいいわ)。
ちなみに、このカタカムナ文字が使われていたとされるカタカムナ文明は、Wikipedia の説明ですと、
というものらしいのですが、この文明において遺された『カタカムナ文献』の内容は、
というものだそう。
そのカタカムナ文字を研究していた増川いずみさんのおばあさまが、「形というものは振動数と音で成り立っている」と言っていたということは、縄文時代より以前にこの文明が実在していた場合、
「縄文時代より以前の日本人は世界(形)の成り立ちが音であることを知っていたかもしれない」
という推測にも結びつき、興味深いです。
超古代文明が仮にあったとして、そこで、人々はどのようにその知識を取得したのかはわからないながらも、その頃の人々は「この世界の形の真実」を知っていた可能性がある。
そして、現代世界でその超古代文明の頃と同じ地点にまで人類の認識が進化していける可能性があるとすれば、それは「ひも理論」などを含めた物理学の飛躍的な進歩によって未来の人類も同じ道を辿ることのできる可能性はあります。
実は昨日の講演会の打ち上げの席で、私に「ひも理論」のことをわかりやすく教えてくださった方がいまして、たとえば、現在の物理では、次元の数はすでに、4次元とか5次元とかを超えているようでして、ミチオ・カクさんの『パラレル・ワールド』には、
というものまで書かれています。この 11次元という概念がどうしてもわからなかったのですが、その方は非常にわかりやすく教えてくださったのですね。
この「ひも理論」というのは、今回の「音と存在」の問題とも大きく関係するのです。
まあ、そんなわけで、いいことを知り得た1日でした。
もちろん、「音と存在」の問題については、いろいろと考えることもあります。
例えば、「真空なので音が伝わらない宇宙空間は?」とか「そもそも音に反応して形となっていく粒子の正体は?」とか、わからない点はいくつかあります。
それでも、全体としてみれば、個人的に非常に驚くべきことを知り得たというような感覚はあります。
あと、昨日は、「音のシンクロ」として、他にもいくつかのことがありました。
ライアーのこと
シュタイナー教育で療育的に使われていることで知られるライアーという 432Hz を基本としたチューニングの弦楽器があり、昨日そのプロの演奏者の女性の方々(リラ・コスモスというユニットの方)が講演会にいらしてくれていて、私にライアーの演奏 CD をくださったのでした。
私はライアーの音色を初めて聞いたのですが、その音(あるいは音調)は「ものすごい安心感」を与えてくれるもので、それにも驚き、432Hz のことなども調べていました。私がいただいたアルバムは、リラ・コスモスさんのサイトで購入できるようです。
できる「ようです」というか、私は「 Teardrop 〜虹色のひかりに包まれて〜」というアルバムをいただいたのですが、気に入ったので、上のサイトから他のアルバムも速攻で注文させていただきました。
ライアーとは下のような楽器です。
また、この演奏自体も、リラ・コスモスさんによるものです。
続けて長く聴くとわかるのですが、癒やされ感覚がすごいと思いません?
これ・・・何ともいえないですけど、私みたいに不安神経症とかパニック障害などの人は、試してみる(意識的に長く聴いてみる)価値があるかもしれません。この 432Hz の音調には感覚として何かあります。アルバムを購入しなくとも、YouTube にも、たくさんあります。
現在のライリーは 1926年に、シュタイナーとそのお弟子さんたちが、障がいを持つ子どもたちのために設計、創り出された楽器だそうで、古代のライリーとは違います。シュタイナーは、この楽器の調弦の音を「 432Hz」と一発で決定したそうです。
障がいを持つ子どもに効果があるのなら、「大人」にもあると考えるのが妥当ではないでしょうか。
これらのことも、「音と人間」と関係していることでして、特に音楽ピッチ(基準周波数)が 440Hz となっている現在、432Hz の意味は大きくなっているということもあり、そのことも今回書こうと思っていたのですが、長くなってしまいましたので、書ければ、明日書いてみたいと思います。
432 という数字の意味はいろいろと興味深いですよ。
たとえば・・・
・インドの聖典リグ・ヴェーダの全音節数は432000音節(432の1000倍)
・マヤの12トゥン(マヤ暦の単位)は 4320日(432の10倍)
・太陽が歳差運動で黄道の星座2つ分を移動するのに必要な年数は 4320 年
・432を 60倍した 25920年は、銀河の惑星歳差運動周期
(随所に見られる432の倍数より)
とか、他にもまだまだいろいろとありますので、またご紹介したいと思います。
それにしても、今の社会には、数多くの「実際的な心身の修復と、心身の健全性の保持の方法」が存在し、そして、そのいくつかは「音」によってなされている、ということを最近になって私は知り、そして、それを知ることのできた様々なシンクロに驚き、そして、そのことを知られるシンクロに関係してくださった多くの方に感謝したいと思います。
宇宙の創造…ひも理論…432Hz…528Hz…ライアー…:数々のシンクロの中で、この世の存在は「音そのもの」であるかもしれないことに確信を持てそうな春の夜(1) INDEEP
http://oka-jp.seesaa.net/article/416066198.html
▲ 14本の放射軸が描かれますが、この規則性は絶対的なものだと思われます。そして、すべての音(周波数)には、それぞれ固有の形が存在していることが実験でわかるのです。さらに、この世には、その「音(周波数)」は「無限」に存在します。写真は、あとでご紹介しますが、『ウォーター・サウンド・イメージ』という本からのものです。
お礼と音をめぐるシンクロ
昨日(3月21日)は、ヤスの備忘録のヤスさんとのジョイント講演会でした。
多くの方々にご来場していただきまして、講演会後にお話ができたり、何名かの方とは打ち上げにも行くことができました。また、いろいろなものをいただきまして、ありがたいやら申し訳ないやらで、ここでお礼を言わせていただきたいと思います。
肝心の講演のほうは、 In Deep の記事さながら少しずつ話が脱線していく中で、最終的にはカオス的な崩壊を見せて終わっていくという「世界の終わり」のような混乱を見せたものとなってしまいましたが、しかし、私はこの 3月21日という日に経験した、
「音をめぐるシンクロ」
に今でもとても驚いています。
発端は、528Hz の音叉だったんです。
以前、
・ソルフェジオ周波数 528Hz に石灰化した松果体を正常に戻す可能性がある? あるいはそこから導かれる「隠されたマルコによる福音書」の記述にも励まされ
2015年02月07日
という記事で、528Hzの音叉を購入したことを書きました。
・あわうみ
それ以来、記事ではあまり音叉のことにふれていないのですけれど、実際のところ、今の私は「音叉フリーク」となっていまして、2本目まで購入していて、遠出する時には持ち歩いています。
そのぐらい実感的な「感覚」があるのでした。
とはいえ、「感覚」と書きましたように、こういうことを記事などで、あまり「効く、効く」と書いてしまっても、「感覚的に効かない」という方があった場合など、ご迷惑がかかるかと思いまして、あまり記事には書いていないのですけれど、まあ、しかしですね、528Hz の音叉は良いものです。
よく言われる「 528Hz は DNA を修復する」 ということについては体感も実感もしようがないので、その真偽はわかりません。
しかし、DNA はともかく、「体の部位そのものが修復される」のは、かなり迅速に実感することができます。
また、 528Hz の音叉は、うちの子どもが大変気に入っているだけではなく、頭痛がする時とか(自家中毒などで)気分が悪い時など、528Hz の音叉の柄を頭にふれているだけで、スーッと寝入ることもあります。
あと、効く効かないに関しては、経験としては「ツボ」で試すのもわかりやすいかもしれません。
ツボはインターネットなどに図などがたくさんありますが、指などで押して痛いところは、そのツボの意味する器官や臓器が弱っていたり痛んでいる、という可能性があるわけですが、私は肝臓のツボだとか、あるいは、めまい系のツボだとか痛いところがいくつかあったのですが、1日何回か気づいた時にツボに 528Hz の音叉の柄を当てたりしているうちに、痛みが消えた部分はかなりあります。
もっとも「本当に修復されているのかどうか」ということは、医学的に検査してみないとわからないのでしょうけれど、本人が修復感を感じているのなら、それで十分なのかなと思います。
それはともかく、昨日の講演会の日も、遠方であることと、「それにせっかくだし、皆さんにも音を聴いてもらおうかな」と、528Hz の音叉を持っていったのです。
世界は音で創造され、今でも世界は「音そのもの」もかもしれない
会場は東京の飯田橋という場所にある出版社ヒカルランドさんのセミナールームだったんですが、講演前に、社内で音叉を取り出していましたら、ヒカルランドの社長さんが、その私を見て声をかけてくださいました。
社長さん「音叉にご興味あるんですか?」
わたし 「ええまあ。詳しいわけではないですけれど」
社長さん「だったら、いい本があるんですよ。ちょっと待っててください」
と言って、社長さんは、会社の奥から一冊の本を持ってきてくださいました。
それは、ドイツ人のアレクサンダー・ラウターヴァッサーという人が記し、マサチューセッツ工科大学で量子力学の博士号をとっている増川いずみさんという方が翻訳された『ウォーター・サウンド・イメージ』という本でした。
・Amazon
最初は「ふーん」と、それほど乗り気なくページを開いたのですが、ほんの 10秒ほどだけ眺めた後には、「足下が震えるほどの衝撃」を受けたのでした。
この本は簡単にいうと、
すべての音(周波数)は、水にそれぞれ固有の形を表示する。
ということが膨大な写真と共に書かれているもので、冒頭に載せました102.528 Hz の音の振動によって現れる紋様もそのひとつです。その他にも何百枚という枚数の写真と共に説明されています。
34.35ヘルツの音の振動で水に示される形
24.25ヘルツの音の振動で水に示される形
そして、驚くのは、それら、さまざまな音(周波数)が作り出す紋様は、
・花びらの形や植物の形
・紋様を持つ生物(カメの甲羅など)の紋様
・対称形を持つ様々な生物(クラゲなど)
あるいは、原子波動や多面体物質など、「この世にある多数のもの」と一致する場合が多数見られるのです。
例えば、ほんのひとつの例として、冒頭に貼りました「 102.528 Hz の音の振動によって現れる紋様」で、それと同じ放射を描くものとして、以下のようなものがあったりする、というような感じです。
102.528 Hz の音の振動によって現れる紋様
自然の中での水の渦巻き模様
珍しい左の回りのカタツムリとサボテンの一種
それと、圧巻は、「花の形」です。
もうまさに「どの花の形も何らかの音の周波数の振動で示される形との一致がありそう」というほどの感じです。
そういえば、シュタイナーは『いかにして高次の世界を認識するか』の中で、
「自分が美しいと感じた花の様子を真剣に詳細に観察すること」
を訓練のひとつとして書いていましたが、これは、花の形を見るということは、その音(周波数)を「形」として見ていることと同じという意味も含まれているのかも知れません。
また、これはこの本にそう記されているということではないのですが、私自身は、さらにもう少し大きな紋様、たとえば、
・地球の渦(雲や海など)
・銀河や太陽系の渦
・さまざまな天体の形
などにも、音(周波数)の描く紋様のどれかが参照されているように見えて仕方なかったのです。
この本を見せていたただいたのは、もう講演会の始まる5分くらい前だったんですが、私は、ブルブルと感動に震えながら、本と写真を見ていましたら、社長さんが、
「お気にいりになったのなら、それあげますよ」
と言って、私はこの本をいただいたのでした(ラッキー)。
講演会は「こういうようなことを話してみる予定であります」というような一応の簡単な計画性はあったのですが、この本を見た途端、それらの計画はすべて飛び去りました。
そして、講演会の会場に入るや否や、
「皆さん、もうこれですよ! これ! 世界はこれでしたよ!」
と本を広げてを頭上に掲げて会場を歩き回る(狂気の世界)というようなことになるほど、私は興奮していたのですね。
ちなみに、この本の文章の内容は、まだ一部しか読んでいませんが、単なる写真の説明ではなく、物理学的なアプローチ、あるいは、歴代の哲学者や科学者たちの「この世の存在の真実」についての見解や推測が数多く書かれているものです。
たとえば、ドイツの詩人であり哲学者にノヴァーリスという人がいるそうですが、以下のような言葉を残しています。
ノヴァーリスの 1968年の記述より
すべての空間に存在する形は、水晶から人間に至るまで、動きをさえぎられた音として説明できないだろうか? したがって空間的な形は音楽の表象的な表れにすぎないのでは?
これ・・・ノヴァーリスという人が何を言おうとしているのかおわかりになりますでしょうか。
> 空間に存在する形は、水晶から人間に至るまで、動きをさえぎられた音
これは、多分は、
この世にある「形は音そのもの」なのではないか
と言っていると考えてよいのだと思います。
もっといえば、現実の世界の中では「私たちは形があるものを『モノ』として認識する」と思います。もちろん「形 = 存在」ではないのですが、現実的な問題として、
「モノは音そのものだ」
と言っていると考えていいのではないかと思います。
さらに、ノヴァーリスは、『断章1』という著作の中で、
人間だけではなく、宇宙も言葉を話す。すべてのものは言葉を話している。無数の言葉を。
というようなことを記していますが、このフレーズを聞きますと、『新約聖書』ヨハネによる福音書の1章を思い出します。
ヨハネによる福音書/ 1章 1-3節
初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。
この言は初めに神と共にあった。
すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。
(日本聖書協会)
ところで、日本には言霊(コトダマ)という概念があります。
言霊 - Wikipedia には、
言霊(ことだま)とは、一般的には日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力のこと。
これらの、
「言葉(ことば)や言霊(コトダマ)」
に共通しているのは、
「それらは音の周波数そのものである」
ということです。
さきほどの本にありましたように、音は周波数の振動によって、水の中などにこの世に実際にある様々なものと同じような形や紋様を作り出していることがわかりますが、どうも、このあたりと、いわゆる「創造」というものについて、
「存在というものの根源が、音、あるいはその周波数そのものである可能性がある」
のではないかなどと思えてきてしまったわけです。
そして、「創造」だけではなく、今現在も、この世は音によって創り続けられている、あるいは保持され続けているのかもしれないということです。
私が異常に興奮したのはそのためでした。
つまり、これは「宇宙の存在の問題」と直結した話かもしれないからです。
人間は自分自身の「音」で自分を修復できる可能性を持つ
以前は、「音と世界の成り立ち」の記事をよく書かせていただきました。
その中のひとつ、
・ジャンクDNA解明への挑戦(第2回): DNAは言語が具体化したものだった
2011年06月12日
では、ロシアの研究で、DNA が人間の「言葉」によって修復、あるいは再プログラミングされているかもしれないということをご紹介したものでした。
続いて書きました、
・私たちは「言葉」である
2011年06月13日
という記事では、「 DNA は言葉から影響を受ける」ということを前提にして、
・DNA は、人間の情報のほとんどすべてを持つ
↓
・DNA は実体を持つ存在だが、それは言葉により牛耳られている
↓
・つまり、言葉がない状態では DNA は機能しない
↓
・DNA とは言葉(あるいはその音)そのものかもしれない
↓
・DNA とは私たち人間そのものである
↓
・つまり、私たちは「言葉そのもの」である可能性が高い。
という、かなり強引な推論を書いたものでした。
それでも、この時は「言葉そのもの」というところまでの話でしたが、今回の話は、言葉を通り越して、「音そのもの」となると、何だかさらに究極的に「存在の儚さの上に私たちはいる」ような気もしてくる話ではあります。
しかし、ノヴァーリスが述べた「この世は音そのものである」という、一見すると詩人の夢物語のようなことが真実である可能性もそれなりにあり得るという示唆が出てきたわけです。
カタカムナ文明と未来の人類
『ウォーター・サウンド・イメージ』の訳者の増川いずみさんは、監訳者序文で、「小学3年生の時に祖母から教わったこと」として、以下のように書かれています。
私は小学校3年生の頃から、カタカムナ文字のことを少しずつ教えてくれた祖母に、「形というものは振動数と音で成り立っており、私たちの発する言葉も、たとえ見えなくとも、時間差で必ず形になって現れる」と言われていました。
ある周波数が対象物の波長と相互に合ったときに、共振をしていろいろな形になっていく。
増川さんのおばあさまは、古文献の研究をされていた方だそうで、カタカムナ文字(先史時代の日本に存在したとされる超古代文明の神代文字)の研究もされていたようです。
カタカムナ文字
・カタカムナ哲理の構造解析考
カタカムナという言葉はちょっと覚えにくいですが、何らかの事情で肩を噛まれそうな時に「肩を噛まないでほしい」という意味の「肩噛むな」と覚えると覚えやすいです(そんなことどうでもいいわ)。
ちなみに、このカタカムナ文字が使われていたとされるカタカムナ文明は、Wikipedia の説明ですと、
縄文時代以前、旧石器時代末期に存在したとされる。極めて高度な科学技術や独自の哲学体系を持っていたことが、神代文字で記された文献から推測される
というものらしいのですが、この文明において遺された『カタカムナ文献』の内容は、
人間の本質や世界の構成について記されているという。
というものだそう。
そのカタカムナ文字を研究していた増川いずみさんのおばあさまが、「形というものは振動数と音で成り立っている」と言っていたということは、縄文時代より以前にこの文明が実在していた場合、
「縄文時代より以前の日本人は世界(形)の成り立ちが音であることを知っていたかもしれない」
という推測にも結びつき、興味深いです。
超古代文明が仮にあったとして、そこで、人々はどのようにその知識を取得したのかはわからないながらも、その頃の人々は「この世界の形の真実」を知っていた可能性がある。
そして、現代世界でその超古代文明の頃と同じ地点にまで人類の認識が進化していける可能性があるとすれば、それは「ひも理論」などを含めた物理学の飛躍的な進歩によって未来の人類も同じ道を辿ることのできる可能性はあります。
実は昨日の講演会の打ち上げの席で、私に「ひも理論」のことをわかりやすく教えてくださった方がいまして、たとえば、現在の物理では、次元の数はすでに、4次元とか5次元とかを超えているようでして、ミチオ・カクさんの『パラレル・ワールド』には、
11次元
というものまで書かれています。この 11次元という概念がどうしてもわからなかったのですが、その方は非常にわかりやすく教えてくださったのですね。
この「ひも理論」というのは、今回の「音と存在」の問題とも大きく関係するのです。
まあ、そんなわけで、いいことを知り得た1日でした。
もちろん、「音と存在」の問題については、いろいろと考えることもあります。
例えば、「真空なので音が伝わらない宇宙空間は?」とか「そもそも音に反応して形となっていく粒子の正体は?」とか、わからない点はいくつかあります。
それでも、全体としてみれば、個人的に非常に驚くべきことを知り得たというような感覚はあります。
あと、昨日は、「音のシンクロ」として、他にもいくつかのことがありました。
ライアーのこと
シュタイナー教育で療育的に使われていることで知られるライアーという 432Hz を基本としたチューニングの弦楽器があり、昨日そのプロの演奏者の女性の方々(リラ・コスモスというユニットの方)が講演会にいらしてくれていて、私にライアーの演奏 CD をくださったのでした。
私はライアーの音色を初めて聞いたのですが、その音(あるいは音調)は「ものすごい安心感」を与えてくれるもので、それにも驚き、432Hz のことなども調べていました。私がいただいたアルバムは、リラ・コスモスさんのサイトで購入できるようです。
できる「ようです」というか、私は「 Teardrop 〜虹色のひかりに包まれて〜」というアルバムをいただいたのですが、気に入ったので、上のサイトから他のアルバムも速攻で注文させていただきました。
ライアーとは下のような楽器です。
また、この演奏自体も、リラ・コスモスさんによるものです。
続けて長く聴くとわかるのですが、癒やされ感覚がすごいと思いません?
これ・・・何ともいえないですけど、私みたいに不安神経症とかパニック障害などの人は、試してみる(意識的に長く聴いてみる)価値があるかもしれません。この 432Hz の音調には感覚として何かあります。アルバムを購入しなくとも、YouTube にも、たくさんあります。
現在のライリーは 1926年に、シュタイナーとそのお弟子さんたちが、障がいを持つ子どもたちのために設計、創り出された楽器だそうで、古代のライリーとは違います。シュタイナーは、この楽器の調弦の音を「 432Hz」と一発で決定したそうです。
障がいを持つ子どもに効果があるのなら、「大人」にもあると考えるのが妥当ではないでしょうか。
これらのことも、「音と人間」と関係していることでして、特に音楽ピッチ(基準周波数)が 440Hz となっている現在、432Hz の意味は大きくなっているということもあり、そのことも今回書こうと思っていたのですが、長くなってしまいましたので、書ければ、明日書いてみたいと思います。
432 という数字の意味はいろいろと興味深いですよ。
たとえば・・・
・インドの聖典リグ・ヴェーダの全音節数は432000音節(432の1000倍)
・マヤの12トゥン(マヤ暦の単位)は 4320日(432の10倍)
・太陽が歳差運動で黄道の星座2つ分を移動するのに必要な年数は 4320 年
・432を 60倍した 25920年は、銀河の惑星歳差運動周期
(随所に見られる432の倍数より)
とか、他にもまだまだいろいろとありますので、またご紹介したいと思います。
それにしても、今の社会には、数多くの「実際的な心身の修復と、心身の健全性の保持の方法」が存在し、そして、そのいくつかは「音」によってなされている、ということを最近になって私は知り、そして、それを知ることのできた様々なシンクロに驚き、そして、そのことを知られるシンクロに関係してくださった多くの方に感謝したいと思います。
宇宙の創造…ひも理論…432Hz…528Hz…ライアー…:数々のシンクロの中で、この世の存在は「音そのもの」であるかもしれないことに確信を持てそうな春の夜(1) INDEEP
http://oka-jp.seesaa.net/article/416066198.html
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