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(回答先: 副島隆彦『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』から抜粋 投稿者 仁王像 日時 2014 年 10 月 05 日 16:10:47)
第9章 日本初・国際“超”高級官僚としての新渡戸稲造/吉田祐二から抜粋
≪新渡戸稲造とは何者か≫
なぜ新渡戸が後世に伝えられる「偉人」なのか? それは、新渡戸が日本における「国際高級官僚」のはしりだったからである。新渡戸は国際的なエスタブリッシュメント(支配階級)に求められた初の日本人であった、ということに尽きるのである。
稲造は、ジョン・ホプキンス大学でクエーカー教徒となる。バージニア州やペンシルバニア州はクエーカー教会とユニテリアン教会が非常に強いところである。
≪『武士道』の本当の意味≫
新渡戸は「武士道」を西欧の「騎士道」(chivalry)と訳し、ヨーロッパで騎士道が廃れたのと同様に日本の武士道も消滅しかかっていると問題提起した。そして、その精神を日本に「接ぎ木」するのは西欧のキリスト教精神(=道徳、モラリティ)をおいて他にないと論じている。だから『武士道』は日本人のためのキリスト教への入門ガイド本である。
≪新渡戸はなぜ偉いのか≫
それは彼が当時、世界権力の中枢に近づくことの出来た国際連盟の中で、唯一の日本人だったからだろうこの。この新渡戸の世界人脈を引き継いだ者たちは、日本の戦後にもアメリカとのパイプ役となって活躍した。園田義明『隠された皇室人脈』には、新渡戸が種を蒔いたキリスト教人脈が、日本の支配層に充満していくさまが詳細に描かれている。
【出典】副島編『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』(成甲書房)’14年
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