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トルコ人から教わった「世界の常識」 上野 重喜 他民族を支配するためには一つの鉄則があった
http://www.asyura2.com/12/bd61/msg/313.html
投稿者 てんさい(い) 日時 2014 年 1 月 12 日 16:38:56: KqrEdYmDwf7cM
 

http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/bookstand-magazine035.html
トルコ人から教わった「世界の常識」
上野 重喜 (放送ディレクター)
致知  2009年2月号

  十数年前、NHKを退職し、関連の別法人で働いていた私に、JICA(国際協力事業団)から仕事の話が舞い込みました。
  トルコの人□教育促進プロジェクトに手を貸してほしいというのです。
  当時、トルコは人口増に対処するため、家族計画を推進しており、保健省傘下で、テレビ番組の制作やIT技術を通して母子保健・家族計画の普及に協力するのが仕事でした。
  トルコは世界でも指折りの親日的な国として知られています。
  ロシアと緊張関係にあったトルコは、日露戦争での日本の勝利を共に喜び、また、先の敗戦から見事な復興を遂げた日本への畏敬の念も多大です。
  私が訪れた時も、国民の多くが日本に尊敬と憧れの気持ちを抱き、その発展に学ぼうと懸命でした。そういう国民性も手伝って、私たちのプロジェクトはおかげさまで順調に進展し、一定の成果を収めることができました。
  現地では多くの知識階級の人々とも知り合いになりました。
  その一人に日本の歴史や文化に関心が深い30代の医者がいて、彼の話に大変感じ入るものがありました。
  彼は、かつてオスマン帝国として広大な領土を支配し栄えた自国の歴史に誇りを持っていました。オスマン帝国の歴史は13世紀末から20世紀まで600年以上続きます。これだけの長きにわたり他民族を支配するためには一つの鉄則があったのだと私に教えてくれました。
  その鉄則とは、50年先を見越し、教育によって被支配国の伝統や文化を骨抜きにし、自分たちの思いどおりの国に変えてしまう、というものです。
  すでに教育を終えた人間を変えることは不可能だ、幼少年期からの教育で人間の本質が決まるのだから、自分たちの思いどおりの教育をした国民が育つには、50年かかるというのです。
  被支配国の文化や伝統を根こそぎ変える占領政策が実るのは、半世紀後だというわけです。
  彼の話は次に日本に及びました。戦後、アメリカが日本を占領下に置いた時、やはり50年先をみて、アメリカの思いどおりの日本に変えようとしたに違いない、というのです。つまり戦後50年以降に敗戦のツケは回ってくるというわけです。
  そして、日本を訪れたことのある彼は、その時の見聞をもとに次のように話しました。
  「日本は私が予想した以上にアメリカナイズされています。日本古来の武士道精神をすっかり失っているようにも思えました。我々がいま一番案じているのは、戦後のアメリカの教育を受けて育った日本の指導者たちが、これからどのような日本をつくっていくかです、まさにいまが分岐点。このことは世界の一大関心事でもあるんです」
  アメリカの占領政策によって日本が大きく変わっていく様子を体験した私ですが、高度成長のうねりの中で、そのことを深く意識することなく生きてきました。それだけに彼の発言は新鮮で、日本人が気づかなかった点を指摘された思いでした。
  日本のこれからに強い危惧を抱いた私は、帰国時に、トルコの留学生に医者から聞いた話をした上で「あなたはどう思いますか」と質問してみました。すると、「それは常識です。我々留学生仲間は皆そのように話しています。日本の勝負はこれからですよ」という返事が返ってきました。ごく普通の留学生から出たこの言葉に、私は改めて愕然としました。
  日本が戦後50年を迎えたのは1995年、私がトルコに赴任した年です。バブルが崩壊したとはいえ、日本はまだ隆盛を誇っていた時でした、しかしその後、景気の低迷や人心の荒廃など国力は著しく低下し、いまもなお先行き不透明な状態が続いています。
  改めて振り返ると、日本人が親から子へと受け継いできた伝統的価値観や美徳、古典の素養といったものが、この50年間ですっかり失われてしまった感は否めません。
  トルコ人の考え方は、やはり正鵠を射たものなのだろうか。それを思うと複雑な心境です。
  そういえば、トルコに赴任して間もなくの頃、現地人から「武士道とはどういうものですか」と聞かれ、返答に困ったことがありました。同国では柔道や空手が盛んで、彼らにしてみたら日本人が武士道について語るのは当然という感覚だったに違いありません。顧みると私自身、小学校4年生の時に終戦を迎え、武道は禁止され、日本の伝統を否定することを教えられてきた一人だったのです。
  子ども心に戦時の苦しさ、悲惨さを知る私は、日本が再び国粋主義の道を歩むことには反対です。しかし、自分たちの大切な文化や価値観をなおざりにしたまま欧米崇拝の道を歩んできた日本人は、武士道に象徴される伝統的精神に目覚めなくては国の将来は危ういという思いは強くなるばかりです。
  トルコの医師の話のように、教育によって国民が骨抜きにされたとしたら、それを取り戻すのもまた教育です。
  いま日本各地で幼児や小学生に『論語』の素読や『百人一首』の朗誦などをさせる動きもあります。これは反動的なことでなく、失った良き伝統を取り戻す試みです。
  身心一如と申しますが幼少時から身体を鍛える、仕事によって自然と触れ合う教育も大切です。日本人の特質、勤勉と礼儀正しさ、失われた伝統をいまこそ取り戻したいものです。

● ミニ解説 ●
  戦後、占領国アメリカを通じて世界支配層がこの国に対して行なってきたことは、まさにこの文中に出て来るトルコ人が指摘している通りです。そして、その結果が今日の疲弊し、劣化したこの国の国民であり、社会ということになります。
  かつて世界中から絶賛されたこの国の美徳は根絶やしにされ、ひとくちに言えば「“お金さま”が一番大切という拝金主義」「自分さえよければ他人や世の中はどうなろうと知ったことではないという自己中心主義」の風潮が根づいてしまったのです。
  また、親や子供を大切に思う国民性も、個人主義教育の中で見事に奪い去られたのでした。いまでは、親殺し、子殺しさえ珍しいことではありません。
  しかも、このようにひたひたと迫りくるこの国の凋落を気にも留めず、多くの国民は毎日テレビのクイズ番組や料理番組、お笑い番組に興じているといった有り様です。目も当てられないほどノーテンキな国民となり果てています。
  このようなこの国の凋落を早くから予測し、警鐘を鳴らしている著書は数多くありますが、私が最もお勧めしたいのが『混迷日本にとどめを刺せ』(ヤコブ・モルガン・著/第一企画出版)です。 今日の日本の支配構造を鋭く分析した好著ですので、著者は名前を伏せてしか著すことができなかったものと思われます。(ヤコブ・モルガンはペンネームです。複数の人物による共著かとも思われます)
  この本は今から10年以上も前に書かれたものですが、今日の状況に照らして見ますと、その分析の正しさがわかります。残念ながら、既に絶版となっていて、手に入れて読んでいただくことができません。当サイトにダイジェスト版をアップしておりますので、ぜひ目を通していただきたいと思います。日本人必読の文献と言ってもよいでしょう。(トップページ右下の「天使」のアイコンから入れます)
  また、このように頽廃する前の古き良き日本の姿を外国人の目でとらえた『逝きし世の面影』(渡辺京二・著/葦書房)も、ぜひ読んでいただきたい好著です。こちらもダイジェストにしてアップしていますので目を通していただきたいと思います。

 ● 『混迷日本にとどめを刺せ』(ヤコブ・モルガン・著/第一企画出版)
 ● 『逝きし世の面影』(渡辺京二・著/葦書房)
(なわ・ふみひと)  

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コメント
 
01. 2014年1月12日 21:47:46 : yy7D5jhcis
成蹊大や関東学院大の出身者が政界のトップを争っている現状を見れば明らか。学歴が全てじゃないとは言っても、ちょっとひどすぎる。最低限の教育を受けていないことも両者の言動から明らか。その分選挙の洗礼を受ける必要のない官僚は少なくとも頭脳は(精神はどうか知らないが)政治家より優れているだろう。裏から日本を支配したい連中の思うつぼ

02. 2014年1月13日 19:17:04 : 2D6PkBxKqI
>「武士道とはどういうものですか

この人、日本の事何も知らない

皇室、公家、武士は朝鮮からの帰化人で、日本人じゃない

天皇も坂本竜馬も一重瞼の朝鮮顔だろ


一般人は縄文・弥生人で一重瞼


武士の文化は日本人の文化じゃない


03. 2014年1月13日 19:17:51 : 2D6PkBxKqI
訂正

日本の一般人は縄文・弥生人で二重瞼

だった


04. 2014年1月13日 21:24:48 : kFSBHHnrzo

 いっぷく
ハガクレ★カフェ 日本の歴史 時代
http://hagakurecafe.gozaru.jp/index.html
サイト説明 ポリシーは 歴史を面白く・楽しく・判りやすく
http://hagakurecafe.gozaru.jp/goaisatuhtm.htm

>まさに肌年齢  (ネタに使える)
60年間まったく体を洗ったことのない
ウロコのような皮膚を持つイランの老人
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52150930.html
20年間無人島で裸で暮らす日本人男性を海外メディア報道
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52079140.html
Dog Rescue (74p) これはひとつの奇跡の物語です。
http://chiquita.blog17.fc2.com/blog-entry-7479.html
>瞳ホレ、逮捕しちゃうぞ
顔写真の瞳に写る真実。瞳孔を拡大することで
 その時一緒にいた人物をほぼ特定できることが判明
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52150909.html


05. 2014年1月14日 15:39:57 : GMNqFLVG1g
この著者上野某が歴史を捏造する詐欺師であることは間違いない!!

現代のトルコ人の大半は日本のことなど知らないヨ。
ただ歴史好きなら小学生でも親日派は多いが国民全体から見れば小数だ。
反日派がほとんどいない国なので、友好関係はこれからも続けていくべきだが。

上野某のなんちゃってブシドー詐欺はもうたくさんやで。
たった人口の10%しかない不道徳な支配階級をなぜ真似ないかんねん。
アッホの極みやで。「パオロマッツァリーノ」のブログで公式文書からの
証拠が沢山上げられてるから、そちらの方を見て下され。

戦後の日本のどこに「自虐史観」があるの?ウソもたいがいにしなさいよ。
「戦争を語るブログ」で検証されてるように、オレたちが子供の頃は
「怪傑ハリマオ」「ゼロ銭はやと」「ゼロ銭太郎」「ゼロ銭行進曲」
「紫電改のタカ」「望月三起矢の隼」に熱中していて
日本の戦争はアジア解放の正義であり、敗因はアメリカの物量作戦と
日本の軍部の指揮官がアホだったせいだと思ってましたが何か!!

近現代の軍機物の読書テレビ映画については「ゼロ戦と戦艦大和」を
中心にした作品しか国民的に売れない
戦後の少年少女ばかりでなく大人たちの大半もそんな情勢な
ニッポンのどこが自虐史観なのよ、バッカじゃないの。


06. 2014年1月14日 20:01:48 : b5eBAhoXVc
よい記事ですね。
従米保守、偽装保守の輩や権利・個人・自由が一番大事などと言うサヨク的価値観の持ち主に是非読んでいただきたいものです。

お時間があればこちらもどうそ。
日本の面影
http://whisper-voice.tracisum.com/


07. 2014年1月15日 00:27:16 : GMNqFLVG1g
>>06
ネトウヨは息を吐くようにウソをつく(とうとう2chまとめサイトでも)
「ネトウヨ+デマ」で検索すると幾らでもデマの一覧が出る。

ネトウヨは「大森勝久評論集」を無私して
現在はアメリカの5倍の量にも達したロシアの核兵器の脅威を無視する。
ロシアと中国・北朝鮮・韓国との貿易利権を独占しまっくてる
日本の財界の幹部要人と売国企業の存在を無視する。

結論、ネトウヨ=ニセ右翼の幹部連中の正体は、日本の政財官界にやとわれた
土下座外交貿易利権独占屋の存在を揉み消す総会屋。
ウラでは特定アジアとロシアの独裁権力者ととっても仲良しな
反米反日の偽装保守の活動屋。
反日思想に洗脳された華僑と反日英国人からも資金が出てる。

構成員の各種団体と一枚岩でない「多様性を認める詳細」については
オルタナティブ@政治経済板のネトウヨとは何なのかスレに詳しい。


08. 2014年1月15日 00:57:24 : GMNqFLVG1g
>>06 さん、いつまでもあなた様を普通の日本人が支持して
下さると思ったら大間違いですよ。ヨリマシ選択で選んでもらえただけ。

社会党・共産党・極左・在日・特定アジア・ソ連+ロシアの日本人に対する
シベリア虜囚問題と領土不法占拠問題とか、犯罪者外国人・日教組からの
直接犯罪被害にあって、日本の警察官どもが見逃しっぱなしだから
ネトウヨの理念の部分は支持すると同時に日本人らしくない
卑怯な行動の部分は支持しないよ、一般の日本人は。

一般の戦後日本人は、生活保護で生き延びるくらいならば
また共産党や労働組合に入るくらいなら、靖国の英霊を見習って
安楽自決できる方法を教えてもらおうと、安倍晋三事務所や
石原慎太郎事務所に電話して、そういう医師を紹介してもらって
自決する人々が大半であり、
共産党や社民党や労働組合で活動する連中は「労働拒否症精神病」に
かかった劣勢遺伝子の持ち主として、普通に町内内八分にするが
そこのどこにアメリカさんの洗脳工作の成果があるの???

戦前の日本の実像については「パオロマッツァリーノのブログ」や
「戦線の少年犯罪」とか「陸自の海外派遣に反対」が詳しい。
おいらはブッシュ大統領シンパだが一読する価値があるよ。


09. 2014年1月19日 21:12:56 : 7CacKTUh7k
トルコは今正念場を迎えていると思う。NATO脱退か否かの選択だ。
テロを非難する欧米はクルド独立派のテロには寛容に思われる。
アフガン、チェチェン、イラク、シリアの「イスラム原理主義者」の背後にサウジの陰が付きまとっている事を知らないトルコ人はいないだろう。
トルコは今まさに隣国がサウジ製イスラム原理主義に粉々に国家破壊されているのを目の当たりにしているのだ。
このまま欧米がクルド独立を容認するならトルコは欧米との関係を見直さざるを得ない。
皮肉にもイスラエル支配層とトルコ人は元々は同じ系統の民族だったようだが、最早別れるしか道はないようだ。
オスマン帝国末期にはアルメニア人独立派がテロを繰り返した。帝国滅亡直前にはアルメニア人、ギリシャ人、クルド人、トルコ人の武装勢力がエスニッククレンジングを実行した。これがアルメニア人虐殺の実相であった。
そして、シオニストが武装してパレスチナに乗り込んできたのだ。
日本の武士道については潔いだけが武士ではなく、優雅なだけが公家ではない。
日本人の大半が忘れた薩長や公家の体質は、森、小泉、細川、デビらに受け継がれていると思う。
むしろ今の中国人や韓国人、朝鮮人の方がかつての薩長のサムライに近いモノを感じる。
徳川、毛利、島津、鍋島、山内、藤原、天皇、英国・・狐と狸の化かし合い

10. 2014年1月19日 21:25:57 : 7CacKTUh7k
> 戦後、占領国アメリカを通じて世界支配層がこの国に対して行なってきたことは、まさにこの文中に出て来るトルコ人が指摘している通りです。そして、その結果が今日の疲弊し、劣化したこの国の国民であり、社会ということになります。
> かつて世界中から絶賛されたこの国の美徳は根絶やしにされ、ひとくちに言えば「“お金さま”が一番大切という拝金主義」「自分さえよければ他人や世の中はどうなろうと知ったことではないという自己中心主義」の風潮が根づいてしまったのです。
> また、親や子供を大切に思う国民性も、個人主義教育の中で見事に奪い去られたのでした。いまでは、親殺し、子殺しさえ珍しいことではありません。
> しかも、このようにひたひたと迫りくるこの国の凋落を気にも留めず、多くの国民は毎日テレビのクイズ番組や料理番組、お笑い番組に興じているといった有り様です。目も当てられないほどノーテンキな国民となり果てています。

文革・毛沢東とは爆撃機であり、戦車部隊が改革解放・ケ小平(=サッチャー・レーガン・中曽根・小泉・橋下)であったのだと思う。


11. 2014年1月19日 21:27:28 : qrvNIWRv5o
国粋はいけないと洗脳されてんだろ。国粋は素晴らしいと思うことだな。鮮人はあらゆるものが日本のものではないと歴史を書換えてるからな。侍などもトンスル起源だと嘘捏造ばっか、ばっか、ばっか笑。

国会でトンスル飲みをする総理を米国が任命してきたんだから、諸悪の根源は米国の植民地による銃剣殺戮支配に求めるべきだろ。そして、その米国から任命される買弁政治家だ。買弁が最大の産業になるのは植民地だからだ。どうも上が多くがトンスル人で日本人は少ないようだな。隠れて売国してる。なりすましだな。



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