http://www.asyura2.com/12/bd61/msg/237.html
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ユダヤ教の経本『Torah』はギリシャ語で『Τορά』と綴り、「日」という意味をもつ。
「日」だけなら色んな意味があるが、「本」が付いて【日の本】ともなれば、「日」という題目のユダヤ教の経本を指さないとは言えなくなる。
ユダヤ教経本の中心を成す『律法の書』、またキリスト教旧約聖書の中心を成す『モーセ五書』を、英語で『Torah』と書く。
ただしこの『Torah』は、原典の題目ではない。原典は現存しないのだ。
しかし翻訳本や写本は現存する。現存する最古の旧約聖書に、エジプトのアレクサンドリアで紀元前3世紀よりギリシャ語翻訳が開始された「七十人訳聖書」がある。その中心を成す『モーセ五書』はギリシャ語で『Τορά』と訳された。この『Τορά』の英訳が『Torah』である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%8D%81%E4%BA%BA%E8%A8%B3%E8%81%96%E6%9B%B8
http://en.wikipedia.org/wiki/Torah
http://el.wikipedia.org/wiki/%CE%A4%CE%BF%CF%81%CE%AC
さて、最古の旧約聖書の翻訳本『Τορά』だが、プトレマイオス朝エジプトのファラオの命令でギリシャ語に翻訳させられた経本であるせいか、英語に直訳すると「The Rah」となる。
ギリシャ語の「To」は定冠詞「The」、「ρά」はエジプトの太陽神の名「Ra」または「Rah」として、多くの人々に知られている。
http://el.wikipedia.org/wiki/%CE%A1%CE%B1
http://ko.wikipedia.org/wiki/%EB%9D%BC_(%EC%8B%A0%ED%99%94)
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%89_(%E5%9F%83%E5%8F%8A%E7%A5%9E%E7%A5%87)
余談になるが、第二次世界大戦中、昭和天皇は法華経に帰依したと信じられていたようだが、本当に法華経に帰依したのなら、国号は「南無妙法蓮華経」に替わっていたはずである。
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