11. 2015年11月21日 21:49:33
: ETfer5NOUw
素敵な日本 2014年01月23日08:21
カテゴリ アーセン・ベンゲル 元監督の言葉『日本ほど素晴らしい国は世界中のどこにもないだろう。問題は、日本の素晴らしさ・突出したレベルの高さについて日本人自身が全くわかっていない http://blog.livedoor.jp/a21bc/archives/52339633.htmlより <略> ●【日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう。これは私の確信であり事実だ。 ●問題は、日本の素晴らしさ・突出したレベルの高さについて、日本人自身が全くわかっていない事だ。 ●おかしな話だが、日本人は本気で、日本はダメな国と思っている。最初は冗談で言っているのかと思ったが、本気とわかって心底驚いた記憶がある。信じられるかい? ●こんな理想的な素晴らしい国を築いたというのに、誇ることすらしない。本当に奇妙な人達だ。 ●しかし我々欧州の人間から見ると、日本の現実は奇跡にしか思えないのである。】 ■日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう■ アーセン・ベンゲル 元名古屋グランパス監督 ●日本人はヨーロッパを美しく誤解している。しかし実際のヨーロッパは全然違う。 ●日本が東京のような大都会とすれば、ヨーロッパはアフリカのサバンナのようなところだ。 治安が悪いのはもちろんのこと、日本人と比較すればヨーロッパ人の民度は恐ろしく低く 日本では当たり前に通用する善意や思いやりは全く通じない。隙あらばだまそうとする奴ばかりだ。 日本と違い階級社会である為、会話の全く通じない無知な愚か者も多い。 私は、時々、欧州事情に疎い日本人が欧州に行ったら、精神に異常を来たしてしまうのではないか? と心配することがよくある。欧州について何も知らない日本人が欧州に移り住むというのは、都会の快適な場所に住んでいる人間を、ライオンがうようよいるアフリカのサバンナに丸裸で放り込むのと変わらないだろう。 悲惨な結果になるのは目に見えている。 日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう。これは私の確信であり事実だ。 問題は、日本の素晴らしさ・突出したレベルの高さについて、日本人自身が全くわかっていない事だ。 おかしな話だが、日本人は本気で、日本はダメな国と思っている。最初は冗談で言っているのかと思ったが、本気とわかって心底驚いた記憶がある。信じられるかい? こんな理想的な素晴らしい国を築いたというのに、誇ることすらしない。本当に奇妙な人達だ。 しかし我々欧州の人間から見ると、日本の現実は奇跡にしか思えないのである。 だから、私はいつも、欧州に行きたいという選手がいたら、よく考えて決めるべきとアドバイスしている。 日本でレベルアップできるなら、日本より(国の発展が)遅れている欧州諸国に行く必要は全く無い。 欧州では人種差別もあるので、力があっても出場すらさせてもらえないかもしれない。 リスクが大きすぎるのだ。日本のリーグのレベルを上げる事の方を、安易な欧州進出よりも優先すべきである。 もしどうしても行きたければ、ドイツのような人種差別意識の低い国のリーグか、ビッグリーグよりレベルの少し落ちる国のリーグに行って、実績を積んでから、ビッグリーグに移籍すべきだ。 注:アーセン・ベンゲル はイングランド・プレミアリーグのアーセナルFC監督で元名古屋グランパス監督 我が近所に住むベンゲル監督 改めて思う、その偉大さ サッカージャーナリスト 原田公樹 2010/11/27 7:00 http://www.nikkei.com/article/DGXZZO18869890V21C10A1000000/ イングランド・プレミアリーグのアーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は我が家の近所に住んでいる。そのせいか、いろんな目撃談や噂(うわさ)を耳にする。ある雪の日に車が動かせなくて困っていると、ベンゲル監督が助けてくれた……。ベンゲル邸には世界中のサッカーの試合がライブで見られるテレビ局さながらの設備がある……。 これまで噂を確かめる機会なかったが… もっとも近所といっても、私は何度か車ですれ違ったことがある程度で、取材以外で言葉をかわしたことはほとんどない。だからこれまで、こうした噂を確かめる術(すべ)も機会もなかった。ところが、先日、こんなことがあった。 ベンゲル監督が1995年から96年まで指揮したJリーグの名古屋グランパスが翌日にも優勝を決めるかという日、アーセナルの定例記者会見の取材に行った。 お祝いのコメントをもらおうと、広報を通じて1対1のインタビューを申し込んだが、かなわず、仕方なく定例会見で質問して聞き出す、という作戦に出たのである。 名古屋時代の十数年前ならば、練習場でつかまえて雑談もできたが、いまや世界屈指の名監督。短い談話を取るのも、容易ではない。まさか自宅を訪ねて、「コメントを下さい」と頼むわけにもいかない。 許可された日以外は立ち入り禁止 アーセナルのトレーニング場へ行った。我が家から車で約30分。ロンドン近郊の広大なグリーン地帯の一角にあって、看板も何もない。細い路地の奥に重厚なゲートがあり、そのさらに奥に近代的な施設が建っている。 十数面あるグラウンドは、さらにその裏側にあって、そこからは見えない構造になっている。 1年を通じてファンはもちろん、記者も許可された日にしか、立ち入ることができない。イングランドでは、練習はもちろん見られないし、自由に選手をつかまえて、取材をするなんてことも許されていない。チームは「家族」で、トレーニング場は「自宅」という考えだからだ。 稲本潤一(現川崎)がアーセナルでプレーしていたころ、当時の関係者が「家族の会話は外にもらさないのがルールだし、知らない人に自宅を開放したりしない。あなたの家庭でもそうだろう?」と教えてくれたのを覚えている。 我が意を得たりといった表情で その“秘密めいた場所”で始まった記者会見。アーセナルは翌日に同じ北ロンドンを本拠地とするトットナムとのダービーを控えていた。緊迫する雰囲気のなか、試合とは関係ない話を聞くのは少々気が引けたが、タイミングをみて切り出した。 「明日、あなたの古巣の名古屋が優勝する可能性があります。(名古屋の監督である)ストイコビッチとは……」 すると、ベンゲル監督は嫌な顔どころか、むしろ我が意を得たりといった様子で「うれしい。誇りに思う。いまでも名古屋とは連絡を取り合っていて、助言をしている」などと話してくれた。 宮市と契約することも認める さらに12月に契約するといわれていたFW宮市亮(中京大中京高3年)のことも聞いてみた。すると「契約する」と初めて獲得を公式に認めたのだ。 そのなかで、一番気になったのが、この言葉だった。 「アジアを代表する選手が我がチームでプレーすることはとても重要だ」 近年、アーセナルはプレミアリーグのビッグクラブのなかで、経営が唯一、順調だということは、このコラムの「欧州サッカーの勝ち組 アーセナルの究極のスタイル 」で書いた。 今季はさらにクラブを成長させて増収をはかるため、市場を世界に求めて、特にアジアマーケットの拡大に重点を置いているという。 最近、アーセナルは新たに米国人のマーケティングの専門家を雇い、広報のトップを解任するなど、組織改革にも着手したようだ。 実はベンゲル監督はこれまでマンチェスター・ユナイテッドやチェルシー(ともにイングランド)、レアル・マドリード(スペイン)などが行ってきたアジア遠征をかたくなに否定してきた。「資金稼ぎのためのツアーは行わない」と明言していたのだ。 方針転換の表明? 海外のビッグクラブがシーズン開幕前に調整不足のまま親善試合を行うことの不毛さ。海外のファンやスポンサーから、不当に高価な入場料、放映権収入を得ることの不誠実さを理解していたからだろう。 だが、アーセナルの首脳はベンゲル監督にアジア戦略の重要性と利点を説明し、方針転換を促している、とも聞いていた。 ベンゲル監督の「アジアを代表する選手が……」という発言は、方針転換を決意した、その表明のように聞こえた。 「プロフェッサー」と呼ばれるだけあって… 先月、ある英国大衆紙がベンゲル監督のフランス人女性との不倫問題を報じ、話題になった。パリの空港近くのホテルでランチをともにしただけだったが、その女性とは2年間、つき合っていたという。 61歳のベンゲル監督にとっては初のスキャンダルで、クラブを震撼(しんかん)させる騒ぎになったが、ある日を境にピタリと報道は止んだ。何らかの手を打ち、和解に成功したのだろう。クリーンな印象は崩れたが、ファンの間では同情論も少なくなかった。 記者会見の帰り道、ある英国人の女性新米記者と一緒になった。初めてベンゲル監督の記者会見に出席した彼女は言う。 「さすが『プロフェッサー』と呼ばれているだけあった。言葉遣いも内容もすごい。英国人の指揮官でも、あんなに しっかり的確に受け答えできる人はいない」 「英語はどうだったか」と聞くと、「フランスなまりはあったけれど、文法的な間違えは1カ所もなかった」と言う。 ベンゲル監督はドイツ国境に近い東フランスの小さな村の出身だ。自動車部品工場を営む両親に育てられ、決して裕福な家庭に育ったわけではない。選手としては鳴かず飛ばずで、地元ストラスブールでリーグ優勝を1度経験したが、代表に呼ばれることもなく、31歳で現役生活を終えた。 輝かしい成功 頭角を現したのはコーチングライセンスを取得し、監督業に転向してからだ。ユースチーム、助監督を経て、フランスのナンシー、そしてモナコを指揮したあと名古屋を率いた。 96年からアーセナルを率い、リーグ優勝3回、FA(イングランド協会)カップ優勝4回など、輝かしい成功を収めている。 そこに血のにじむような努力を重ねてきたのは間違いない。英国育ちではないフランス人が、記者のトリッキーな質問に対して文法的に何ら間違えることなく、明快に英語で答えるのは、ほとんど不可能に近い。人知れず勉強をしたのだろう。 サッカーに関しては、夜な夜な自宅で世界中の試合を見て、研究を重ねているのかもしれない。クラブ経営についても、アーセナルを指揮しながら、勉学に励んだのだろう。 ベンゲル監督の作戦だったのかも アジア戦略への方針転換はベンゲルの変節ではなく、時代に即した変化なのではないか、とも思えてくる。 さらに、もしかすると今回、1対1のインタビューを断り、記者会見で質問させたのは、ベンゲル監督の作戦だったのではないか、とも思ってしまう。 記者会見で広く「名古屋」と「宮市」のことを話すことのほうが効果的だと考えたのではないか。 その通り、その日の私の質問に対するベンゲル監督の返答は、英国各紙に載り、アーセナルのホームページにも掲載され、その後もインターネットのニュース系サイトで転載が繰り返されている。 改めて思う。我が近所には恐るべき人物が住んでいるのだと。 <略> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー アーセン・ベンゲル https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AB >アーセン・ベンゲル OBE(Arsène Wenger OBE, 1949年10月22日 - )は、ドイツ(アルザス)系フランス人のサッカー指導者。イングランド・プレミアリーグのアーセナルFC監督。 2002年、フランス政府よりレジオン・ド=ヌール勲章を受勲。2003年、イギリスサッカーに対する功績により、大英帝国勲章を受勲。フランス語、アルザス語、ドイツ語、英語に堪能で、イタリア語、スペイン語、日本語もある程度話せる。ストラスブール大学卒業(工学士、経済学修士)。 「アーセン」はアルザス語で、フランス語の「アルセーヌ」にあたる。
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