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(回答先: 井口ブログ:テスラvsアインシュタイン:銀行家に嫌われたものと好かれたもの 投稿者 C.V 日時 2013 年 4 月 03 日 15:03:12)
http://quasimoto.exblog.jp/20067974/
スタインメッツとR. C. A.:テスラとスタインメッツを隠蔽した組織とか!?
みなさん、こんにちは。
以下は、純粋に物理学と電子工学と電気工学の話である。普通の人には理解できないだろうから、パスを。時間の無駄になる。
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さて、私は2011年の3・11とその後の3・14の福島第一原子力発電所の爆発事故以来、自分の研究テーマを大幅に変えた。それまでの「生命とは何か?」をおやすみして、UFOが現実に米軍基地で実際に行ったという、「ビーム放射による放射能除去」技術を実現する方法があるとすれば、何か?というテーマに変えたのである。
そこで、「ビーム放射による放射能除去」をこれまでだれかが考えたことがあるか、世界中の研究者の論文をサーチした所、「テスラ波」、すなわち「スカラー波」で有名な、トム・ベアデン博士の「ベアデン特許」論文に行き着いた。この特許によれば、「テスラ波ビームをあてれば、それで放射性物質を一気に原子核変換させることができる」とある。
しかしながら、「テスラ波」、「スカラー波」というものは、我々普通の理論物理の世界では、禁止事項であり、「そんなものは存在しない」というのが定説である。そのため、だれもベアデン特許など信じるものはいないというのが現状なのである。
そんなわけで、ベアデン博士は、何とか「テスラ波=スカラー波は存在するのだ」ということを示したい。そこで、さまざまなグループを率いてテスラ研究を行なっている。
もしそうであれば、「テスラ波は存在するのか?」、「スカラー波が存在するとすれば、それは既存の普通の物理学とどういう整合性が取れるのか?」、また、「なぜこれまで観察されないのか?」、こういうことが問題になる。
そこで、ベアデン博士の論説に現れる論文はほとんどすべて総ざらいし、原典の論文を読み切ろうとしてきたのである。同様に、ベアデン博士とは独立して「スカラー波」を研究してきた欧米の(もちろん我が国には誰ひとりいないため)研究者の論文を集めて読んだわけである。
そうすると、ベアデン一派やその関連分野の人々の研究のルーツは、結局、たった一人の男、マックスウェルにたどり着く。そこで、このマックスウェルの論文を何とかきちんと読む必要がある。そこで、これも読んだ。そして、ついでにこれは今後我が国の若者が難なく読めるように日本語訳したというわけである。
この「スカラー波の存在の有無」について、一応まとめたものが、これである。
スカラー波は存在するか?
しかしながら、他のオリジナルの研究者たちの論文は、それなりに明解なのだが、どうもトム・ベアデンの論説には明解さが欠ける。非常に深くて面白いのだが、いつもどこかスッキリしないところがある。これが私の読後の感想だった。要するに、私が一番知りたいこと=「テスラ波を発生させる機構」が語られていないのである。
どうすれば、あんたが言うように放射能除去ビームを発生できるのか?
単に2つの電波源から出た電波を重ねればいいのか?
これでは単に波の重ねあわせに終わらないか?
本当にこれでテスラビームが出るのか? その証拠は? 実験結果はどこだ?
とまあ、いつもそんな場面で疑問の渦となるのである。
ところが、最近、R.C.A.ファミリー出身のエリック・ドラード博士が出てきた。この人は正真正銘の実験家である。真空管や電気抵抗やオペアンプやオッシロスコープを積み木の代わりに育った人物である。あっという間に電気回路を構築する。
この人が、テスラの実験を再現したというのである。これまで、テスラの謎の死以来、米軍が全部テスラの生前の研究を強奪隠蔽したと言われた研究を全部見事に再現した人物だというのである。私がこの人物の研究をリサーチしないはずがない。
そこで、ベアデン論文からはすこしエクスカージョンして、いま(といっても、つい2,3日前から)ドラード論文をことごとくダウンロード印刷して、早速膨大な論文約1000ページを少しずつ読み始めたというわけである。
まだほんの端緒についた段階だから結果については言えないが、ドラード博士のルーツは、今度はスタインメッツというこれまた謎めいた天才電気工学者の理論にあった。この科学者の名を知るものは現在ではほとんどいない。なぜなら、スタインメッツ博士こそ、エジソンにあこがれてGEに入った、GEの天才科学者、GEをGEに仕立てあげた電気工学者だったのである。
スタインメッツとエジソン
1910年代の科学者である。まだアインシュタインが一般相対性理論もできたかまだかという時代の研究者である。この当時、GEにはラングミュアがいた。一方、ウェスティンハウスには交流発電のテスラがいたという。
そのテスラの交流発電によって、当時の欧米は急速に電化していった。いわゆる電化製品をどんどん生み出す時代に入った。いまでいう「白物家電」である。この当時最先端の電気回路をどんどん完成させていったのが、GEのスタインメッツ博士であったという。今では、エジソンやテスラの影に隠されたのか、日本でも世界でもほとんどスタインメッツの名を知らないのではないかと思う。
実は、このスタインメッツ
は、テスラの交流発電理論、またいわゆる交流伝送の理論、三相交流の理論などを全部一人で完成してしまったのである。
さて、ドラード博士は、子供の頃からこのスタインメッツの本を読んで育った。いわゆるアナログ時代の科学、電気回路理論である。ここで決して電子回路理論のことだと思ってはならない。なぜなら、スタインメッツは電子のことをほとんど知らなかったからである。とういうのは、量子力学の発見は1925,6年のことである。量子力学の発展とともに世界は徐々に電子、電子回路、ディジタルへと向かっていく。しかし、スタインメッツはそんなものは知らなくとも、実に興味深い考察を行なっていたようである。
そういうスタインメッツ博士が、テスラの無送電線(ワイヤレス)送電の理論をほぼ理解していたというのである。そればかりか、交流伝送の計算を実地の、現場の研究者や技術者が即座に計算できるようにするための「秘法」、一種の魔法のような計算法を生み出していた。あるいは、使っていたというのである。それに基づけば、テスラの行った発見=電磁波の縦波の存在、が直に理解できるというのである。この理論を知る人は現在では皆無。もちろん私も初耳であった。これは「バーサー理論」あるいは「ヴァーサ−(Versor)代数」と呼ばれる。これを発明したのは、短命だった米人数学者のマクファーレン博士である。(これについてはまたいつか)
そうやって理解した結果、ドラード博士は自由自在にテスラの実験やテスラの特許の装置を再現したというのである。驚きの展開である。
さて、もう一つの興味深いところは、このドラード一家全員(祖父、父、本人)が仕事した場所が、RCAという組織であった。我々日本人から見れば、RCAというと、RCAソニーとか、単なる音楽関係の会社のようにしか知らないはずである。私も米国の電気関係の会社という程度の認識しかなかった。あるいは、ソリトンの直接法を発明した、早稲田の広田良悟博士がRCAで研究したとか、そんな程度である。
ところが、インサイダーのドラードがいうには、RCAこそ、いまのCIAのように、第一次世界大戦前に全世界のラジオ特許(もちろん、電気通信、ラジオ通信、電信などのすべての特許)を一括して管理し、一般から秘匿するためにできた秘密組織だったというのである。そして第一次世界大戦が始まると、RCAが欧米の電波技術の開発を「違法行為」としたのである。この名残が、電波法というもので、いまでもだれも好き勝手に電波を利用できないという、無線法や電波法を持つ原因となったというのである。
言われてみればもっともなことである。第一次世界大戦の時代には、電波は最先端の軍事技術にランクされたのである。
面白いことに、ドラード博士によれば、この時代こそ、テスラの無線システム(テスラ波)から、いわゆる電波無線システム(ヘルツ波)への大転換期だったという。当時、テスラ波を用いたものはまだ開発途上にあり、あまり信頼性がおけなかった。一方、ヘルツ波のものは信頼性が高まりつつ合った。戦争が深刻化するなかで、海軍は待っていられなかった。そんなわけで、テスラ波からヘルツ波を持ちいる方向にシフトし、またテスラ特許等をすべて軍事技術として秘密にするという方向へ動いたのだという。そして、いつしかテスラやスタインメッツの仕事は忘れ去られた。
とまあ、そんな歴史のようである。
アメリカのいわゆる「軍産複合体」の一番最初がR. C. A. だったということなのである。ここがテスラの膨大な研究資料を保管していた場所らしい。代々そこで働いた家系がドラード一家であった。
推して知るべし。
現実は小説より奇なり。いやー、リアルの歴史は面白い。
(この続きはまたいずれ。)
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