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『ニューズウィーク日本版2013−2・26』P.22
「問題を隠蔽した法王は犯罪者だ
昨年秋に全米公開され、今月初旬にHBOで放映された『メア・マタシマ・カルパ〜サイレンス・イン・ザ・ハウス・オブ・ゴッド』は、カトリック教会の神父による児童の性的虐待に迫るドキュメンタリーだ。
中心になるのは、ウィスコンシン州のローレンス・C・マーフィー神父から性的虐待を受けたと告発した男性4人。神父は50〜74年に200人余りの聴覚障害児に性的虐待を行ったが、問題発覚後も聖職者にとどまり鮨年に死亡した。アレックス・ギブニー監督に話を聞いた。
―カトリック教会の性的虐待を扱ったドキュメンタリーは過去にもあった。もう一度詰ろうと思った理由は?
まず、ローマ法王(教皇)ベネディクト16世であるヨゼフ・ラツツインガーが問題を認識していたことを示す文書が明らかになったから。いくつかの「腐ったリンゴ」のせいではなく、全体が腐っていたんだ。
それにあの4人は、アメリカで初めて公に聖職者の性的虐待を告発した人々だ。1人の神父が200人もの耳の聞こえない子供を虐待したなんて、これ以上凶悪な犯罪を想像できるか?
でも、話すことのできない彼らは社会的に無視されてきた。
―カトリックの神父は禁欲を求められるが。
カトリック教会の教義の中心にあるのは「嘘」。強いられた禁欲の嘘、だ。元神父による調査では、神父の50%以上が禁欲を守っていなかったそうだ。
禁欲のルールをなくせば、教会の偽善と秘密主義はなくなる。
―現法王と前法王ヨハネ・パウロ2世は事件を知りながら隠蔽した、とあなたは言う。
ラッツインガーは犯罪行為を封助した間違った人間だと思う。子供よりも組織を守ることを重んじた。それは犯罪だ。」
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