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沈没船、20代女性の3等航海士が急旋回指示
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140418-OYT1T50099.html?from=ycont_top_txt
2014年04月18日 11時52分 読売新聞
【珍島(チンド)(韓国南西部)=中川孝之、ソウル=吉田敏行】韓国・珍島沖で旅客船「セウォル号」(6825トン)が沈没した事故で、韓国の検察と海洋警察の合同捜査本部は18日午前、記者会見を開き、同船が16日朝に横転する直前、操舵(そうだ)室にいた3等航海士が急旋回を指示していたことを明らかにした。
同船は横転前、不自然な急旋回をしており、捜査本部は近く、業務上過失致死傷容疑でイ・ジュンソク船長(68)らの逮捕状を請求する方針だ。
韓国メディアは、3等航海士が入社4か月の20代の女性と報じた。船長は捜査本部の調べに対し、「危険な所なので自分が直接みるべきだった」と供述したという。捜査本部は18日の記者会見で、船内の勤務態勢に問題はないとの見方を示したうえで、横転前の旋回や、船の維持管理に問題があったか調べることを明らかにした。
一方、現場海域では18日午前、潜水士が初めて船内への進入に成功し、食堂などの捜索をしている。18日未明には、現場海域周辺に引き揚げ船3隻が到着した。船体を引き揚げるため、船内に空気を注入する作業も始まった。このほか、現場では、船舶173隻、航空機29機などによる捜索が続いている。
海洋警察庁は18日、乗客乗員は475人、179人が救出され、死者25人、安否不明者271人と発表した。
船長には船員法で最後の乗客が下船するまでの在船義務があるが、韓国紙・朝鮮日報は、船長が取り調べで、「船が沈み始めて救助隊が来たので、急いで乗り込んだ」と供述したと報じた。案内放送では乗客に待機を求めた一方、船長が乗員に退避を指示した疑いも浮上。韓国内では乗員の58%が救助された一方、乗客は35%だったとして、運航会社や船長の対応に厳しい批判の声が上がっている。
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