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中国との協定をめぐり、台湾立法院を占拠する学生たち (AP)
【痛快!テキサス親父】台湾よ、民主主義を守り抜け 人々をダマす政権には断固抗議だ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140327/dms1403271745006-n1.htm
2014.03.28 夕刊フジ
ハ〜イ! みなさん。今回は台湾で1000人以上の学生らが、立法院(国会に相当)を非暴力で占拠している問題を取り上げたい。彼らは、台湾と中国が昨年結んだ「サービス貿易協定」に対して、「密室協定だ」「台湾の弱小産業に打撃を与える」などと撤回を求めている。これを支持する1万人以上の市民らも、立法院周辺を取り囲んでいるという。
俺も、学生らのために祈ろうと思う。なぜなら、台湾の馬英九政権がウソをついたからだ。
協定は、昨年6月に中国・上海で調印された。電子商取引や医療、旅行業など中国が80、台湾が64分野を相互に開放するものだ。これに台湾の人々は「資本力のある中国企業によって台湾企業が支配され、やがては政治的に台湾が中国に取り込まれかねない」という強い危機感を持った。
当然だよな。チベットや新疆ウイグル自治区、沖縄県・尖閣諸島の例を見るまでもなく、中国の領土拡張欲は明らかだ。中国が2012年までに台湾を併合する計画を立てていたという『暴かれた中国の極秘戦略』(まどか出版)という、亡命作家による著書もある。
このため、立法院は「協定の1カ条ずつ審議し、立法院によって審議・通過しなければ、協定は成立できない」と結論づけ、公聴会や審査手続きを経て発効することに決めていた。
ところが、公聴会は形式的かつ短期間で終わった。馬総統率いる与党・国民党は「1カ条ずつ審議する」という約束を破って、今月17日に強行採決しようとした。つまり、「協定はそのまま通す」「いかなる部分も見直ししない」と開き直り、強行突破を試みようとしたわけだ。
これで学生らは「中国の圧力でもあるのか!」「民主主義を守れ!」と怒りを爆発させた。18日夜、協定に反対する学生らが立法院に乱入し、議場を占拠した。彼らは「非暴力抗議」を掲げているという。
俺は台湾の学生らにこう言いたい。
「君たちの行動は、本当に素晴らしい」「共産主義者から、台湾の民主主義を守り抜け」「人々をダマす政権には断固抗議すべきだ」と…。
ちょっと待てよ!?
俺は、米国についても言わなきゃならない。オバマ政権は失敗ばかりだ。新しい健康保険制度「オバマケア」は散々。ロシアがウクライナ南部クリミア半島を併合した件では、プーチン大統領に軽く見られている。台湾の学生諸君、米国に来て俺たちも助けてくれないか。ハッハッハッ…。
日本はまだ、彼らの助けは必要なさそうだな。
みなさんに神の祝福がありますように。米国に神のご加護がありますように。神様、非暴力を掲げる台湾の学生らとともにいてください。
では、また会おう!
■トニー・マラーノ 評論家。1949年生まれ。テキサス州在住のイタリア系米国人。サラリーマンを定年退職後、さまざまなニュースについて動画サイト「ユーチューブ」などで連日、評論活動を行っている。世界のあらゆる“悪”と戦う「プロパガンダ・バスター」でもある。大変な親日家であり、日本でも圧倒的ファンを獲得している。
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