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朴大統領の足元を揺るがす身内のスキャンダル。政権に影を落としている(ロイター)
朴大統領の身内に政権を揺るがしかねないスキャンダル 妹が、弟が…
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140322/frn1403221751006-n1.htm
2014.03.24 夕刊フジ
日米韓3カ国の首脳会談が25日に開催されることになった。現在の日韓両政権が発足してから初の首脳会談になるが、朴槿恵(パク・クネ)大統領(62)にとっては反日路線で支持率を獲得してきただけに、国内から日本を利するだけとの冷ややかな声が出るなど表情はさえない。その朴氏に身内絡みのスキャンダルが炸裂しそうな気配だ。詐欺罪で有罪判決を受けた妹に、麻薬におぼれた弟。2つのアキレス腱(けん)が政権を揺るがしかねない。
就任1年となった2月25日、朴槿恵大統領はいつになく強い調子で「今、飛躍か停滞かを決める重大な岐路に立っている」と表明。「経済革新3カ年計画」を発表した。
朴氏は日本を中傷する告げ口外交でポイントを稼ぎ、一定の支持率を得ているものの、経済政策に対する国民の不満は強い。その不満解消をねらって、今後3年間で潜在成長率を4%、就業率を70%、現在約2万4000ドル(約245万円)の1人当たり年間国民所得を4万ドル(約408万円)に近づける…とぶち上げた。
だが、輸出頼みの基本構造のなか、ウォン高は致命的で、計画の実現性に首をかしげる関係者は少なくない。「不満をそらすために、聞こえのいい政策を並べただけ」(外交筋)と皮肉られている。
オランダ・ハーグで3月24日から開かれる核安全保障サミットに合わせ、同25日に安倍晋三首相とオバマ米大統領、朴氏による日米韓首脳会談が開催されるが、反日で点数を稼ぐ朴政権にとっては、負担の多いイベントとの声も国内から上がる。
そんな朴氏を窮地に追い込みかねないある事情が注目を集めている。
韓国事情に詳しいノンフィクションライターの高月靖氏は「朴氏には、2歳違いの妹と、(3歳違いの)弟がいるが、この2人がそれぞれ警察沙汰のトラブルを起こしている。地元マスコミは、朴家の暗部を繰り返し報じており、政権運営に影響を与えかねない醜聞になっている」と明かす。
きょうだいとは妹の槿令(クンリョン)氏と、弟の志晩(チマン)氏のことだ。
槿令氏は母親が設立した育英財団の理事長職を朴氏から引き継いだ。だが、「財団の駐車場利権を餌に知人から7000万ウォン(現在のレートで約700万円)をだまし取った疑いで、刑事告訴され、起訴された」(高月氏)。
昨年9月、この詐欺事件で、ソウル地方裁判所は槿令氏に罰金500万ウォン(同約50万円)の判決を言い渡し、同氏側は控訴したが同年12月、棄却されている。
事件の前には、財団の運営上の問題から理事長を解任されるなどトラブルが尽きず、姉の朴氏とは絶縁状態にもなったという。
「槿令氏は、弟の志晩氏とも対立している。槿令氏の夫があおる形で、双方が中傷合戦を繰り広げ、法廷闘争にまで発展した」(同)
志晩氏もいわくつきの人物だ。いまでこそ、韓国最大手の鉄鋼会社「ポスコ」の関連会社「EGテック」の会長におさまっているが、重度の薬物中毒に陥った過去がある。
「覚醒剤に溺れ、1989年から2002年にかけて計6回も逮捕された。韓国では、朴正煕元大統領の厄介者の息子としてマスコミにたびたび取り上げられている」(メディア関係者)
韓国では、歴代大統領に決まって身内がらみの不祥事が起きる。そして、それが命取りになるケースが少なくない。
前任の李明博氏は、実兄が収賄罪で逮捕され、盧武鉉氏は妻が関わった不正献金疑惑を苦にして自殺した。盧泰愚氏も、大統領在任中に家族ぐるみで不正蓄財に手を染めて、懲役刑を受けている。
韓国情勢に詳しい『コリア・レポート』編集長の辺真一氏は「韓国は、儒教社会で一族の結束が非常に強い。そのため、身内から成功者が出るとそこに一族郎党が群がり、与えられた特権を悪用しようとする者も出てくる。絶対的な権力を手中に収める大統領制を採用している点も、不正を横行させる一因となっている」と指摘する。
「朴氏は独身を貫いており、特に結びつきの強い夫や息子がいないという点で過去の大統領とは違う。ただ、両親が暗殺されたというトラウマを抱えている。『最後に頼れるのは身内』という思考回路に陥って、親族を重用し始めると韓国大統領の“負の連鎖”にはまり込む危険性はある」(辺氏)
朴氏も悪しき伝統を継ぐことになるのか。
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