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消息不明について説明するマレーシアのヒシャムディン運輸相代行(ロイター)
マレーシア機不明、機長犯人説を追う 自宅にシミュレーター 特殊な訓練可能
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140318/dms1403181535009-n1.htm
2014.03.18 夕刊フジ
北京行きのマレーシア航空機(乗員乗客239人)が消息を絶って18日で丸10日。有力な情報が得られないなか、ザハリエ機長(52)に疑惑の目が集中しつつある。同機は通信装置が何者かによって故意に切られた後、針路を変更していたことが判明。一連の行為には高度な知識と高い操縦技術が不可欠のため、それらの要素を兼ね備えていた機長を疑う報道が日ごとに増えているのだ。
ザハリエ機長は1981年から同航空に勤務。自宅からはフライト・シミュレーターが押収された。同航空でシミュレーター試験も主導するザハリエ機長は、会社の機器を自由に使えたはずで、「わざわざ自宅にそろえる必要があったのか」という疑問が浮上する。
通信装置が切られたマレーシア機は突然、高度を上げた後に急降下。さらにレーダーを避けるように低空を飛んだともみられている。AP通信によると、ザハリエ機長はパソコンのモニターを3台連ね操縦室を自宅に再現していたという。シミュレーターは世界各地の地形をリアルに映し出せ、自宅にいながら特殊な操縦訓練が可能だった。同機長がパソコンを操縦室に携行していたとの情報もあり、「秘密のフライトデータが持ち込まれた可能性もある」(関係者)という。
ザハリエ機長が関与したなら、問題は動機だ。
敬虔なイスラム教徒の同機長について、マレーシア警察は過激な原理主義との接点の有無なども調べている。地元メディアは、同機長が「マレーシアの野党連合を率いるアンワル元副首相の支持者だった」と指摘。アンワル氏は地方選準備を進めていた7日、同性愛の罪に問われた事件の控訴審で逆転有罪判決を言い渡され、再び政治的危機に追い込まれた。フライト前日のことだった。
同乗していたファリク副操縦士(27)に関し、マレーシア航空は17日の会見で、地上の管制官が最後の会話を交わしていた人物は録音音声から副操縦士との見方を示した。マレーシアの地上管制への最後の言葉は「了解。おやすみ」で、声に不審な点はなかったという。同時点の機長の所在は不明だ。
副操縦士をめぐっては、乗務員しか入室できないコックピットに一般人を入れた過去があると、豪テレビ局が報道。迎え入れられた南アフリカ出身の10代の女性2人と、室内で写真を撮るなどしたという。
航空専門誌『航空ジャーナル』元編集長の航空評論家、中村浩美氏は「ハイジャックの犯人像がまったく浮かばないなか、コックピット内で意思を持って行動できるのは、消去法で機長らのクルーということになる。何より、パイロットが自宅のシミュレーターで訓練するなど聞いたことがない」と指摘した。
果たして、機長は何をしたのか。
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