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マレーシア機 テロ説再浮上で「犯人特定秒読み」と専門家
http://gendai.net/articles/view/newsx/148763
2014年3月17日 日刊ゲンダイ
マレーシアのナジブ首相は乗客捜査へ/(C)AP
行方不明のマレーシア航空機(乗員・乗客239人)は、何者かが意図的に2種類の通信装置を切断し、中国行きの進路を変更したことがわかった。これを受けてヒシャムディン国防相兼運輸相代理は16日、警察当局が機長(53)と副操縦士(27)の自宅を捜索し、機長宅にあった模擬飛行装置を押収したことを明らかにした。
ナジブ首相はハイジャックの可能性をにおわせていて、米CNNテレビによると、「機長ら操縦席にいる人物」が関与した可能性が強いという。
同機は、最後の通信衛星の記録から「タイ北部からカザフスタン方面」か「インドネシアからインド洋南部」に向かったらしい。より可能性が高いのが、「インド洋南部ルート」だ。
「カザフスタンルートだと、ユーラシア大陸上空を飛行するため、近隣諸国のレーダーにキャッチされやすい。ハイジャック犯がそんなリスクを冒すとは思えず、インド洋南部ルートが濃厚です。衛星データの分析には、米国が深く関わっていて、米海軍はすでに艦船を南シナ海からインド洋方面に移動させています」(軍事ジャーナリスト・神浦元彰氏)
■米NSAの諜報活動を頼りに
ロイター通信は、「マレーシア機はおそらく燃料切れでインド洋に墜落した」と報じた。インド洋は、海域によって水深が3キロ以上ある。墜落エリアを特定できても、機体の残骸はすでに漂流し、捜索は極めて難しそうだが、それでも神浦氏は「犯人特定は秒読み段階」とみる。
「ナジブ首相が<搭乗員や乗客に捜査の重点を置く>と語ったのが、ヒントです。なぜか? この発言は、搭乗者リストを米国に提供し、米国家安全保障局(NSA)の捜査網を使って、犯人捜しを始めることを意味しているのです。亡命したスノーデンCIA元職員の暴露で明らかになったように、NSAは全世界の通信記録を傍受しています。政治家も市民も全員です。9・11の犯人が発生から3日で特定できたのも、NSAの諜報活動によるもの。乗員・乗客239人の洗い出しなら、3日もかかりませんよ」(神浦元彰氏)
ミステリーさながらの事件は、どんな結末を迎えるのか。
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