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韓国の朴槿恵大統領(ロイター)
中韓国民“低劣バトル”が反日連携に影響? 「マナー悪い」「見下された」と罵り合い
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140301/frn1403011450003-n1.htm
2014.03.01 夕刊フジ
中国と韓国の間で観光やビジネス目的の往来が活発となるなか、両国民のいさかいが頻発している。中国人観光客のマナー違反に韓国人のイライラが募る一方、中国人からは「韓流のおもてなし」に不満が爆発しているのだ。先月24日に閉幕したソチ冬季五輪をめぐっても、中韓双方のネットユーザーが罵り合いを続ける始末。露骨な「対中すり寄り外交」を展開する朴槿恵(パク・クネ)大統領には、頭の痛い現象に違いない。
昨年1年間に中国から韓国を訪れた旅行者は392万人に上り、外国人旅行者の3分の1を占めるトップ。旅行中の消費額も平均より4割以上多く、韓国にとって中国人は上得意となっている。
こうした中国人の人気を集めているのが、チムヂルバン(蒸気房)と呼ばれる韓国版健康ランドだ。
「チムヂルバンに中国人団体客がバスで乗り付けるようになった。サウナ従業員と中国人は言葉が通じないため意思疎通ができず、押しの強い中国人のやりたい放題だ」
ソウルのある日本人駐在員はこう明かす。
チムヂルバンは風呂場に食堂、ネットカフェ、仮眠室などを備えた複合娯楽施設だが、中国人観光客の振る舞いが韓国人客のひんしゅくを買っているという。
タオルを湯船にベチャベチャつける少年、湯船でガラガラとうがいをする老人、洗い場で着替えを始める男性、脱衣所のイスに真っ裸で座ってスマートフォンを使用する若者…。韓国版健康ランドは中国人観光客に“占拠”され、韓国人は憩いの場を奪われた形だ。
こうした事情もあってか、韓国人の中国イメージは悪化しているとされる。
やや古いデータだが、NHKと韓国のテレビ局KBSが2010年に行った意識調査では、中国を「信頼できる」と答えた韓国人はわずか1・1%で、韓国人が大嫌いなはずの日本(4・3%)を下回っていた。
傍若無人な中国人観光客も、韓国には不満があるようだ。
韓国紙・朝鮮日報が昨年末に行った調査で、中国人観光客の37%が「旅行中に韓国人から見下された」と回答。「韓国に実際に来てみてイメージが悪化した」と答えた。「もう二度と来るか!」と思う観光客が多いのか、韓国の文化体育観光省が12年に実施した調査によると、韓国を観光する中国人のリピート率は29%で、日本人の64・3%を大幅に下回っている。
こうした中国の嫌韓感情が爆発したのがソチ五輪だ。
ショートトラック女子1500メートル決勝では、韓国選手が中国選手を巻き込んで転倒した。同男子1000メートル決勝でも、中国選手に韓国選手が接触し、金メダルを逃す結果に終わったため、中国メディア・網易体育は「韓国選手は国際大会のたびに中国選手を妨害している」と批判。香港メディア・大公網も「韓国代表の恥知らずぶり」と報じた。
これに対し、朝鮮日報は同女子1000メートル決勝で、中国選手が韓国選手の手をつかもうとして体が触れたと指摘。中国のネットから「(中国選手の行為は)冷笑を買うような恥ずべき行為だ」というコメントを血眼になって探し出し、徹底抗戦の構えを取っている。
中韓メディアの応酬はネット世界にも波及した。
中国側からは「韓国人は卑劣すぎる下等民族だ」「平昌(ピョンチャン)冬季五輪はボイコットすべきだ」「負けるとゴネる卑屈さは、まさに狂っている」などと罵詈(ばり)雑言のオンパレード。
韓国のネットユーザーは「中国には反則という概念がないのだろうか?」「中国チームは恥を知れ」などと書き込むなど、ソチ五輪閉幕後も、場外戦はヒートアップしたままだ。
政府レベルでは、中国の習近平国家主席と朴大統領が「反日」連携を強化している。経済面でも、13年1〜10月の韓国から中国への輸出額(1500億ドル)が、初めて日本(1332億ドル)を超えた。
だが、両国民の“草の根戦争”が過熱すれば、習・朴コンビの蜜月関係も影響を受ける可能性は否定できない。
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