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株式日記と経済展望
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アメリカが仕掛けた罠に嵌った韓国政府。オバマ来韓の見返りは反日外交の
棚上げだった。強引なパククネ大統領はブーメラン外交で墓穴を掘った。
2014年2月27日 木曜日
◆「歴史は棚上げしろ」と韓国に命じた米国 2月27日 鈴置高史
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140224/260129/?P=1
韓国が日本への外交的な切り札として愛用してきた「歴史カード」。それをケリー長官は使うなと言い渡したのだ。このカードは最近、米国から「中国に寄り過ぎだ」と指摘された時の言い訳――「従中ではなく反日だ」――としても多用されている。
朴槿恵大統領が世界中で告げ口して日本に圧力をかけてきた「従軍慰安婦」など過去の問題を棚上げせよ、と言われたに等しい。
そして米大統領が日韓両国を訪問する4月下旬までに日本との関係を改善せよ、と期限まで切られた。強引に誘致した「オバマ訪韓」は時限爆弾だったのだ。
誤訳した韓国メディア
ちなみに、聯合ニュースなど多くの韓国メディアは「過去の問題を横に置いて」(to put history behind them)を「歴史を克服して」と訳している。
日本を攻撃するための「歴史カード」を「横に置け、と言われた」あるいは「棚上げしろ、と言われた」と報じれば、国民感情が傷つくと編集者が判断したのだろう。(中略)
中韓関係でも藪蛇
「オバマ訪韓」の藪蛇効果は対日外交に留まらない――。そんな懸念も広がった。訪韓が、朴槿恵政権の基本政策である二股外交を揺らす可能性が高まったからだ。
「反・朴槿恵」紙のハンギョレは解説記事「“過去への肩入れ”は避けたいオバマ……韓日に対話を求める」(2月13日)で以下のように指摘した(注1)。
(注1)この記事の日本語版はここで読める。
・(米国がオバマ訪韓を決めたのは)習近平国家主席の年内訪韓の可能性があるなかで、中国も意識したのだろう。
・米国は、韓米日3国安保協力体制の強化による対中牽制という核心的政策が(習近平訪韓で)亀裂が生じると懸念した。
・「オバマ誘致」は得より損が多いかもしれない。総力を傾けた韓日の外交戦で、米国が韓国の手をあげてくれたのだ。
・それだけに韓国も何か“代価”を払わねばならない。オバマ大統領は訪韓の際、韓米協調を巡って協議すると見られる。
対日戦勝利がブーメラン
国際政治学者の文正仁(ムン・ジョンイン)延世大学教授は中央日報に寄稿した「オバマ訪韓、『タダ』の昼食はない」(2月17日)で「歴史問題を巡り日本と和解しろと米国が韓国にごり押しするのではないか」と懸念した。さらに中国との関係でも以下のような警戒感を示した(注2)。
(注2)この記事の日本語版はここで読める。
・日本への外交的勝利であるオバマ訪韓が、ブーメランとなって戻ってくる可能性がある。
・中国を意識した朴槿恵政権の東北アジア平和協力構想と、オバマ政権のアジア・太平洋再均衡政策を調整する問題が伏兵として登場するからだ。
・国際関係には「タダ」はない。オバマ訪韓が両刃の剣になりかねないという事実を認識して準備を進めなければならない。
米国の掘った落とし穴
遠回しの表現で分かりにくいが、はっきり言えば「オバマ大統領は、中国に接近する朴槿恵大統領を説教する場として韓米首脳会談を活用するだろう。それをどう防ぐか対策を建てよう」ということだ。
「日本のオウンゴール」と大笑いしていた韓国人が、自らの「オウンゴール」に気が付いて、やきもきし始めた構図だ。ただ、事実関係を綿密に調べると、韓国の自殺点とばかりは言い切れない。米国が掘った落とし穴に韓国がはまったと見られる部分もあるからだ。
(私のコメント)
外交問題は強硬一辺倒でもうまくはいかない。場合によっては譲歩に譲歩を重ねていって、相手が引っ込みがつかないところまで出てきたら、おもむろに致命的打撃を与える事が外交で勝つ秘訣だ。中国にしても反日外交が行き過ぎて日本企業の工場まで焼打ちにしてきましたが、それは中国経済にとって致命傷になるだろう。
韓国にしても、全米に従軍慰安婦の像を立てていますが、引っ込みのつかないところまで行ってしまったようだ。日本の譲歩に譲歩を重ねる戦略は皮を切らせて骨を切る戦略であり、中途半端な所で反撃すると相手に逃げられる恐れがある。アメリカなどもこのような戦略を仕掛けて来ることがありますが、韓国に仕掛けて韓国は見事にアメリカの罠に嵌ってしまった。
アメリカが仕掛けた罠とは、オバマ大統領のアジア歴訪であり、日本とフィリピンとマレーシアが想定された。そうすると韓国が慌てて韓国にも寄るように要求して来るだろうことは想定されていた。日本にだけ寄って韓国を素通りする事は、日本を一方的にアメリカは支持したことになると韓国は考えるからだ。
だから韓国政府は、死にもの狂いでアメリカ政府に働きかけてオバマ大統領の韓国訪問を実現させた。しかしアメリカはそれに対して条件を突き付けたはずだ。それは日韓首脳会談を行う事と従中外交の行き過ぎを止めさせることだ。はたして韓国政府が約束を守るかどうかは分かりませんがオバマ大統領の訪韓が実現した。
もし3月中に安倍・パククネ会談が行われなければオバマの訪韓はキャンセルされるかもしれない。あるいは約束を守らずにオバマの訪問だけが行われるかもしれませんが、同じ手は何度でも使える。韓国人のプライドの高さは日本に負ける事を許さない。だから日本にだけアメリカの大統領が立ち寄る事は韓国人のプライドが許さない。
その点では日本人はアメリカにバカにされ続けてもおとなしくしているからこの手が使えない。ケリー国務長官は中国と韓国にだけ立ち寄って日本には立ち寄りませんでしたが、日本人が鈍いせいか何の問題にもならなかった。オバマが韓国に寄って日本訪問をキャンセルする事があっても問題にはならないだろう。
日本政府は国賓待遇でオバマ迎えようとしましたが韓国政府に邪魔されてできませんでしたが、韓国政府のゆとりの無さが韓国自身を追い詰めている。韓国に歴史を見れば自主独立の歴史がほとんどなく大国に従属する外交に終始してきた。韓国にとって大国とは中国王朝の事であり、単独では中国に立ち向かえない地政学的な弱点がある。
韓国は先祖がえりをして従中外交に戻ろうとしていますが、韓国の反日は中国への事大なのだ。東アジアの歴史は中国と日本の対立の歴史であり朝鮮半島がその舞台になった。現代では米中の対立に舞台になっていますが、オバマの弱腰外交を見て韓国は中国寄りの外交を取るようになった。
中国政府から見れば、韓国と日本は同じであり脅せば屈すると思っているのでしょうが、韓国はそうでも日本は脅せば逆に対抗手段を打ってくる。レアメタルを禁輸しても日系企業を焼打ちしても屈するどころか逆に対抗してくる。そこで中国は韓国に命じて反日攻勢をかけていますが、事大主義の韓国は中国には逆らえない。
韓国は、北朝鮮の暴走を抑えてもらうために中国寄りになったのに中国はちっとも北朝鮮を抑えてはもらえない。自国の防衛を他国に頼るからそうなるのですが、韓国人にはその自覚が無い。戦争するより支配される事を選ぶ国だ。たとえ負けるにしても痛手を負わせることが出来れば大国も無茶な事は出来なくなりますが、韓国人にはそれが出来ない。
ベトナムはアメリカと戦争して勝ち、中国の侵入を撃退した。ベトナム人に出来て韓国人に出来ないのは韓国人がだらしがないからだ。韓国の歴史は外国と戦争して勝った歴史が無く勝ったとしても高句麗は韓国人の国ではない。4世紀ごろには新羅や百済は倭の国の支配下となり秀吉の時代にも侵略を受けた。最近では日韓併合がありますが、朝鮮半島は日中の勢力争いの舞台となった。
このような歴史を見れば韓国が中国のお先棒を担いで反日になるのは必然であり、日本人には分かってもアメリカ人には分かりにくい。韓国の離米従中はアメリカの弱体化を見越したものであり、オバマの弱腰外交が多くの親米国家の離反を招いている。アメリカが中国と手を組めば、それ以外の国はアメリカから離れて行く。
逆にアメリカと中国が対立すれば多くの国は中国から離れてアメリカに靡くだろう。オバマは親中派の大統領だからタイでもウクライナでもシリアでも内戦や暴動が起きていますが、世界の警察官が居なくなれば世界は動乱の時代を迎える。朝鮮半島でも大きな内乱が起きる可能性がある。韓国の反日の付けは大きなものになるかもしれない。
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