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【凄む中国 狂う世界】中韓、反日を超越し「卑日」に突入 安重根を英雄視させる狙い
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140218/frn1402180715000-n1.htm
2014.02.18 夕刊フジ
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記念館に設置された安重根の像=(共同)
★(1)
中国の習近平国家主席と、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領による、新たな中韓関係となって約1年。日本に対する中韓合作での“暴挙度”は飛躍的にレベルアップしている。
今年1月、安重根(アン・ジュングン)義士紀念館(中国語で『記念館』は『紀念館』と記す)が、日本の初代内閣総理大臣で、初代韓国統監を務めた伊藤博文が暗殺された中国黒龍江省ハルビン駅に開館した。
朴氏が昨年6月に訪中した際、同駅での記念碑設置をおネダリし、習氏がそれに応えた格好だ。中国政府は、安倍晋三首相による昨年12月の靖国神社参拝を受け、当初の「記念碑」設置予定を急きょ格上げし、「記念館」設立へと踏み切ったらしい。
記念館の開館式典では、黒龍江省の副省長が「安重根は1世紀以上、人々に慕われてきた」などと語ったが、嘘くさい。では、なぜ遺骨が発掘されないどころか、葬られた場所すら不明なのか?
中国外交部の洪磊副報道局長は開館翌日の定例会見で「安は著名な抗日の義士であり、中国人民の尊敬を受けている」と、いつものこわもてで押し通したが、これもおかしい。最近まで、中国メディアの大半は、安重根を呼び捨て(時々、抗日烈士)にしており、呼称がいきなり「義士」に昇格したのをどう説明するのか?
そして、韓国外交部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官も「わが国はもちろん、国際的にも(安重根は)尊敬を受けている英雄だ」と、ファンタジー発言を披露してくれた。
百歩譲って、安重根関連の資料が、朝鮮族も多いハルビンや旅順などに、常設や特設で展示されていたことは知っている。だが、約14億の中国人民の99%以上にとっては「無関係な人」「知らない人」のはずだ。
何より、チベット族やウイグル族、モンゴル族まで「中華民族だ」と言い張る中国共産党にとって、安重根のような民族主義者は、最も排除したい対象だったのだ。
日本人にとってのテロリストを今さら、中韓で美化してクローズアップする狙いは何か。初代内閣総理大臣である伊藤博文を「侵略者」のレッテルで卑下することで、安倍首相も同類に仕立てることだろう。
世界に向けて、「安倍政権で軍国主義が復活」「反省しない日本は虚偽の歴史ばかりを語る」「(南京や慰安婦問題で)日本人は残虐非道な民族」などと喧伝し、安倍首相を孤立させ、日本の左翼や左傾化したメディアを囲い込みつつ、たたきのめしたいのだろう。
習・朴コンビの中韓工作活動は、「反日」を超越して「卑日」という新たなフェーズへ突入した。しかも、鳩山由紀夫元首相が「南京大虐殺」で、村山富市元首相が「慰安婦問題」で、中韓の片棒を担いでいる。やれやれ。
■河添恵子(かわそえ・けいこ) ノンフィクション作家。1963年、千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼寧師範大学へ留学。主な著書は「中国崩壊カウントダウン」(明成社)、「豹変した中国人がアメリカをボロボロにした」「だから中国は日本の農地を買いにやって来る」(産経新聞出版)など。
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