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株式日記と経済展望
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犠牲国を装ってきたオーストリアが最終的には戦争責任を認めざるを得なくなった
ように、韓国は、「犠牲国」役を放棄し、戦争責任を認めなければならない。
2014年2月6日 木曜日
◆韓国の「歴史の見直し」はどうしたか --- 長谷川 良 2月5日
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140205-00010004-agora-pol
「ヒトラーはドイツ人、ベートーベヴェンはオーストリア人だ」
オーストリアに住みだした直後、よく耳にした話だ。しかし、事実は逆だ。アドルフ・ヒトラーは1889年4月20日、現オーバー・エステライヒ州のブララナウ生まれの生粋のオーストリア人であり、ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは音楽ファンなら誰でも知っているように、1770年12月ボンで生まれたドイツ人だ。
少しでも歴史を知っているならば、すぐ分る嘘をオーストリア人は他所から来た者にそれとなく呟くのを耳にしたことがある。オーストリア人にとって、戦争犯罪者アドルフ・ヒトラーが自国出身者であったことを出来れば忘れたいし、「楽聖」ベートーヴェンは1827年3月26日、肝硬変でウィーンで亡くなったこともあって、「オーストリア人だ」と誇りたくなる気持ちは理解できる。
しかし、事実の前にはオーストリア人もどうすることもできないが、オーストリアは戦後、「ヒトラー・ナチス政権の戦争犯罪はドイツ軍の責任であり、戦争時にはわが国はドイツに併合されていた。わが国はナチス政権の最初の犠牲国だ」と久しく主張してきた。
オーストリアにとって幸いだったことは、「モスクワ宣言」(1943年11月)がオーストリアをナチス政権の犠牲国と認定したことだ。同宣言はルーズベルト米大統領、チャーチル英首相、スターリン・ソ連首相の3人によって公表された声明文で、第2次世界大戦中の残虐行為を戦争犯罪と指定し、主にドイツ軍将兵とナチス党員がそれに該当とする明記している。オーストリアは1938年、ドイツに併合されたが、「モスクワ宣言」で「オーストリア併合」は無効と宣言されたのだ。
オーストリアは「モスクワ宣言」を唯一の拠り所として世界ユダヤ協会からの戦争責任の追及をかわしてきた。しかし、ワルトハイム大統領(任期1986年7月〜92年7月)の戦争責任容疑問題が国際問題となり、同大統領自身は戦争犯罪の関与を否定したが、再選出馬を断念せざるを得なくなるなど、世界ユダヤ協会や国際世論の圧力が高まっていった。
そこでフランツ・フラ二ツキー首相(任期1986年6月〜96年3月)はイスラエルを訪問し、「オーストリアにもナチス戦争犯罪の責任がある」と発言し、ユダヤ人民族に初めて謝罪を表明した。同発言はオーストリア・イスラエル両国関係を正常化に導いた「歴史的な発言」として高く評価された。オーストリアが「犠牲国」から「加害国の一国」(Mittaterschaft)」と歴史の見直しを下した瞬間だったのだ。
ここまで書いてくると、オーストリアの戦後の歴史は、反日攻撃を繰り返している韓国の歴史とよく似ていることに気が付く。
韓国はこれまで日本軍の戦争の犠牲国と主張してきたが、日本が戦争を始めた時、韓国は既に日本領土であり、多くの朝鮮人青年が日本軍兵士として戦った。朴槿恵・現大統領の父親、朴正煕(大統領)は日本陸軍士官学校を卒業後、満州国軍歩兵第8師団に配属され参戦し、満州国軍中尉で終戦を迎えたことは周知の事実だ。
ヒトラーに強制的に併合されたとはいえ、多くのオーストリア人はヒトラーを歓迎し、ナチス軍兵士として戦争に参戦したように、韓国も日本に強制的に併合されたとはいえ、戦争時、日本軍と共に戦争に参戦した事実は変わらない。そしてオーストリアが久しく犠牲国を主張してきたように、韓国も同じように犠牲国を主張し、これまで「正しい歴史認識」を意図的に避けてきた。
犠牲国を装ってきたオーストリアが最終的には戦争責任を認めざるを得なくなったように、韓国は本来、オーストリアと同様、「犠牲国」役を放棄し、戦争責任を認めなければならない。それこそ朴槿恵大統領が頻繁に主張する「正しい歴史認識」だろう。韓国の反日攻勢は日本の戦争責任を追及するというより、自国の戦争責任への追及をかわす戦略ではないか、といった疑いすら浮上してくる。
ただし、日本に併合された朝鮮民族がさまざまな迫害、差別、弾圧を受けたことは事実だ。しかし、それらは厳密にいえば、戦争の被害ではない。欧米列強国の植民地支配下で多くの原住民が迫害されたように、朝鮮民族も支配国・日本によって不本意な生活を強いられたのだ。
韓国側にとって不利な点は、「モスクワ宣言」のように、日韓併合を無効宣言するような外交文書が当時、存在しないことだ。しかし、韓国が戦争責任を免れたのは、オーストリアの戦争責任を執拗に追及したユダヤ民族のような存在がなかったからだ。それをいいことに、韓国自身がユダヤ民族の役を演じ出したわけだ。韓国に求められることは、フラ二ツキー首相のように勇気ある決断を下せる政治家の出現だ。
ちなみに、韓国とオーストリア両国は戦後の歴史が酷似しているだけではない。両国は不思議な縁がある。韓国初代大統領、李承晩大統領の夫人はウィーン生まれのフランチェスカ・ドナー夫人だったのだ。
(私のコメント)
日本と韓国の関係は、ドイツとオーストリアの関係に近い。しかしオーストリアはモスクワ宣言で併合を無効宣言している。韓国は同じように併合されましたが中立ではなく日本軍と共に戦った。またオーストリアのような無効宣言も無い。
むしろアドルフ・ヒトラーはオーストリア人であり、オーストリアがドイツを乗っ取って併合したとも言える。事実ヒトラーはウィーンで凱旋演説をしている。ワルトハイム大統領はナチスの将校であり、はたしてナチス政権の犠牲者と言えるのかどうか疑問だ。同じように韓国人でも日本軍の将軍になった人もいるし、将校もたくさんいた。決して植民地兵として駆り出されたわけではない。
オーストリアはモスクワ宣言をもとにナチス政権の犠牲者としてふるまってきたが、フランツ・フラ二ツキー首相は、「オーストリアにもナチス戦争犯罪の責任がある」と発言し、ユダヤ人民族に初めて謝罪を表明した。また、朴槿恵・現大統領の父親、朴正煕(大統領)は日本陸軍士官学校を卒業後、満州国軍歩兵第8師団に配属され参戦し、満州国軍中尉で終戦を迎えている。
韓国は、当初のオーストリアのように犠牲国家として弁解してきましたが、加害者としての責任を逃れようとしている。本来ならば中国やフィリピンやベトナムなどが、朝鮮人だって日本軍として酷い事をしてきたと告発してもいいはずですが、韓国政府はそれを受け入れない。さらに韓国軍はアメリカ軍と共にベトナム戦争に参戦してベトナム人にかなり残虐な事をしている。
歴史を直視しなければならないのは韓国であり、オーストリアのように韓国も戦争責任を認めるべきだ。朝鮮人の日本軍軍人軍属は24万人余りであり、2万人余りが犠牲になった。さらにはBC級戦犯として処刑された朝鮮兵も148人いたという事ですが、韓国政府はこのような事実を直視すべきであり、韓国は歴史教育で戦勝国として教育しているが間違いだ。
韓国がオーストリアよりも連合国からの批判を免れているのは、韓国は朝鮮戦争でもベトナム戦争でもアメリカ軍と共に戦っているし、だからアメリカは韓国を戦犯国として批判しにくい。その点では日本は朝鮮戦争にもベトナム戦争にも参加していないからアメリカの風当たりはきつくなる。自衛隊がもしアメリカ軍と共に血を流せば靖国神社に祭られて、総理大臣が参拝しても「失望した」発言はできなくなるはずだ。それが韓国との違いになる。
◆韓国人は戦争の加害者である 2月1日 池田信夫
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51886362.html
何度も書いたが、意外に多くの人が錯覚しているのであらためて書いておこう。1910年から45年まで、朝鮮半島は日本の領土だった。したがって韓国人は第2次大戦の被害者ではなく加害者である。
ウィキペディアによれば兵士の定員に対して50倍以上が志願し、合計242万人の朝鮮人兵士が戦地におもむいた。だから中国人はともかく、韓国人が靖国参拝を批判するのは筋違いである。そこには彼らの祖先もまつられているからだ。
山本七平の描いた洪思翊中将も、靖国にまつられている「英霊」の一人である。彼は(朝鮮籍の)日本人として中国軍と戦い、南方で終戦を迎えてB級戦犯として処刑された。彼は陸軍士官学校を卒業して朝鮮人としては異例の中将まで昇進し、部下を集めた就任演説で「私は朝鮮人であるが、天皇陛下の命により今日からこの中隊を預る」とのべたという。彼が創氏改名しなかったのも当時は異例だったが、創氏改名が強制ではなかった証拠である。
彼の容疑は南方方面軍の兵站監部総監として捕虜に食料を十分あたえなかったという捕虜虐待だったが、本書が詳細な裁判記録で明らかにしているように彼は無実だった。これは冤罪だとして助命運動が起こったが、彼は法廷では沈黙を守った。
その理由は彼の口からは語られなかったが、BC級戦犯裁判も東京裁判と同じく政治的儀式であり、それが公平に行なわれることは期待できないと達観していたのだろうか。それともクリスチャンだった彼は、イエスのように朝鮮人兵士の罪をあがなうために処刑されたのだろうか。
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