猪木氏の訪朝は昨年１１月に続き２８回目で、１２月の張成沢元国防副委員長の処刑後は初めて。猪木氏は出発に先立ち羽田空港で記者団に「張氏の処刑があり体制が多少変わった中で、前回約束した議員訪朝団などについて確認する。行きたいという人は随分いる」と述べた。スポーツと平和に関する大規模なイベントを今夏に平壌で開催することも明らかにした。

　昨年１１月の訪朝時、猪木氏は自らが理事長を務めるＮＰＯ法人「スポーツ平和交流協会」の平壌事務所を開設した。

　国会議員団受け入れをめぐっては、張氏処刑後に北朝鮮側から「約束はまったく変わらない」との連絡があったと説明している。

　日本政府は北朝鮮制裁の一環として、国民に渡航自粛を求めている。（共同）

☮http://www.sanspo.com/geino/news/20140112/pol14011210290001-n1.html

【平壌１月１３日発朝鮮中央通信】日本国会参院議員猪木寛至氏と一行が１３日、空路平壌入りした。−−−

・http://www.kcna.kp/siteFiles/img/201401/thumbnail/MM00020696.jpg
・http://www.kcna.kp/siteFiles/flv/201401/MM00020700/MM00020700.jpg

金日成主席と金正日総書記の銅像を訪れて日本国会参院議員一行が敬慕の念表す

【平壌１月１３日発朝鮮中央通信】万寿台の丘にある金日成主席と金正日総書記の銅像を訪れて１３日、日本国会参院議員猪木寛至氏と一行が敬慕の念を表した。
賓客らは、銅像に花束を進呈し、あいさつした。―――

・http://www.kcna.kp/kcna.user.home.retrieveHomeInfoList.kcmsf

【平壌１月１５日発朝鮮中央通信】朝日友好親善協会顧問である朝鮮労働党中央委員会の金永日書記は１５日、訪朝中の日本の特定非営利活動法人スポーツ平和交流協会理事長である日本国会参院議員の猪木寛至氏と一行に会って談話を交わした。―――

☮http://www.kcna.kp/kcna.user.home.retrieveHomeInfoList.kcmsf

金正恩元帥に日本国会参院議員が贈物

【平壌１月１５日発朝鮮中央通信】金正恩元帥に訪朝中の日本の特定非営利活動法人スポーツ平和交流協会理事長である日本国会参院議員が贈物をした。
贈物を猪木寛至議員が１５日、朝日友好親善協会顧問である朝鮮労働党中央委員会の金永日書記に託した。―――

祖平統代弁人談話

【平壌1月１６日発朝鮮中央通信】金正恩元帥は歴史的な新年の辞で、朝鮮半島の緊張を緩和して平和を守り、北南関係を改善するための原則的で誠意ある立場を闡（せん）明した。
元帥の新年の辞は今、全同胞と全世界の大きな支持と共感を呼んでおり、内外の世論は今年に朝鮮半島の情勢が緩和し、北南関係が改善されて和解と平和、統一の新しい局面が開かれることを望んでいる。
ところが、南朝鮮では年頭から好ましくない挑発的妄言が飛び出し、火薬のにおいが漂う北侵戦争演習騒動が繰り広げられて年明けの希望に満ちた雰囲気を壊した。
特に、内外の一様な懸念と反対にもかかわらず、２月の末から数カ月間にわたって大規模な「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル」合同軍事演習を強行するということが公然と宣布され、軍事境界線付近に米軍侵略武力が大々的に増強されるなど、驚愕すべき事態が生じている。
今回の「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル」合同軍事演習では、米軍とかいらい軍の大型輸送機、上陸艦、高速上陸艇、ホバークラフト、上陸装甲車をはじめ海上および空中戦争装備が数多く動員され、日本の沖縄にある悪名高い米第３海兵機動軍が投入されて１９８９年の「チーム・スピリット」合同軍事演習以降、最大規模の連合上陸訓練を行うという。
米国とかいらい好戦狂らは、今回の訓練の目的が「北の急変事態」に備えて北の核施設掌握と平壌占領にあるということを公にけん伝している。
これは、わが共和国に対するもう一つの重大な軍事的挑発として、われわれの善意と内外の世論に対する正面切っての挑戦である。
われわれは、このような無謀な戦争狂乱がまさに、南朝鮮の執権者の新年記者会見とタイミングを合わせているという点を特に注目している。
前では、北の新年の辞を歓迎するとし、「離散家族の面会で初のボタンをよく取り外して南北関係において新しい契機と対話の枠組みを作っていけるようになることを希望する」と力説し、後ろに回っては同族に反対する戦争演習を行おうとすることを一体、どう見ればいいのかということである。
生じた事態は、南朝鮮の執権者の言葉が偽りであり、胸中は悪巧みをしているということを示している。
今まで、北南関係は南朝鮮で毎年繰り返される戦争演習のために莫大な被害を受けてきた。
毎年、年頭から丸一年間「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル」「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」という戦争演習で情勢を極度に悪化させて時間を無駄にしながら、北南関係において果たして何ができるのか。
北南関係は、こんなふうに数十年の歳月を流してきた。
それで得たのは、緊張激化と戦争危険性の増大、北南関係の破局しかなく、同族間の反目と嫉視、敵対感は極度に至った。
このような悪循環をこれ以上放任することはできない。
こんにちの現実こそ、朝鮮半島で誰が緊張緩和と平和を心から願い、誰が対決と戦争を追求し、北南関係の改善を妨げる偽善者、挑発者は誰なのかをはっきり示している。
かいらい一味が外部勢力と共に北侵戦争演習のようなきわめて重大な挑発をしかけてきながら、誰それの「挑発」についてけん伝していることこそ、盗人猛々しいことの極致である。
今、米国とかいらい一味は自分らの好戦的正体があらわになって内外から非難の声が高まることにあわてて、「定例的」だの、「防御訓練」だのとけん伝しているが、そのような欺まん的で破廉恥な詭（き）弁が今や、誰にも通じないということを知らなければならない。
米国とかいらい好戦狂らがまたもや、大規模な北侵核戦争演習を宣布したのは、北南関係の改善と対話に対する全面否定であり、ひいては核全面対決戦の宣戦布告にほかならない。
われわれは、米国と南朝鮮当局に朝鮮半島の情勢と北南関係を破局へ追い込み、破滅を招く危険極まりない軍事演習を中止することを厳かに警告する。
もし、われわれの警告にもかかわらず、北侵核戦争演習を強行しながら、あくまで軍事的挑発をする場合、北南関係が破局的危機に瀕するようになるのは言うまでもなく、想像を絶する惨禍と災難が生じかねないということを銘記すべきである。
チュチェ１０３(２０１４)年１月１５日
平 壌

◐http://www.kcna.kp/kcna.user.home.retrieveHomeInfoList.kcmsf

日本の新藤総務相が1月1日に靖国神社を参拝して、戦争で死んだ英霊に対する尊敬の念を込めて参拝したの、二度と戦争が繰り返されないことを願い、平和に対する念願を新たにしたの、何だのと公言した。

靖国神社にある戦犯の魂を慰め、軍国主義の亡霊を復活させて日本をまたもや海外侵略戦争の道に導こうとするのが新藤のような日本の反動層の邪心である。

彼らが二度と戦争をしてはならないという考えを固めたの、平和の大切さを再び刻み付けたの、何だのと並べ立てたのは国際社会の憤怒を沈めるための欺まん的なたわごとに過ぎない。

靖国神社に日本における政治家を自称する「紳士」らが次々と参拝しているのは軍国主義に対する社会的「尊敬心」と偶像化を生じさせて日本の国民を「軍国主義的愛国心」で再武装化しようとするところに重要な目的がある。

一言で言って、現日本国民も戦没者のように軍国主義海外侵略のための道で「サクラ」のように散ることを「栄光」に、「栄誉」に刻み付けて「強い日本を取り戻すための道」に決起しなければならないという思想を植えつけようとするところにある。

しかし、日本の反動層はその道が決して、日本の繁栄のための道ではないということを銘記しなければならないとし、国際社会は日本がまたもや戦争の道に進もうとすることに対して絶対に許さないだろう。

◐http://www.naenara.com.kp/ja/news/news_view.php?19+1354

【平壌１月１６日発朝鮮中央通信】日本国会参院議員猪木寛至氏と一行が１６日、帰国した。
一行は滞在期間、馬息嶺スキー場を参観した。―――

・http://www.kcna.kp/kcna.user.home.retrieveHomeInfoList.kcmsf