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株式日記と経済展望
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韓国紙のネット版の書き込み欄には「外交の天才、我らが朴槿恵大統領!」
という称賛と「韓国に逆らう日本はもう終わりだ」との快哉とがあふれた。
2013年12月17日 火曜日
◆天動説で四面楚歌に陥った韓国 保守系紙も相次ぎ朴槿恵の外交を批判 12月17日 鈴置高史
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131211/256927/?n_cid=nbpnbo_top_updt
「天動説で四面楚歌に陥った」――。韓国では保守系紙までが外交批判に乗り出した。しかし朴槿恵大統領は動じる風もない。北朝鮮の政変で米国の助けが大いに必要になりそうというのに。
北朝鮮と日本が嘲笑う韓国
韓国の現状を「四面楚歌」と評したのは中央日報のカン・ヨンジン論説委員だ。「荒波の東アジア――楚の歌が聞こえないのか」(11月29日)で以下のように書いた(注1)。
(注1)この記事はここで日本語で読める。
・米国は中国包囲網に加われと圧迫を加えてくる。中国も韓国の最大交易国であることをさりげなく示しながら、立場をわきまえて振る舞えと言う。
・米日と中国との間で動きがとれなくなっている韓国を、北朝鮮は陰湿に嘲笑う感じだ。日本もそんな韓国の苦境を苦笑する雰囲気だ。韓国は四面楚歌の境遇にある。
外交の天才、我らが大統領
「四面楚歌」とは大げさな――と思う日本人も多いだろう。確かに日韓関係は国交樹立以来、最悪だ。しかし韓国は、米国や中国とは表面的にはさほど関係が悪化しているわけではない。双方から踏み絵を迫られ始めたに過ぎない。
韓国人のこのしょげ振りは、少し前までの異様な高揚感の反動だ。「我が国は米中双方と極めて良好な関係を築いた。両大国の力を使って日本を思う存分に叩いている」と韓国人は信じていた。
要は米中間での二股外交なのだが、韓国紙のネット版の書き込み欄には「外交の天才、我らが朴槿恵大統領!」という称賛と「韓国に逆らう日本はもう終わりだ」との快哉とがあふれた。
風向きが一気に変わったのは10月2日、米国が日本の集団的自衛権行使容認に賛成してからだ。韓国は自分が反対しているのだから米国は「行使容認」に反対するはず、と思い込んでいた。
その思惑が大きく外れたため、韓国では米国に対する不信感や「中国と同盟しよう」との声が噴出した(「日米同盟強化で逆切れした韓国」参照)。(中略)
大国を操る高揚感
ただ、それだけではない気もする。論説委員ら韓国の指導層がいくら中国傾斜に警鐘を鳴らしても、普通の韓国人は「米中を操り日本を叩く、魔法のような朴槿恵外交」を依然、愛しているからだ。
韓国人学者、ウ・スグン東華大学(中国)教授が毎日経済新聞に寄せた記事「激浪の中の東アジア、韓国外交はどこへ?」(11月4日)がその象徴だ。以下の通りだ。
・韓国は米国から「日本の集団的自衛権の行使容認」を言い渡されてしまった。蜜月だった中国との関係も微妙になるかも知れない。
・しかし、我が国の強くなった位置を十分に知るべきだ。20世紀の韓国が小学生なら、21世紀の韓国は大学生の体格を持つ。
・米中を「左の青龍、右の白虎」(両脇に控えさせる護衛役)として活用すれば、我が国の国益を極大化できる。
永い間、大国に翻弄され自分で国の運命を決められなかった悔しさを噛みしめる韓国人。その彼らが一度手にした「大国を操る」高揚感を捨て去るのは容易ではない。
そして、いくら韓国の大統領に力があるといっても、国民の夢を壊すほどの力はないのだ。
(私のコメント)
最近のテレビ朝日のTVタックルでは中国や韓国との外交問題を取り上げなくなりましたが、中国の防空識別圏問題や韓国のパククネ反日外交や北朝鮮の張氏処刑など話題山積なのに、老人問題ばかり取り上げている。お笑いネタとしては中億や韓国の外交は一番の材料になるはずですが、三時間特番でもやらなかった。
特定秘密保護法案については少しやりましたが、国会議員でも法律となると理解していない人が多くて、森担当大臣の説明も石破幹事長の発言も誤解も招くような発言が多くて国民も訳が分からなくなる。このようなお笑い番組で解説してくれればいいのですが、要するにおしゃべりな政治家や役人の口から国家の秘密が漏れるのを防ぐ法案だ。
日本の総理大臣や各大臣は、記者会見やら国会答弁で何度もしつこく質問されるとつい国家の秘密までもしゃべってしまう事がある。マスコミの記者はそれを大々的に報じるから、日本の政治状況は海外に筒抜けになり、外交交渉で不利益な状況に立たされる。安倍総理は何を考え石破幹事長が何を思っているかが海外に筒抜けだ。
それに対して、韓国のパククネ大統領は就任以来一度も国内の記者会見を開いていないそうですが、担当報道官の記者会見だけだ。アメリカにしても大統領や各長官の直接の記者会見は少なく、毎日の報道は担当報道官の質疑応答だけだ。オバマ大統領に直接質問できるのは来賓との記者会見の時だけであり、質問は限られる。
韓国にしてもアメリカにしても大統領制だから、国会に拘束されて答弁させられる事は無い。オバマ大統領にしても直接記者会見する事はめったになく、演説もプロンプターに書かれたことを読み上げられるだけの演説だ。その演説原稿はスピーチライターが書く。つまりアメリカの大統領や各長官自身がどのように考えているかを知る機会は少なく、状況はつかみづらい。
韓国にしても同じであり、パククネ大統領の素顔がなかなか見えない。姿を現すのは外交の舞台だけで内政ではどのような政策が行おうとしているかがパククネ自身の発言はつかみづらい。国際的な外交ではこのように手の内は隠しておいたほうが良く、外交論戦は担当報道官やマスコミ報道を通じて行われる。
ましてや中国や北朝鮮の首脳が何を考えているかは全くの不明であり、習金平の記者会見やパククネの国内記者会見は今まで見たことが無い。オバマ大統領が日本の首相と会談したがらないのは情報が公開されすぎて、安倍総理の情報は十分すぎるほどあるからだろう。外務省の高官からも情報は入ってくる。
外国のスパイにとっては日本ほど情報が取りやすい国は無く、日本の政治状況は外国に筒抜けだ。それに対して中国や北朝鮮は全く分からないし、韓国やアメリカの政治状況は報道官を通じた記者会見しかわからない。その点では秘密は守られているが、日本では首相や大臣が直接毎日のように直接記者会見するから大臣の資質などが手に取るようにわかる。
韓国のパククネ大統領の反日外交は、アメリカと中国の両大国の威光を利用しながらの対日批判は国民の喝さいを浴びている。韓国は歴史カードを使えば中国もアメリカも韓国を支持してくれると計算していた。しかし中国から見れば北朝鮮も韓国も中国の子分に過ぎず、アメリカから見ても韓国は保護国に過ぎない。その韓国が両大国を利用して日本いじめをしている。
韓国のパククネの戦略は、中国に北朝鮮を抑えてもらい、アメリカに日本を抑え込んでもらう戦略であり、鈴置氏が書いているように、『米中を「左の青龍、右の白虎」(両脇に控えさせる護衛役)として活用すれば、我が国の国益を極大化できる。』と言うものであり韓国国民の喝采を浴びた。もし米中を操る事が出来ればこれほど痛快な事は無いだろう。
しかしこれはとんでもない錯覚であり、後でしっぺ返しを米中から食らうだろう。これはパククネが受けてきた韓国の歴史教育に原因があり、韓国の歴史はファンタジーに満ち溢れている。朝鮮戦争であれほどの惨劇を受けたばかりだというのに、アメリカや中国を操れるというのはお笑い草だ。だから朝鮮は南北に分断されて400万人の死者を出した。
アメリカや中国は冷酷非情な超大国であり、決してサンタクロースのような国ではない。おそらく韓国の歴史教育に問題があるのでしょうが、2000年間も大国に蹂躙され続けてきた。韓国はアメリカや日本からの経済援助で先進国の仲間入りをしましたが、97年には経済破綻してIMFの管理下に置かれて、韓国の銀行や大企業は外国資本の乗っ取られてしまった。
そのような状況でパククネの米中の超大国を操る高揚感に危うさを感じますが、さすがに最近の韓国マスコミも警鐘を鳴らすようになった。このような警鐘はパククネには届いていないようですが、『普通の韓国人は「米中を操り日本を叩く、魔法のような朴槿恵外交」を依然、愛しているからだ。』ということです。
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