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ソウル近郊「反日スポット」ここまでやるか![大新聞が報じない「韓国」の馬脚]〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131212-00010001-shincho-kr
Book Cafe 矢来町ぐるり 12月12日(木)11時46分配信
[韓国人の理不尽な反日意識は、朴槿恵大統領が誕生してからというもの、火勢を増すばかりだ。それは教育もさることながら、そこかしこに設けられた「反日スポット」という酷い“種火”によって、かの国の人々が、嘘に立脚した憎悪の炎を絶やさないからである。]
日本が統治時代に行ったという“非道”が、今なおそれほど憎いなら、「人のふり見てわがふり直」したほうが、国際的にもよほど尊敬されるのに、韓国の方々には、そんなことはまるで意中にないらしい。さる韓国人ライターは、
「とりわけ、60代以上の世代は、台風が日本に向かうと聞けば“日本人は全員死ねばいい”と言うし、東日本大震災で発生した巨大津波に対しても、“植民地時代の天罰”なんて平気で言っていましたからね」
と呆れ顔だが、口にするだけならまだしも、それを公共建築によって“造形”してしまうとは、もはや我らの想像を絶している。最近完成したソウル市の新市庁舎、通称「ツナミ」のことである。全面ガラス張りで、波の曲線美を強調したその巨大建築は、
「見るからに東日本大震災の大津波そのままの形で、不謹慎極まりない」
と、国際部の記者も憤りを隠さない。
「1926年の日帝統治時代に建てられた旧市庁舎は、老朽化に加え、上空から撮影した際に、ある問題が指摘されていました。建物の配置が“心”という文字を描いていて、それを見たソウル市民は“日本政府が朝鮮半島を侵略したとき、風水の力で朝鮮民族の心を支配しようと気を通した証拠だ”と訴え、取り壊しの機運が高まりましてね」
風水にからんだ話には後にも触れる。いずれにせよ、言いがかりに過ぎないが、
「結局、旧市庁舎の正面だけを残し、後ろに旧庁舎を今にも飲み込もうとする津波をモチーフに、新庁舎が建てられたのです」(同)
3・11の悪夢が生々しい東北の方々がこれを見たら、どう思うか。“非道”としか呼びようがあるまい。
「今、一番熱い反日スポットといえば、日本大使館前です。2年前に無許可で設置された慰安婦の銅像がその象徴で、毎週水曜日にデモが行われています」
と言うのは、『悪韓論』(新潮新書)の著者でジャーナリストの室谷克実氏。韓国に詳しい大学教授が、話を引き継ぐ。
「あの慰安婦像が置かれたのは衝撃でしたね。大きな通りのそばにあり、いやでも目につく。その後ろの壁も如何ともしがたく、“独島の次は対馬だ”なんて書かれたポスターがこれ見よがしに貼られている。しかも、周囲には常時、警官が立っていますが、彼らの任務は慰安婦像を守ることと、反日的なポスターが剥がされないように見守ること。しかし、私たちが“竹島は日本のもの”というポスターを貼ろうものなら捕まるわけですから、まことにいびつな話なのです」
慰安婦がらみでは、さらに新しいスポットもある。
「昨年5月、ソウルの弘益大学近くのハイファッションな街に、戦争と女性の人権博物館ができた。私はまだ行っていませんが、慰安券や慰安所への出入り証、コンドームなどが展示されているほか、慰安部屋が再現され、日本大使館前にあるのと同じ少女像が飾られているとか。設立に際しては韓国政府が3500万円を寄付したほか、日本の人権団体なども5500万円を寄付していますね」
そう語るのは、元全国紙のソウル特派員でジャーナリストの前川惠司氏である。慰安婦にちなんだスポットを、もうひとつ紹介するとしよう。ソウルから30キロほど南東の広州市郊外にあるナヌムの家で、最近訪れた人に尋ねると、
「2階建ての生活館が2棟、3階建ての教育館と歴史館があって、まず歴史館に入ると、数人の元慰安婦が共同で暮らしていることなどの説明を受けました。その後、ひとりのハルモニ(おばあさん)が出てきて、日本軍によって強制的に連れ去られ、慰安所に入れられたこと、慰安所では1日に何人もの相手をさせられたこと、それが非常に苦痛だったことなどを語り、もらい泣きする人もいました」
ただし、ここを訪れる人の3分の1程度は、日本人だというから驚きである。
■突っ込みどころ満載
韓国の反日スポットといえば、ひと昔前まで、1919年の三・一独立運動発祥の地、ソウル市内のパゴダ公園だったというが、
「今はそれほど人が集まる場所ではなくなっている」
そう語る先の前川氏が、
「最大の反日スポット」
と断じ、前出の韓国人ライターが、
「韓国の幼稚園児や小学生は、ほとんどが遠足で訪れると思います」
と語るのは、やはりソウル市内にある西大門刑務所歴史館、そしてソウルから電車で1時間ほどの、天安市の独立記念館である。まず、刑務所を改装して1998年に開館した前者は、
「蝋人形による“日本人憲兵に爪を剥がされる老女”や“独立運動をする韓国人を拷問する日本人”といった展示は、その生々しさに大人でも目を背けたくなりますし、子供は泣いてしまうことも多い。目隠しをされて日本人に撃ち殺される韓国人の写真なんかも展示されています」(同)
とのこと。2010年の改修で描写が若干マイルドになったものの、内容の信憑性に疑いの目を向けるのは、先の前川氏で、
「年配の韓国人は、“あの拷問は日本軍のやり方ではないな”と言っていました。爪の間に何かを入れて剥がしたり、ムチで叩いたりしたのは李朝時代だそうです。しかし、祖先が拷問されているところを見て、この国の子供たちに何のプラスになるのでしょうか」
外国人参政権に反対する会の元東京代表の村田春樹氏も、続けて言う。
「拷問結果を待つ日本兵の蝋人形がタバコを吸っていますが、戦時中そんなことは許されなかったし、囚人がラジオ体操をしている写真の横に、間もなく処刑されたと書いてある。体をほぐさせてから処刑するだろうか。また、拷問を受け餓死させられたという説明の横に、ハンストを行ったとある。だったら食事を拒否したのではないか、と突っ込みどころ満載です」
しかし、そんな嘘八百が子供たちに刷り込まれるのだ。一方、87年に開館した独立記念館は、村田氏が、
「82年、日本の文部省の教科書検定が韓国で問題とされたのを機に、寄付を集めて建てられた反日の記念館で、400平方メートルとかなり広い敷地に7つの展示場があって、総督府時代、創氏改名、従軍慰安婦、強制連行、臨時政府樹立などの順に展示されています」
と説明し、続ける。
「入り口前の広場には、近くにあった総督府の尖塔が埋め込まれていて、度肝を抜かれました。日本の象徴を破壊して地面に埋め込んだ、という意味なのでしょう。日本人が拷問している蝋人形や、銃を向けている写真のほか、太極旗をつけた軍服姿の男が日本人を撃ちまくるジオラマもあって、そうして独立を勝ち取ったというのでしょうが、そんな史実はない。彼らの夢なのだろう、と思いました」
入場は無料。人を叩く音や呻き声も流れ、それを小学生の集団が、顔をしかめて聞いているのである。
「韓国では歴史的建造物の多くが朝鮮戦争で失われたため、観光スポットがあまりない。だから、修学旅行や社会科見学では、反日スポットを見るしかありません。でも反日教育もできるので、学校としては一石二鳥なのです」(前川氏)
朝鮮王朝の王宮で復元が進んでいる景福宮も、反日スポットだそうで、前出の国際部記者によれば、
「朝鮮王朝最後の王妃、閔妃の暗殺の様子が描かれたパネルや、閔妃のレリーフが建立されています。と言うのも、閔妃は1895年に日本軍を含む革命軍によって宮内で暗殺されたのですが、韓国は日本政府が暗殺したと主張。そうした虚偽の訴えに基づいた記念碑になっているのです」
■全土が反日スポット
ソウル市内の地下鉄駅の構内にも、新たなスポットができている。韓国に詳しいライターが言うには、
「2010年、市庁駅など数駅に、ショーケースに入った竹島の精巧なミニチュア模型が置かれ、港に接岸する船や島にある施設まで再現されています。もちろん“独島は韓国のもの”と、ハングルばかりか英語、日本語でも書かれています」
日本人には理解できない抗弁によって、反日スポットとして浮上した場所もある。先の室谷氏が言う。
「韓国の国宝第1号であるソウルの南大門で、08年の放火で楼閣はほぼ焼け落ち、5年がかりの修復作業の末、今年5月に完工式が行われました。しかし、すぐに彩色が剥がれ、材木や瓦にヒビが入ったため、安い資材を使うなどの手抜き疑惑が浮上し、朴槿恵大統領は辺英燮文化財庁長官を更迭しました。その辺氏の訴えは“日本製の接着剤や塗料を使ったから”。結果、南大門も新たな反日の象徴になりそうなのです」
要は、日本人を責める材料になりさえすれば、なんでもいいのである。
先に市庁舎のところで風水に触れたが、いかにも風水を重んじる韓国らしい反日スポットを紹介するのは、先の国際部記者である。
「今年9月、朝鮮日報に驚くような寄稿がありました。又石大学の教授が“(南西部全羅南道の)実相寺は日本に流れる地の気を遮断するために建てられた”“日本列島を連想させる紋様がある寺の鐘を一突きすると、富士山を一発殴ることになる”“風水で日本を制圧できる”と主張し、寺を訪ねて日本に影響を及ぼすことを奨励したのです」
辺鄙な場所にある寺の訪問者は増えたという。
寺をもうひとつ。韓国に現存する唯一の日本式寺院といわれる東国寺で、宗教ジャーナリストの小川寛大氏が言う。
「日韓併合後の1913年、曹洞宗が建立した寺で、戦後は荒れていましたが、政府や群山市の公費によって整備され、きれいに保存されています。要は、韓国政府が日帝統治時代の負の遺産として、日本の過去の侵略をアピールすべく、公金を投入して保存することになった。周辺には“現存する唯一の日本式寺院”という看板なども立っていますが、親日的な表現ではなく“日本がしたことを忘れるな”という攻撃的なメッセージなのです」
そこもかしこも反日スポットの韓国だが、
「私に言わせれば、韓国全土が反日スポットです」
と言い切るのは、前出の大学教授である。
「韓国では自国の歴史に関わることはすべてが反日になります。南西部の木浦の博物館など、中国共産党による虐殺の写真を日本軍の蛮行だとして紹介している。学校の教科書も反日を促していて、その意味では学校も反日スポットです」
こういう国とわかり合えるだろうか。1000年過ぎても難しいかもしれない。
※「週刊新潮」2013年12月5日号
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