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金正恩の叔父が失脚…「南北朝鮮」まるで戦争前夜の様相
http://gendai.net/articles/view/newsx/146420
2013年12月4日 日刊ゲンダイ
すでに消されてしまったのか――。韓国の情報機関、国家情報院(国情院)によると、北朝鮮の金正恩第1書記(30)の“後見人”とされてきた張成沢・国防委副委員長(67)が失脚した。11月下旬、張氏の2人の側近が公開処刑され、張氏も消息不明になっているという。
張氏は金正日の実妹の夫で、ボンボン3世の正恩にとっては叔父にあたる。後継者指名の際には、この張氏が強力に後押ししたものだ。
「張氏は、軍部を掌握する崔竜海・軍総政治局長(63)との権力闘争に敗れたとの見方が有力です。右腕の2人が公開で銃殺されたというのは、ただ事ではない。朝鮮労働党トップの張氏は軍の予算縮小を目指していた矢先で、その彼が失脚したとなれば、もはや軍部の暴走に歯止めはかからない。これによって正恩が失脚する可能性は少ないと思いますが、今後は軍部の顔色をうかがいながらの綱渡りの政治が続きます」(元韓国国防省分析官で拓殖大学国際開発研究所の高永阜、究員)
一方、韓国の鄭成長・世宗研究所首席研究委員は、正恩が昨年7月に軍での補佐役だった李英鎬・軍総参謀長を更迭したことを受け、「それだけ金正恩が権力を持っている」と3世の暴走説を説く。李総参謀総長の更迭の際も今回のクーデターを指揮した崔軍総政治局長の耳打ちがあったとされ、崔を重用するあまり、ロイヤルファミリーの一員である叔父まで“切り捨てた”というのだ。
「いずれにせよ、韓国国内は24時間態勢の厳戒警戒を敷き、“戦争前夜”の様相です。崔は今年3月、北が核打撃でソウルはおろか、〈東京、ワシントンを火の海にする〉と挑発した際の責任者。今後、日本がどうなるかも定かではありません」(高研究員=前出)
金正恩が軍部の意向にしか耳を貸さなくなっているとしたら怖い。
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